HPVワクチンで子宮頸がんリスク低下

新年最初のブログになりすね。ここ数日インフルエンザで来院される方が多いようです。お気をつけください。

さて、2010年度から公費助成、2013年4月に定期接種化されたヒトパピローマウィルス(PHV)ワクチンですが、重大な副反応と思われる問題で2013年6月から積極的な接種勧奨をさし控えるとの通達がなされ、現在もそのままの状態です。

そんなHPVワクチン接種の効果について、第22回日本ワクチン学会で報告がなされたそうです。

報告によるとHPVワクチン導入前の世代と接種率の高い世代を比較したところ、細胞診異常の出現率はワクチン接種世代では軽度異常で24%、高度異常で73%低下していたとのことです。

ワクチンの接種率と子宮頸がんの罹患リスクは逆相関をしており、HPVワクチンの効果が明確になったと考えられるとのことです。

子宮頸がんリスク低下に効果のあるHPVワクチンが安心して使えるように早くなって欲しいものです。

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年末

今朝から急に冷え込んでいますね。強力な年末寒波の影響が年明けまで続くとのことですので、お気をつけください。

さて、当医院の今年の診療も今日までです。朝から患者さんもちらほらで、ゆったりとした時間が流れています。このまま午後診療まで続くのでしょうかねぇ。

本ブログも2011年6月から開始して、今年で8回目の年末になります。来年も「医療や科学を身近に感じていただけるような」内容を書いていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

本ブログをお読みいただいた方々が良い新年を迎えられますよう、願っております。

1年間ありがとうございました。

P.S. 高校生の3分の2の裸眼視力が1.0以下になってしまったそうです・・・・・・・・

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「魔女の雑草」

当院でもインフルエンザの患者さんが出始めております。外出後のうがい、手洗いを心がけてくださいね。

さて、今回は穀物に寄生して枯らしてしまう「魔女の雑草」と呼ばれるストライガの話しです。

ストライガは、トウモロコシやキビなどのイネ科の植物に寄生し、養分を奪い取って枯らしてしまう雑草で、年間1兆円ともいわれる被害をサハラ砂漠以南の国々にもたらしているそうです。

土屋雄一朗・名古屋大特任准教授らのグループは、ストライガが自分ではほとんど栄養を蓄えておらず、発芽後4日以内にイネ科の植物に寄生しなければ枯れてしまう特徴に着目しストライガだけが反応する人工ホルモンの開発を開発したとのことです。

このホルモンにより、休眠状態のストライガは近くにイネ科の植物があると勘違いを起こし、発芽するのですが、実際には植物はなく栄養が取れずに枯れてしまうのです。

この方法で除去が困難だったストライガを「自殺発芽」させ、その後トウモロコシを育てると正常に発育したそうです。

この人工ホルモンは、琵琶湖ほどの水に小さじ一杯で効果を発揮するので、1ヘクタールあたり40円と非常に安い値段で使用できるとのことです。

「魔女の雑草」ストライガの話を書いて、以前に見た映画「悪魔を憐れむ歌」を思い出しました。悪魔が次々と乗り移って・・・・・・・・・・・・久しぶりにデンゼル・ワシントンの演技を見たくなりました。

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39〜56歳男性の風疹予防接種無料化

今年も余すところ2週間と少しになりましたね。

さて、1995年から行われている「今年の漢字」ですが、平成最後の年の漢字は「災」でした。かかる漢字は2004年にも選ばれており、2回目の登場となりました。実はこれまで3回も選ばれた漢字があるのですが、ご存知でしょうか?

答えは「金」です。お分かりの方もおられると思いますが、2000年のシドニー、2012年のロンドン、2016年のリロデジャネイロとオリンピックの年に選ばれています。

再来年の2020年東京オリンピックの年には4回目の「金」になるのでしょうかね。

東京オリンピックといえば、来年2019年から2021年までの間、39〜56歳男性の風疹抗体検査と予防接種が原則無料化されるようです。オリンピックで海外からの入国者が増えることにより、風疹の大流行を抑えるための処置だそうです。

この年代の男性は他の年代と比較して、風疹抗体の保有率が80%と低いことから上記の対応が決まったそうです。

私も対象に入っていますので、抗体検査を受けてみようかしらん。

 

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ノムシから世界最強の糸

今週末から真冬並みの寒波がやってくるそうです。風邪や胃腸炎で来院する方が増えていますので、寒波にお気をつけください。

私の子供の頃は、冬になるとミノムシがあちらこちらで木にぶら下がっていたのですが、最近はほとんど見かけなくなりました。外国から上陸した寄生ハエのせいだと言われていますが・・・・・

そんなミノムシですが、これまで自然界で最強と思われていたクモの糸より、丈夫さで2.2倍、強度で約1.8倍のたんぱく質の糸を作り出すことが分かったそうです。

さらにミノムシの糸は340℃までの耐熱性を持ち、一般的なナイロン糸の5分の一の細さなど様々な利点を持っているのです。

これまでは、ミノムシの糸をまっすぐに取り出す方法がなく、利用することが難しかったそうですが、特殊な装置で数百メートルのまっすぐな糸が取り出すことが可能となり、量産体制と早期の事業化を目指しています。

「自然界最強の糸」がクモでなくミノムシになったので、アメリカンヒーローも「スパイダーマン」から「ミノムシマン」に変わるのかしらん・・・・・・

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ゲノム編集

11月も今日で終わりですね。明日からは「師走」ですが、来週は最高気温20℃の予報です。なんだか季節感が出ませんね。(そろそろクリスマスツリーを出さなければ・・・・・)

さて、ここのところニュースで騒がれている中国の「ゲノム編集受精卵による出産」ですが、ご存知でしょうか?

