ピーナツアレルギー

東日本は涼しいのに、大阪は暑さが続いていますね。

さて、今回はオーストラリアの研究者チームがピーナツアレルギーを改善する可能性のある治療法を見つけたと発表した話です。

メルボルンの小児医療研究所マードック・チルドレンズ・リサーチ・インスティチュートはピーナツアレルギーのある子供達に、1年半の間乳酸菌の一種「ラクトバチルス・ラムノサス」と少量のピーナツを徐々に量を増やしながら食べてもらったそうです。

その結果、82%の子供がピーナツ耐性になり、耐性を獲得した子供の8割が4年後でも問題なくピーナツを食べれるとのことです。

ピーナツアレルギーは、死に至るアナフィラキシーショックを引き起こす恐れがあり、アレルギーのある子供には朗報になるかもしれないと記事はつたえていいます。

以前から、アレルギーの原因となる食物を少量づつ摂取することにより、耐性が得られることは知られていましたが、乳酸菌を併用することで成功率が向上する可能性があるのかもしれません。

この治療法もまだまだ未知な部分があり専門家の指導のもと行われており、気楽に真似することは大変危険ですのでお気をつけください。

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