30万円のウォークマン

今朝は涼しい風が吹いて、水撒きをしていても汗をかきませんでした。空を見上げると、雲が高く秋の空になっていました。

さて、今回はオーディオの話題です。1979年に発売されて大人気を誇ったウォークマンに、30万円の新機種が出るというのです。発売当初のカセットテープ型のウォークマンは、3万3千円だったそうなので、およそ10倍!!ですね。

価格が安く大量生産できるのがデジタル化のメリットなのですが、今回のウォークマンはデジタルオーディオなのに何故こんなにも高価なものになってしまうのでしょうか?

もちろん音質にこだわって高級な部品を使うからなのですが、それには単なる自己満足では無い理由があるのです。

デジタルオーディオはアナログオーディオと比べて、ノイズが少なく(S/N比が大きい)劣化しないのですが、原理上時間を正確に刻むことが必要なのです。この時間を正確に刻むためには高価な部品が必要になります。

デジタル機器の時間が正確でなければどんなことが起きるかといえば、フィルムの送り方が一定でない映画を見ると人物の動きが「カクカク」と不自然に見えるように、音楽の抜けが悪く不自然に聞こえるのです。

普通に音楽を聞き流す場合にはそれ程気にならない程度ですが、音楽を楽しもうとした場合には、ほんの一寸した時間のずれが大きな差となって聞こえるのだそうです。

つまり人間の聴覚には「刹那」の違いを聞き分ける能力が備わっていると言えるのです。

さらに一般のオーディオではノイズ対策が大切で、小さな空間に色々な電子機器を詰め込むのは至難の業だそうです。

そういえば、ノイズ対策のためにオーディオマニアが自宅専用の電信柱(マイ電信柱)を立てる事もあるという記事を思い出しました。「電柱一本100万円」「ウォークマン一台30万円」高いのか安いのか・・・・・・・・・・・・?