腸内細菌と大腸癌

西日本を中心に明日土曜日にかけて、大雨の予想がされています。大阪は日中雨続きの予報なので、少し憂鬱な気分ですね。

阪大のチームが、腸内細菌を使った大腸癌の早期発見手法を開発したとの発表がありました。

研究チームは、616人の便に含まれる細菌を分析して、大腸癌症例の初期に増えてその後には減少する複数の細菌を発見したと、雑誌ネーチャー・メディシンで報告しました。

大腸癌による腸内環境の変化により腸内フローラが変化したとしている。これまで進行癌で、歯周病の原因となる菌が増えることは知られていた。今回大腸癌初期にだけ増える細菌が見つかったことで、便潜血検査と併用すれば診断制度の向上や、痔出血による診断不良を回避することが可能となるかもしれません。

「腸活」で腸内フローラを改善して大腸がんを予防できればいいのですが、今回の結果だけではなんとも言えないですね。

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