副作用と代償機転(1)

9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続いています。この時期に夏の疲れが、出てしまうこともありますのでお気を付けくださいね。

さて、今回から「副作用と代償機転」について書きたいと思います。私の頭の中には色々とお伝えしたいことが駆け巡っているのですが、拙い文章力で何処まで表現できるのか少し心配です。そこは、「案ずるより産むが易し」の精神で、思い切ってはじめてみます。


たぶん、「副作用という言葉は耳慣れているけど、代償機転という言葉は知らないなぁ」といわれる方が多いのではないでしょうか?「代償+機転」で代償機転(だいしょうきてん)なのですが、眼にも耳にも、難しそうな印象を醸し出していますよね。
調べてみますと「代償:目的を達するために、犠牲にしたり失ったりするもの。」と書かれています。(そう言えばドラマの台詞に「命の代償として・・・・・・」なんてありましたね。)後は機転ですが「機転を利かせて危機を回避した。」の様に使われて、素早い応答や働きを示すようです。

これらを総括しますと医学分野でいわれる代償機転は「生命活動や生体の安定(ホメオスターシス:恒常性)を保つために起こる素早い生体応答」と書けると思います。わかりやすい例としては、「怪我などで出血すると脈が速くなることにより(代償機転)血圧を保とうとする(安定性)」などが思い当たります。この様に我々の体の中では、様々な代償機転が日々働いてホメオスターシスを保っているのです。

次回は副作用について説明したいと思います。