デジタルとアナログ

最近やっと、ガラパゴス携帯電話(ガラケー)をスマートフォン(スマホ)に変えました。以前は、「携帯電話」と「手帳」それに「筆入れ」を持ち歩いていたのですが、「スマホ」が一つあれば事足りることが多いので、以前活躍していた三種の神器(?)は家でお留守番状態です。

デジタルはもともと「指で数を数える」という意味が基になっているので、「ひとつ、ふたつ、・・・」と誤差を切り捨てて、きれいな数字にする考え方なのです。以前はコンピュータが一度に扱える数字がそれ程大きくなかったため、誤差が大きくなり今ひとつだったのですが、最近はコンピュータの能力も上がり、スムーズに使えますね。

しかし殆どの場合はストレスが無いのですが、一寸したメモを取りたい場合の利便性は、アナログの紙に敵いませんね。

コストや利便性の面が強調され、多くのものがデジタル化されていくのは今の時代の流れですが、デジタル化するためには、何かを「切り捨てて」いることを忘れると思わぬしっぺ返しに合うかもしれません。(映画の題材になりそうですね。)

デジタルは電気製品に関係することだ思っておられる方が多いと思いますが、医療の世界における「症状」は「ある・ない(出る・出ない)」で表現されるまさに「デジタル」で語られる事が多いのです。

一般に「症状がない」時は「健康(正常)」で「症状がある」時は「病気(異常)」だと単純に考えがちなものです。確かに風邪などの急性疾患で、原因となるウィルス感染と症状が良く一致している場合はそうです。

しかし、生活習慣病のように「原因となる異常」と「症状の出現」が十数年も隔たっていたり、不整脈や目眩のように「原因となる異常」はあっても必ず起こるのではなく、ある「確率」で出現する様な疾患の場合には「デジタル」の考え方は当て嵌まりませんし、病気の理解の妨げになることはご理解いただけると思います。

「症状」についてはまだまだ書きたいことがあるのですが、長くなりそうなのでまたの機会に譲りたいと思います。






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