何だか、夏だか秋だか分からない気候が続いていますね。
さて、米国小児科学界から『妊婦に対して「アルコールは一切飲んではいけない。たとえ少量であっても絶対にダメ」』との報告書が出されたようです。
報告書では、妊娠期間のどの段階でも妊婦のアルコール摂取は安全とみなすことが出来ず、生まれながらの障害や生後の認知問題の最大の原因であるとしています。さらに強い口調で、飲酒をしなければこうした障害は予防できるといっています。
この報告書は、米国疾病センターが2011〜2013年に実施した調査に基づいてなされたとのことです。調査結果によると妊娠3ヶ月目までに飲酒した場合(毎日1杯以上)、子供に悪い影響のある可能性は12倍と推測され、妊娠期間を通じて飲酒した場合には何と65倍に達するとの事です。
もちろん妊婦のアルコール摂取については適量であれば問題ないとの研究もあり、飲酒が出来ない事によるストレスも胎児に良い影響は与えないと思われます。
しかしこの報告書を見ると、少なくとも習慣的な飲酒は控えるに越したことはないということでしょうかね?
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