ネイチャー誌、サイエンス誌の9割は嘘?(1)

また週末に台風ですね。早々に運動会を月曜の休日に延期する学校もあるようです。電車などの予定運休など、対応が以前より早くなっていますね。

今週の話題といえば、もちろん京大名誉教授の本庶佑先生がノーベル医学・生理学賞を受賞したことでしょう。抗がん剤の「オプシーボ」開発の端緒となったDP−1を1992年に発見したことに対しての受賞だそうです。本当におめでとうございます。

会見で名誉教授は以下のように話されたと、記事になっていました。

『自らの研究に対する姿勢を問われると、好奇心と「簡単に信じないこと」の重要性を強調。「(科学誌の)ネイチャーやサイエンスに出ているものの9割は嘘で、10年経ったら残って1割」と語り、自分の目で確かめることの大切さを説いた。』

ここでの「嘘」という表現は「捏造」や「作り話」という意味ではなく、「事実」と違うという意味なのです。

「やっぱり『嘘』じゃないの?」という声が聞こえてきそうですね・・・・・・・・嘘は嘘なんですけど科学論文についての説明から始めないと言葉遊びに聞こえてしまいそうですね。

長くなりそうなので、続きは次回といたしたく存じます。

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