「薄毛」治療最前線

皆さま、こんにちは大阪市淀川区で「脱毛症の専門治療・下肢静脈瘤や眼瞼下垂症などの日帰り手術・美容治療」に力を入れているしんおおさかクリニックのスタッフ中尾です

先日、グラクソスミスクラインさんから発売されている、男性型脱毛症(AGA)の治療薬「ザガーロ」の説明会がありました。

ここで男性型脱毛症についておさらいです。

男性ホルモンの代表的なものはテストステロンですが、これが血中を流れて細胞内に入り、5α-リダクターゼという酵素によってDHT(ジヒドロテストステロン)に変化します。このDHTが細胞内の男性ホルモンレセプターと結合し細胞の核内に入り、生物学的作用を起こします。これが、男性型脱毛症のメカニズムです。そして、5α-リダクターゼの作用を妨げることが、男性型脱毛症に対する治療として注目されています。

5α-リダクターゼという酵素には、Ⅰ型(男性型脱毛症の前頭部、後頭部、髭、腋毛など、どの毛乳頭細胞にも存在しています)とⅡ型(男性型脱毛症の前頭部という、男性ホルモンに反応して毛の成長が変化する部位の毛乳頭細胞に特異的に発現しています)があり、従来の治療薬であるプロペシアは、Ⅱ型を、ザガーロはⅠ型とⅡ型を阻害します

どちらかを選択するには、診察の上医師とご相談されるのが一番だと思います。

週刊文春3月2日号に「薄毛」治療最前線という特集が掲載されておりまして、板見先生が登場しております。もう書店には並んでいないかもしれませんが、機会があればご覧下さいませ。

週刊文春①  週刊文春②

お話を聞いてみたいな~と思われた方は、お気軽に診察にお越し下さいね

ちなみにグラクソスミスクラインさんの説明会はお弁当付きでしたが、柔らかいお肉がついていて美味しかったです(写真を撮るのを忘れ、パクパク食べてしまいました)。






DDまっぷ ドクターブログ 一覧