重力波と胃薬(1)

今回のブログは「バナナの黒点と皮膚がん」について書こうと思ったのですが、「重力波の直接観測に成功!!」との報道が急に飛び込んできましたので、題材を変更して書きたいと思います。

さて「重力波」が直接観測されたことが、何故大騒ぎになっているのでしょうか?

100年前に提唱されたアインシュタインの「一般相対性理論」から「重力波」の存在が導き出せるのですが、「重力波」が実際に観測されたことで、「一般相対性理論」がこの世界を正しく表している(記述している)証拠が見出されたのです。

それの何がすごいのと言われそうですが、この世界がどの様に成り立っているのか調べる方法が増えたと考えれば、今まで分からなかった事が解るようになる可能性がるのです。(白黒テレビを見ていた人がいきなりハイビジョンを見せられような変化を重力波は私達に起こすかもしれません。)

また、SFで流行の平衡宇宙(パラレルワールド)との通信は「重力波」を使って理論上出来るとの事なので期待が膨らみますね。(パラレルワールドがあればですが・・・・・・・)

正しい理論は、この世界の秘密を解き明かす時にまさに「羅針盤」の働きをするので、「一般相対性理論」が正しい方向を指し示す事が物理学の世界では大変重要なことなのです。

「重力波」の直接観察本当にすごいですね。(一般にはノーベル賞確実だと言われています。)

続けて胃薬について説明しようと思ったのですが、長くなりそうなので次回にしたいと思います。

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