まだまだ寒いなぁと思っていたら九州ではそろそろ桜の開花宣言が出るそうで、確実に春は近づいているのですね。
今回は、九州大学大学院1年生が、まるで蜂のような蛾を発見したのと話題です。
沖縄県北部にある国頭村で虫が飛んでいるのを見て、(私だったらそのまま無視・・・・バキ!!)
『後ろ足を下げてゆらゆらしと飛ぶアシナガバチとは違い、後ろ脚を後ろに伸ばしてゆっくりまっすぐ飛んでいた。虫好きじゃないと気付きにくかったのかもしれない。網の中のスカシバガは図鑑で見た覚えもなく、新種ではないかと心躍った。』のだそうです。
これまでも数え切れないほど多くの人がその姿を見ていたはずなのですが、普通の「アシナガバチ」としか思っていなかったのです。
飛び方のチョットした違いに気付いたのは、研究者としての資質がなせる業でしょうか?
診療でもかくありたいと思うのですが、病気で「見た目」が変わることは少ない(特に循環器領域では)ので、患者さんの自覚症状に頼る部分が大きくなります。
そんなわけでもし当院を受診されることがありましたら、「根掘り葉掘り聞いてきて、煩い先生だなぁ」と思わすにご協力お願いいたしますね。
.