健康と病気の狭間:未病(2)

高血圧などの生活習慣病で、薬の服用を勧めるとよく「何が悪かったのでしょうか?」と質問される事があります。本当に何気ない質問なのですが、何時もどの様にお答えしようか一瞬言葉に詰まった後に、「そもそも・・・・・・」と長い説明を始める事が常です。これまでのブログをお読みいただいている方は、どの様な話になるかお解りだと思いますので、簡単にまとめてみます。(詳しくお知りになりたい方は、過去のブログを参照ください。)

はじめに「そもそも、生活習慣病はいわゆる病気ではないのです。」前回のブログの内容と重なりますが、生活習慣病は動脈硬化という本当の病気になってしまう前の「未病」の状態なのです。「何かが悪かったわけではなく、悪くならないように予防(養生)をしている」のです。

次に「そもそも、生活習慣病は生きていくのに必要なシステムの困った面が出やすいだけなのです。」例えば海外のジーンズを買って裾上げをした場合、ビックリするぐらいの生地が切り取られていることに愕然とすることがあります。私の足の長さ(体質)がジーンズの裾の長さ(環境)にあっていないだけで、何かが悪かったわけではないのです。自分の体質に環境を合わせれば(ジーンズの場合は裾を上げれば)良いのです。生活習慣病で環境を体質に合わせる方法には、生活習慣の改善や「くすり」があることは以前のブログで書かせていただきました。

最後に「そもそも、生活習慣病の原因と言われる塩分・喫煙・カロリー過多・ストレス等は、多くの人で見た場合に『悪い』のであって、その人にとって『悪い』かどうかは判らないのです。」大変説明が難しいので、次回のブログで詳しく書きますね。

(長いので次回に続きます。)

 

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