流行語と7人の白雪姫

今年も残すところ3週間と少しですね。色々なことがありましたが、本当に「光陰矢のごとし」でビックリしますね。来年は年明からスタートダッシュ出来るように、今から環境を整えておく必要がありますかねぇ?

さて以前のブログで

『検査異常に「倍返し」されて「じぇじぇじぇ」と驚く前に、いつ行動を起こせばいいのでしょうか?
もちろん「今でしょ!」
(さて、今年の流行語大賞はどうなるのか今から楽しみですね。)』

と書いたのですが、今年は上に書いた「倍返し」「じぇじぇじぇ」「今でしょ!」に「お・も・て・な・し」を加えた4つが選ばれたそうです。どれが選ばれるのか楽しみにしていた身には、チョット肩すかしを喰らった感じもします。

沢山選ばれるといえば、幼稚園などの生活発表会で「白雪姫」などの劇をする時に小人が7人ではなく「白雪姫が7人(またはそれ以上)」もいることが、結構あるそうです。一人の子供が多くの台詞を覚えられない等の理由はあると思いますが、やっぱり違和感を感じてしまいます。

色々な配慮から「一つに絞る」のではなく複数を選ぶ事は良いと思うのですが、その決定が「問題を起こさないため」や「批判・責任の回避」に基づいているとすれば、困ったものです。

医学の世界では、目の前の症状に振り回されてどんどん病名を増やしていくのは、「誤診を生む苗床」だといわれ、特に研修医の時代には堅く戒められます。

安易に「一つに選択をしない」風潮が蔓延するのではないかという私の心配が、無用な物になってくれればと思っています。

『検査異常に「倍返し」されて「じぇじぇじぇ」と驚く前に、いつ行動を起こせばいいのでしょうか?
もちろん「今でしょ!」 きむ循環器内科医院はいつでも「お・も・て・な・し」の心でお迎えしております。』

 






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