桃が5個あります・・・・・・

酷暑と言っていい状態が続いています。十分な水分補給と塩分補給を心がけてくださいね。トイレの回数が極端に減ったり、尿の色が濃い場合は脱水傾向かもしれません。体重計に乗って、体重が減っていればさらに注意が必要です。

さて昨今、小学生のテストや宿題を見で頭を捻ることが多いとの投稿をよく見かけるようになりましたが、ネットでこんなのを見つけました。

「桃が5個あります。3個もらうと全部で何個になりますか」

「??????」と思われませんか?

どこに桃が5個あって、誰が何処から3個もらうのでしょうか?5個のうちから3個もらって、全部で桃がいくつかと問うているとすると桃は5個ですし、よそから3個もらってくれば全部で8個・・・・・・

解けないですよね。

投稿した人は困って高校生の娘さんに聞いたところ、「全部で?は足し算、残りは?は引き算」という暗黙のルールになっているので「5+3=8」が正解と即答したとのことです。

「桃が5個と3個あります。全部で桃は何個になりますか」ではダメなのでしょうか?
「もらう」と書き加えて、混乱させることが目的なのでしょうか?

本質は何処にあるのかを置き去りにして、自分たちで勝手に決めた「暗黙のルール」が一人歩きすることは、小学校のみならず医療の世界でも蔓延し始めています。

本当に困ったものです。

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