母乳哺育

季節の変わり目に、体調を崩している方が多いようです。風邪や胃腸炎を予防するためにうがい、手洗いを忘れずに!

さて、米カンザス大学から興味深い報告がなされました。母乳哺育を行った母親は将来の脳卒中のリスクが低下するというのです。

閉経後の女性8万191人(平均年齢63.7歳)を平均で12.6年追跡したところ、母乳哺育歴のない女性に比して、1−6ヶ月で19%、6ヶ月以上でおよそ29%脳卒中の発症が少なかったと報告しています。

脳卒中の他にも、別の研究で母乳哺育で母親の認知症発症が抑制されるとの報告もされており、母乳哺育は子供だけでなく、母親にも様々なメリットをもたらす可能性があるのです。

父親に何かメリットは・・・・・なんだか損した気分ですね。

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医療に関する情報

今年の酷暑は何処へやら、朝晩肌寒いぐらいの気候ですね。季節の変わり目で、風や胃腸炎で受診される方が増えております。お気を付けください。

さて、今回は「医療に関する情報」について書きたいと思います。

インターネットの普及に伴って、誰でも簡単に「医療に関する情報」を手に入れることができるようになって来ましたが、手に入れた情報の信憑性を判断することが、大変難しくなっています。

例えば、「ピロリ菌除菌中は禁酒が必要か?」という質問に対して、色々と調べた結果95%の人が『禁酒が必要である。』と間違った回答をしたそうです。誤答をした人の3割は医師などの医療者に聞いたのに正解にたどり着けなかったとのことです。

日本ヘリコバクター学会のガイドラインでは「アルコールの摂取は除菌率に関係しない」と明記されているのですが、二次除菌治療の場合は「禁酒指導は徹底させる必要がある」と書かれており、「除菌中は禁酒」のイメージだけが記憶に残ってしまうのでしょう。

感覚的にも、二次除菌で「禁酒」が必要なら、一時除菌でも「禁酒は」一寸は良いことをするのではないかと思いますよね。

「医療に関する情報」は頭で考えたことと、事実が異なることも多々あるものなのです。

とかく医療はややこしい・・・・・・・・・

 

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世界で14億人が運動不足

台風に地震と天災が続いていますね。被害を目の当たりにして、改めて危機管理の重要性を痛感しました。

さて全世界で190万人の運動量についての追跡調査をWHO(世界保健機関)が行ったところ、世界の女性の3分の1、男性の4分の1が運動不足による心筋梗塞や糖尿病のリスクにさらされていることが判明したそうです。

運動不足の基準は良くわかりませんが、この傾向は2001年以来変わっていないとのことです。近年各国での健康ブームや公衆衛生当局が積極的に取り組みにもかかわらず、改善していないのです。

WHOは論文の中で「運動不足は非伝染性疾病の主要な危険因子であり、心の健康や生活の質にも悪影響を及ぼす」と警鐘を鳴らしています。

「この週末には体を動かしてみようかしらん!?」と思いました。

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セミの羽で細菌を串刺し!

また大型の台風が向かってきていますね。毎回「最大級の注意を!」と言われると、狼少年のように思ってしまいますね。

さて、関西大学の研究チームが、クマゼミの羽にある微小な突起を再現することで、抗菌作用を発揮する材料を作り出すことに成功したとの記事が出ていました。

クマゼミの羽には200ナノメートルの突起が1マイクロメートルあたり30〜40個規則正しく並んでいて、水を弾いたり光の反射を抑えて羽を透明に見せたりすることが知られているそうです。

羽に細菌が付着すると、この突起が生け花の剣山のように突き刺さり、細胞膜を破壊することにより細菌を死滅させるのです。実験では24時間後の大腸菌の生存率は1%を大きく下回ったとのことです。(99%以上除菌!)

薬剤や金属を使わないので、耐性菌やアレルギーの問題もなく殺菌できるのは素晴らしいですね。

製造コストの問題など解決しなければならない課題がまだまだあるそうですが、市場に出てくるのが楽しみですね。

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月面に水があった!

