むずむず脚病?(レストレスレッグス症候群)

最近は突然の雷鳴や豪雨が当たり前で、気楽に自転車で出かけると1時間程も足止めされることを覚悟しておかないといけないようです。気象庁によりますと9月まで残暑が続くようですので、体調にご注意ください。

みなさんは「むずむず脚病」という病気をご存じでしょうか?(風変わりな名前ですね。)
ネットで検索してみると・・・・・・・
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むずむず脚症候群は、ヨーロッパでは17世紀からこれに相当する病気の報告があり、1960年になり米国のエクボン博士により同博士の名前を取って、エクボン症候群(英: Ekbom syndrome)と初めて名前が付けられた。日本では1997年に日本睡眠学会に米国より現状調査の依頼があり、日本国内で俄かに注目されるようになった。現在では広く見られる神経疾患となり、患者が脚を動かさずにはいられない状況から、「下肢静止不能症候群」とも呼ばれる。
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との記述があります。

要約すると、痺れや痛みまたは異常感覚(むずむず)によって脚をじっとしておけない(静止不能)状態になる病気です。特に夜間就寝時に症状を強く感じて、不眠の原因にもなる事があります。この病気は、明らかな原因が不明なことと、この病気があまり知られていないことにより、症状の強い場合には医療不信やうつ病の引き金になることさえあるようです。
近年では服薬により脊髄神経の過敏性を抑えることで、症状が改善する事が可能となっています。ちなみに統計的には人口の2〜5%にこの病気があるそうですので、全国には何百万人の「むずむず脚症候群」の方が居られる計算になります。「もしかして・・・・」とお気づきになりましたらお気軽にご相談ください。

 

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