手荒れ・アカギレ(3)

前回まで書いてきた手荒れ・アカギレの原因を踏まえて、今回から手荒れアカギレの治療について書こうと思っていたのですが、意外に「洗いものをするとき手袋をしているのに、手荒れが改善しない。」と言われる方が多いので、今回は手袋による手荒れ・アカギレの予防について書きたいと思います。

手荒れの主な原因は、人間の皮膚から分泌される皮脂と水分が混じり合い乳化して出来た皮脂膜が色々な原因で無くなってしまう事でしたね。簡単に言えば、皮膚のバリアが無くなり、水が外に逃げていくイメージで間違いないと思います。

余談ですが、地球には分厚い大気のバリアがあるので豊富な水が地表に残っていますが、地球よりかなり小さな月は重力が小さいため「分厚い大気のバリア」を作れなかったため、外に水が逃げて行ってしまい、ご存じように表面が砂漠のようになっています。(何だかお肌と似ていますね。)

話を元に戻して、手荒れ・アカギレの原因から考えると皮脂膜を守るために洗いものなどをする場合、手袋を使用するのは予防として正しいのです。ではどうして、手袋をしても手荒れが改善しない人がたくさんいるのでしょうか?

多くの洗いもの用の手袋はゴムで出来ているのですが、ゴムは古くなると硬化しかぶれやすくなるのです。しかも、元々手荒れがあるとさらにかぶれやすい状態になっているのは簡単に想像がつきますよね。最初は手のひら側だけだった手荒れが、手袋をしてから手の甲などに広がって来たら、ゴムのかぶれを考える必要があります。

安全なのはディスポのポリエステルの手袋で、
破れるたびに使い捨てどんどん新しいものを使用する方法があります。
最近ではドラッグストアーなどで安価に購入できるので、心当たりのある方は試してみられると良いかもしれません。

手荒れにかぶれ・・・・・・働いている人の手は大変ですね。
 






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