昨晩台風20号が大阪を通過しましたが、今年は台風の発生数が多いばかりでなく、本当に珍しい三重県に上陸して西進する異常なものも出現して、変な感じですね。

さて、以前から月の岩石に水分が含まれているとの報告がありましたが、先日NASAが月を周回しているインドの探査機のデータから、月の両極に大量の氷があることを直接確認したとの発表を行いました。

NASAの長官は、「月面に何千億トンもの氷が存在すると分かった」と述べたそうです。

月面に水があれば、飲用水として利用したり、ロケットの原料や電気分解して酸素の原料にすることができます。月面活動に必要な水を全て地球から運ぶことは、経済的にも技術的にも困難であることを考えると、月面基地のハードルが一つ無くなるかもしれません。

アニメの世界だと思っていた月面都市「ルナシティ」がもしかしたら、実現するかもしれませんね。

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クロップマーク

当院ではお盆の連休も終わり、本日より通常診療を行っております。

今朝は涼しい風が吹き抜けて気持ちよかったですが、本当に暑い夏でしたね。熱中症で運ばれる方が急増したとのこと・・・・・暑くていいことないなぁと思っていたところに、思わぬ記事を見つけました。

英国でも数十年ぶりの猛暑に見舞われていたのですが、その猛暑のおかげで新しい遺跡の発見が相次いでいるとのことです。その中には数千年前の新石器時代のモニュメントなども含まれ、話題になっているとのことです。

どのように猛暑が遺跡発見に役立つのでしょうか?

実は遺跡などが埋まっていると地下環境が変わるため、植物の生育に周辺との差が出るのだそうです。この目印を「クロップマーク」と呼んでおり、遺跡発見の手がかりになるのです。猛暑のせいでクロップマークが目立つようになり、相次ぐ遺跡の発見につながっているとのことです。

猛暑が役立つこともあると思うと、何だが爽やかな気分になりますね。

でも、数千年前の人類の営みが現在にも影響を及ぼしていると考えると、化石燃料の使用による地球温暖化がいつまで影響を及ぼすのか心配になりませんか?

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消毒の父

当医院は明日11日からお盆の連休ですが、皆さんはどのような予定をされていますか?これまでの経験を過信せずに、外出時には水分補給にペットボトルを携帯したり、帽子を忘れないようにしてくださいね。

さて、現在では子供でも知っている「消毒」の重要性ですが、19世紀に病原菌が発見されるまでは当時の医師すらも「消毒」の有用性を理解していなかったそうです。

消毒の父として知られるのはハンガリー人産婦人科医のイグナーツ・ゼンメルワイス(Ignac Semmelweis)です。彼はウィーンの病院に勤務している時に、医学生の臨床実習を行う病棟と助産婦の実習を行う病棟で、お産後の敗血症での死亡率が極端に違うことに気付き疑問に思ったそうです。

当時の医学生は遺体の検視を終えると、そのままお産の介助に入っていたことと、同僚が検視後に妊婦と同じ敗血症で亡くなったことから、遺体には目に見えない「致命的な粒子」があると考えれば疑問が氷解すると思い至ったのです。(病原菌が発見される数十年も前の話です。)

そこで、お産の介助に入る前に厳重な「消毒」を義務付けたところ、敗血症での死亡を根絶することに成功したとのことです。

これだけ素晴らしい発見をしたのでゼンメルワイス医師は賞賛されたに違いないと思いますよね。しかし豈図らんや、妊婦死亡の原因が自分たちにあると真実を突きつけられた同僚の産婦人科医師たちからひどい反発を受け、業績を認められることなく失意のうちに47歳で亡くなってしまうのです。

今年はゼンメルワイス生誕200周年だそうです。「現象から問題を見つけ原因を探り出す」科学者の基本が当時の医学界には受け入れられなかった事は悲劇ですが、現在「消毒」は医療の根幹をなしています。

