サーファーと納豆アレルギー

「納豆アレルギー」って聞いたことありますか?文字通り「納豆」に対する「アレルギー」なのですが、何故かサーファーなど長時間海の中に居ることが多いとの事です。(納豆アレルギーの約八割)

「サーファー」と「納豆」と聞いて、すんなりと腑に落ちる人は殆ど居ないのではないでしょうか?

かく言う私もその一人で、「日焼けしてビタミンDが・・・・・・」等と「風が吹けば桶屋が儲かる」的な思考の海原を漂ってしまいました。

「サーファー」と「納豆」という奇妙な組み合わせの謎を解いた横浜市大の猪又直子先生も不思議に思っていたそうなのですが、ある出来事をきっかけとして原因を理解できたそうです。

その出来事は、猪又先生が「納豆アレルギー」で診療していた患者さんが中華料理を食べた後、強いアレルギー反応を起こしたことなのです。その方が食べた中華料理の中に、今回の謎を解くキーとなる「クラゲ」が含まれていたのです。

調べてみると、納豆菌が産生するポリガンマグルタミン酸(納豆のネバネバに大量に含まれている)がクラゲの毒胞にも含まれていることを突き止め、クラゲにさされることにより「納豆」のポリガンマグルタミン酸に対するアレルギーが起きるメカニズムを明らかにしたのです。

このことは2014年に学会発表がなされたとのことですので、進歩した現代医学でもまだまだ解らないことが沢山あることを感じていただけたのではないかと思います。

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