ニューラライザー

今回の題名に「???」と思われた方、ニューラライザーは映画メン・イン・ブラック(MIB)の中に出てくる「記憶消去装置」の事です。

異星人を見てしまった市民に向けて、エージェントJ(ウィルスミス)がポケットから取り出し、ボタンを押すと「ビカッ」と青白い光が出て、見ていた人々の記憶がきれいさっぱりと消えてしまうのです。

何作目かでは自由の女神が手にしているトーチが、巨大なニューラライザーで青白い光を発しニューヨーク全市民と映画を見ていた人の記憶を消してしまうのがラストシーンになっているぐらい、MIBの中では主要なアイテムになってます。

今回ニューラライザー(記憶消去装置)の話をしたのは、ネットでこの様な記事を見かけたからです。

「<記憶消去>マウスの学習成果消すことに成功 記憶の場特定」
マウス15匹を使い、足元の回転が次第に速くなる機器に乗せて走らせる実験をすると、最初は平均約2分半で落下したが、練習させると4分近く落ちずに走れるようになった。脳に青い光を当てると、3分弱で落下し、学習により得られた記憶が消えたと考えられた。

もちろん通常のマウスではなく、神経細胞が青い光に反応するように遺伝子改変されているのですが、神経細胞を死滅させずに記憶を消すことが出来たのはすごいことなのです。

記憶を消す青い光と聞いて、メン・イン・ブラック(MIB)を思い出すのは、無理からぬ事だと自分を納得させて今回のブログを終わりたいと思います。

 

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