「消毒の父」、その先見の明恐るべしですね。

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桃が5個あります・・・・・・

酷暑と言っていい状態が続いています。十分な水分補給と塩分補給を心がけてくださいね。トイレの回数が極端に減ったり、尿の色が濃い場合は脱水傾向かもしれません。体重計に乗って、体重が減っていればさらに注意が必要です。

さて昨今、小学生のテストや宿題を見で頭を捻ることが多いとの投稿をよく見かけるようになりましたが、ネットでこんなのを見つけました。

「桃が5個あります。3個もらうと全部で何個になりますか」

「??????」と思われませんか?

どこに桃が5個あって、誰が何処から3個もらうのでしょうか?5個のうちから3個もらって、全部で桃がいくつかと問うているとすると桃は5個ですし、よそから3個もらってくれば全部で8個・・・・・・

解けないですよね。

投稿した人は困って高校生の娘さんに聞いたところ、「全部で?は足し算、残りは?は引き算」という暗黙のルールになっているので「5+3=8」が正解と即答したとのことです。

「桃が5個と3個あります。全部で桃は何個になりますか」ではダメなのでしょうか?
「もらう」と書き加えて、混乱させることが目的なのでしょうか?

本質は何処にあるのかを置き去りにして、自分たちで勝手に決めた「暗黙のルール」が一人歩きすることは、小学校のみならず医療の世界でも蔓延し始めています。

本当に困ったものです。

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火星に液体の水!

大雨の後は、酷い猛暑。週末にかけて台風直撃の可能性。今夜の皆既月食も望み薄ですかね。

さて生命の材料である有機物が岩石から見つかるなど何かと話題になっている火星ですが、イタリア国立宇宙物理学研究所のチームが、火星の南極にある氷の下に「液体の水」がある可能性が高いと発表しました。

火星探査船「マーズ・エキスプレス」の電波観測のデータを解析したもので、厚さ1.5Kmの氷の下に湖のように液体の水が存在する可能性が示されたとことです。

氷の下は氷点下70度の極寒だそうですが、氷による圧力と塩分濃度が高いため水が液体の状態で存在していると考えられるのだそうです。

研究所のロベルト・オロセイ氏は「生命にとって好ましい環境ではないが、水中では単細胞生物などが生き残れる可能性がある」としている。

小説に出てくるタコのような「火星人」はいないにしても、「火星生物」がいるかもしれないと思うと不思議な気持ちになりますね。

火星に好奇心(キュリオシティ)は尽きないですね。

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本日は土用の丑の日

茹だるような暑さが続いて、熱中症で搬送される人が急増しているようです。温度・湿度管理と水分補給を万全にして、予防を心がけてくださいね。

さて、本日は土用の丑の日です。当医院の近くにある有名うなぎ店では、予約の持ち帰りのみの営業になっているのですが、朝から順番待ちの列が出来ています。閉店まで、忙しい時間が続くと思いますが、店員さんや行列に並んでいる人が熱中症にならないか心配です。

心配は熱中症に止まりません。シラスうなぎ(うなぎの稚魚)の不漁は以前から続いていて、取引価格も去年より3〜5割も上昇しているとのことです。蒲焼一尾3000円でも原価割れをするとうなぎ店は嘆いているとのことです。

そういえば8年ほど前に「うなぎの完全養殖成功!!」と大々的に報道されたのですがどうなったか気になりませんか?ネットの記事によると、量産化・効率化が上手く行っていないとのことです。

原因の一つは、うなぎが成長するのに約1年間かかるため手順を改良しても結果が出るのが1年後であり、なかなかとんとん拍子では進まないことにあるようです。

それでも、今年は人工育成したシラスうなぎを養殖業者さんに無料で提供して、将来商品になるか検討を始めたとのことです。

完全養殖のうなぎ・・・・・・・どんな味がするか今から楽しみです。

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