しんどくないですか?

皆さま、こんにちは大阪市淀川区で「脱毛症の専門治療・下肢静脈瘤や眼瞼下垂症などの日帰り手術・美容治療」に力を入れているしんおおさかクリニックのスタッフハマ子こと濱田です

6月18日(月)早朝発生いたしました大阪北部を震源とする震度6弱の地震により被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

しんおおさかクリニックも6月18日は臨時休診となりましたが、6月19日より通常通り診察を再会しております。お越しになる皆様にお話を伺うと、ライフラインがまだ復旧されてない方、ご自宅の片づけに追われている方、復旧作業に従事されている方等、通常ではない状態が続くと精神的にも身体的にもしんどくなってきます。たまたま新聞を読んでいて「心のつらさを対話でほぐす」という記事を見つけましたのでご紹介します。

作家のいとうせいこうさんが、精神科の主治医でもある星野概念さんとの対談をまとめた「ラブという薬」の本の紹介です。「心がつらくても弱い人間と思われるのが嫌で精神科を避ける人が多いが、気楽に行ってほしい。しかも保険適用なんですよ」といとうさん。対話して共感することを愛と捉える。効能がじんわり伝わってくる一冊だそうです。

バンド仲間の星野さんにカウンセリングを頼んだのは数年前で、117に電話しようとして119にかけてしまったところ、星野さんが「そういうことには理由があるもんなんですよね」とのんびり言われ、丁度精神的な危機に直面していた自分自身が無意識に救急車を呼ぼうとしていたことに気付いたそうです。従来弱みを見せないタイプだったのですが、カウンセリングを受けるうちに「自分や社会についてどんどんクリアになっていく感覚」があったとのこと。

本書を対話形式にしたのは「『イライラする』というと『そうですね』と受けてくれる、そこから治療が始まり、心のつらさは言葉のやりとりで治っていくものだから」それを読者に伝えたからといとうさん。対話と傾聴が重要なテーマ。いとうさん自身はせっかちで結論を求めがちだったが、急ぐのはよいことではないと教わり、友人や家族から相談を受けてもすぐ解決策を示す答え方はやめたそうです。

いとうさん曰く「皆、聞いてほしいから話しているのだと分かった」「女の人同士の話は結論が無いと言われるけれど、あれは共感のやりとりなんですね」

その通りです。そうなんです。話を聞いてもらうだけでスッキリするんです。辛い時、家族や友人に会ってお話するのもいいですよね。クリニックでも平日午前中は比較的空いていますので、気になる事があったらお話して帰ってくださいね。お待ちしております。






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