ソーダ税

今週初めは夏日が続いていましたが、本日から最高気温も落ち着くようですね。10月も後半になってきて、北海道では例年より1週間以上早く雪が降ったそうです。秋を楽しむ余裕があるのかしらん。

さて、本日のブログは「ソーダ税」についてです。WHO(世界保健機構)が「糖分の多い飲料に課税を」するように呼びかけたそうです。課税すれば価格が上がり、糖分の過剰摂取による虫歯や肥満、糖尿病の予防になるというのだ。

コロンビア大学の試算によると、『アメリカ全土で10年間、糖分の多い飲料に約30ml(1オンス)当たり約1円(1セント)を課税するとしたら、計1兆7600億円(170億ドル)以上の医療費が削減でき、年1兆3500億円(130億ドル)の税収がある。』とのこと。

この動きを受けて、ペプシコーラが世界で販売する自社製の飲料に含む砂糖の量を減らすと発表したそうです。

個人の嗜好と医療費の増大の綱引きが世界的に始まっているようです。

(以前のブログ「スティックシュガー50本分」もご参照ください。)

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