ゲノム操作でブタの筋肉倍増

最近、気温・天候不順で何だか体調がすぐれない方や、風邪での受診が多くなっています。手洗いやうがいが案外有効かもしれませんよ。

さてビックリする話題がネットにありましたので、書いてみたいと思います。

明治大や広島大などの研究チームが、豚の遺伝子を改変して普通の豚より筋肉量の多い豚を作り出したとのことです。方法としては、筋肉の成長を抑える遺伝子「ミオスタチン」を働かなくしたのだそうです。

食肉として買い取られる筋肉量が1.4〜1.7倍になるそうなので、豚肉の生産効率は当然良くなりますよね。経済的には良いかもしれませんが・・・・・・・大丈夫なのだろうかと思ってしまいます。

トウモロコシなどの遺伝子改変作物の安全性や規制の議論もまだ煮詰まっていないのに、「豚肉よお前もか!」と言いたくなる気持ちです。

新しい技術が登場するたびに、経済的な目標のために消費者にしわ寄せが知らないうちに来るのはあってはならないこと思います。

かつて二宮尊徳が言ったように、「道徳なき経済は罪悪であり 経済なき道徳は寝言である」なのでしょうかね。皆さんはどう思われましたか?

 

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