子は親をうつす鏡

最近めっきり秋めいて、過ごしやすいですね。(湿度が高い日はありますが・・・・・)

さて、今回は昔からよく使われる言葉を取り上げてみたいと思います。

『「子は親をうつす鏡」
子に対する親の情愛やしつけが子に反映するから、子を見れば、どんな親か知ることができる。

(ことわざ辞典 第2版 新修 より)』

このことわざ、一度は聞いたことがありますよね。それが「ことわざ」に留まらない事の一端を示した研究が、米マサチューセッツ工科大(MIT)の研究チームから発表されました。

生後13か月~18か月の赤ちゃん68人に、箱に入った人形を大人が「30秒間努力して取り出す」または「10秒で容易く取り出す」様子を見せたあと、大きなボタンのついたチャイムを渡したところ、「努力して取り出す」様子を見せた赤ちゃんは「容易く取り出す」様子を見せた赤ちゃんに比べて、2倍ボタンを押す回数が多かったのとことです。

この結果から研究者は、大人が努力する姿を見た赤ちゃんは我慢強く物事に取り組むとする結論を導き出しています。

本当に?と思いながら、なんだか納得してしまいますね。

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