発表した研究者によると、遺伝情報を書き換えた(ゲノム編集した)受精卵から双子の新生児が誕生したとのことです。

ゲノム編集自体は研究室レベルで簡単にできるものですが、人間に応用することの倫理的な問題が取り沙汰されています。「倫理的な問題」と聞くと概念的なイメージだと思われがちですが、それだけではないのです。

もちろん、「ゲノム編集」の影響が予測できないため、新生児の将来に対して無責任であるという人道的な面が大きいのですが、今回の「倫理的な問題」には人類という集団で考えた場合にも大きな危険をはらんでいるのです。

「ゲノム編集」の影響で遺伝子そのものだけでなく、遺伝子環境(エピジェネティックス)が変化して思わぬ影響を与える可能性が指摘されています。

例えば「ゲノム編集」を受けた人がウィルスに感染した場合、ウィルスの凶悪化を引き起こしてしまうかもしれません。(インフルエンザウィルスの変異は人と豚と鳥が一緒にいることで促進されることが知られています。)

最近の研究では、遺伝子情報だけでなく遺伝子環境も遺伝するとの報告もあり、何世代も後になって影響が出てくる可能性があるのです。

人類の存亡に関わる取り返しのつかない状況を招き得る技術なので研究室外での応用は、慎重の上にも慎重に行わなければならないものなのです。

今後に注視していきたいと思います。

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週末の寝だめはダメ!

朝晩寒い日が続いていますが、体調管理されていますか? まだインフルエンザの本格的な流行は来ていませんが、お気をつけくださいね。

さて、今回は「社会的時差ぼけ」(?)の話です。

「社会的時差ボケ」についてネットで調べてみますと以下の様に書かれていました。

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人には体内時計がありますが、起床・就寝の時間が後ろにずれている夜型の人は、会社や学校の始業・終業のリズムに体がついていけず、集中力が低下したり、昼間眠気に襲われたりします。海外旅行の後に生じる『時差ぼけ』に似たこんな状態は『社会的時差ぼけ』と呼ばれています」
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この状態が続くと睡眠リズムがますますずれて昼夜逆転し、集中力や判断力の低下、昼間の眠気、活動量の低下など、「社会的時差ぼけ」が悪化します。「社会的時差ぼけ」は、生活習慣病やうつ病の発症にも影響しているとの研究報告もなされているそうです。

週末の起床時間が平日よりも3時間以上遅いと、危険な「寝だめ」になります。睡眠リズムがくずれて夜更かしをしてしまい、平日の寝不足を補うために週末は寝だめをするという悪循環におちいってしまうのです。

危険な寝だめしてませんか?

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子宮移植

先日暦の上では冬になる「立冬」でしたが、全国的にポカポカ陽気で、25℃を超える夏日の地域もあったそうです。

さて、慶応大学のチームが、生まれつき子宮がない「ロキタンスキー症候群」や、がんで子宮を摘出した女性に対して第三者の子宮を移植し、妊娠、出産を目指す臨床研究の計画案を発表したとのことです。

欧米などでは50例以上に行われ、13人の子供が生まれています。今後国内での倫理的な観点と安全に行うための条件が整えるための議論が開始されるとのことです。

英語のウーマン(woman)はもともと「子宮を持つ人間」の意味だそうですが、将来的にトランスジェンダー男性に子宮移植がされる日が来るのでしょうか?

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朝ごはんを食べないと太る?

急に寒くなって、街でマフラーをしている人を見るようになりました。今年も残すところ2ヶ月となってしまいましたね。

さて、今回は以前から言われている定説「朝ごはんを抜くと体重が増える」についてです。

朝ごはんを食べないと、「カロリー摂取が減るのでは?」とか「朝食べない分、昼や夕を食べ過ぎるのでは?」と色々な意見が聞こえてきそうですね。

名古屋大大学院の小田裕昭准教授の研究グループが、この定説を実験的に確認したとの報告を米科学誌プロス・ワン電子版に報告しました。

56匹のマウスを「普通に食事を与える群」と「起床後4時間経ってから餌を与える群」の2群に分けて、14日間同じ量の高脂肪食を与えたとのことです。

実験の結果、遅れて食事を与えた群(朝食抜き)は7−8%体重が増加したとのことです。

この群では体内時計遺伝子の働きが4時間遅れて体温の高い時間が短くなったことで、エネルギー消費が減り、体重増加につながったのではないかと考察しています。

昔からいわれている定説、侮りがたしですね。

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マイクロプラスチック

昼間はポカポカ陽気ですが、朝晩に気温低下があります。この時期、何を着ようか悩みますね。

さて、最近環境汚染として注目されているマイクロプラスチック、ご存知でしょうか?プラスチックストローの使用を中止する動きもあり、少し前にニュースになっていましたね。

マイクロプラスチックの定義は、5ミリより小さなプラスチック片だそうで、地球規模の汚染が懸念されています。

今回、ウィーン医科大学などの研究チームは日本を含む8カ国で採取した8人の便からマイクロプラスチックが検出されたとの報告を行いました。

この研究は日本のほか、フィンランド、イタリア、オランダ、ポーランド、ロシア、英国、オーストリアの33~65歳の男女計8人が対象として行われました。

全員の便に0.05~0.5ミリのマイクロプラスチックが見つかり、平均で便10グラムあたり20個のマイクロプラスチックを検出したとのことです。

研究者らは「人の消化管までマイクロプラスチックに汚染されている事を示した初めての研究」と指摘しています。

体内で炎症を起こしたり、吸着した有害物質を放出したり、人体に大きな影響が出ないのかと心配になりますね。

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