健康と病気の狭間:未病(1)

一般的に「私は、健康だから病院に通っていない。」という内容の会話がごく自然に話されています。確かに、何年も病院にご無沙汰されている方も多いのではないでしょうか?また、風邪をひいたときぐらいかなぁ?との声も聞こえてきそうです。

では、「病気でない = 健康」なのでしょうか? この質問に、漢方薬のコマーシャルで近年よく使われている「未病(みびょう)」というフレーズを思い出した方も少なくないのではないでしょうか?この「未病」は東洋医学の専売特許のように連呼されていて、症状は出ていないけど放置しておくと病気になってしまう「病気と健康の間の状態」を表しているのだそうです。

あれ?と思われた方もおられると思いますが、この「未病」の考え方はまさに「生活習慣病」の考え方と多くの部分を共有しています。高血圧や糖尿病などの生活習慣病は、痛いとか痒いなどの症状はないのですが、放置しておくと「動脈硬化→心筋梗塞、脳溢血、腎不全」等の本当の病気になってしまうのです。ですから「生活習慣病」は「未病」の状態と言えるのではないでしょうか?

「未病」の状態は「病気」ではないので「治療」ではなく「養生」が必要なように、心筋梗塞などには「治療」が必要ですが、未病である「生活習慣病」には「予防(養生)」が必要なのです。

 

「私は、健康だらか病院に通っていない。でも、医院で未病(生活習慣病)の養生(予防)をしているだ。」と自信を持って言っていただけるようになるには?と日々頭を捻っています。

 

.