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若者の「痛風」急増

予想外の大雨で全国的に被害が出ている様ですので、危険な場所を避ける様にお気をつけください。

さて、コロナ禍で若者の「痛風」が増えているとの記事を見ましたので紹介したいと思います。

言わずと知れた「痛風」。その痛みは凄まじく、「風が当たっても痛い」との意味で「痛風」と言われています。原因は「高尿酸血血症」で、お酒の飲み過ぎや運動不足・高血圧が主な原因と考えられています。

中年の病気と思われがちな「痛風」ですが、コロナ禍で運動不足になったり、ストレスで飲酒量が増えたりしている20-30歳台の若者に急増しているとのことです。

1. 体重増加
2. 水分不足
3. 運動不足
4. 高血圧      のうち3つ以上当てはまる人は「痛風予備軍」なのだそうです。

すぐには収まりそうもないコロナ禍ですので、今の生活習慣を見直してみませんか?

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お酒と痛風

昨夜からの雨と蒸し暑さで、梅雨本番といった感じですね。

さて、防衛医大などのチームが、飲酒と痛風の関係について面白い研究結果を発表しました。

「面白いって?ビールとか飲酒をすると尿酸が上がって痛風になりやすくなるのは常識では?」
と思われた方も多いと思います。

それはその通りなのですが、アルコールを分解する酵素の違いにより、痛風になり易さが違うというのです。アルコールに強い遺伝子を持っている人は、そうでない人と比べて、2.27倍痛風になりやすかったそうです。

「それって、お酒に強いから飲む量が増えているのではないの?」との疑問が聞こえてきそうですね。

実は飲酒習慣のない人で、この遺伝子と痛風の関係を調べてみると・・・・・・アルコールに強い遺伝子を持っていると、1.93倍痛風になりやすかったそうです。

お酒を飲まなくても痛風になりやすいとは不思議な気もしますね。アルコールに強い家系の方、酒豪でなくても尿酸値のチェックをした方がいいかもしれませんよ!

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女性の痛風

毎度のことですが、大阪では梅雨入りすると雨が降りませんね。(沖縄では豪雨のようですが・・・)

さて、今回は男性の病気と思われてきた「痛風」についての話題です。

「痛風」といえば、「風があたるだけで痛い」ものだそうですが、昔から中高年男性の病気と思われてきました。しかしここ30年で女性の痛風が4倍にも増加しているようです。

(引用ここから)

「結婚後も外に働きに出る人が増えたことにより、仕事でのストレスや、ライフスタイル自体の変化、さらに食生活の欧米化など、女性をとりまく社会環境は大きく変わりました。それとともに、10~20年ほど前から、おもに男性がかかると思われていた病気になる女性が増えています」

(引用ここまで)

多くの場合足の親指の付け根が腫れ上がる痛風発作ですが、男性の病気だと思っていると予防ができなかったり治療が遅れたりします。

症状に思い当たるふしがあったり、血液検査で尿酸値が高めの方はお気をつけあそばせ。

(もちろん、男性はもっと気をつけてくださいね。)

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