皆さま、こんにちは大阪市淀川区で「脱毛症の専門治療・下肢静脈瘤や眼瞼下垂症などの日帰り手術・美容治療」に力を入れているしんおおさかクリニックのスタッフ中尾です
「元始、女性は実に太陽であった。今、女性は月である。」とは、25歳で初の女性誌「青鞜(せいとう)創刊号1911年」を創刊した平塚らいてうの有名な言葉です 日本の女性解放運動のパイオニアとも言える人物です。
以前ご紹介したNHK「グレーテルのかまど」で、終戦後「暮らしの手帖」に寄せられた平塚らいてうのエッセイ「ゴマじるこ」が紹介されていました。
「アラビアン・ナイト」の呪文「開けゴマ」もゴマの持つ万能パワーに由来していて、中近東では宝物として扱われていた胡麻(ゴマ)。カルシウム、マグネシウム、鉄、リン、亜鉛等のミネラル、食物繊維、ナイアシン、ビタミンA、ビタミンB1、B2、B6、ビタミンE、葉酸などの栄養素がしっかりと詰まっています。エジプトの女王クレオパトラも、化粧品や香料にごま油を使用していたようです。
現代になり、その具体的な美容効果や健康効果が解明され、若返り(アンチエイジング)にも効果があることがわかり、世間にも広く知られるようになりました。「ゴマリグナン」と呼ばれる抗酸化物質も含まれていて、セサミンなどはサプリメントでも有名ですね。1日に大さじ1~2杯(10g~20g)摂取するのが効果的なのだそうです。
ちなみに私は、朝食のヨーグルトにきな粉と黒すりごまを入れて食べています。
番組の中では、強い女性という世間のイメージとは違い、孫の奥村直史さんが祖母であるらいてうのことを「声も小さいし、体も小さいし、自分からどんどんしゃべる人じゃない。大変内気な人です。」とおっしゃっていました。
その生涯を女性解放と平和運動に捧げた平塚らいてう。彼女を陰で支えていたのが、5歳年下の夫奥村博でした。画家だった博はらいてうの姿を好んで描き、またらいてうも執筆の合間にこんなラブレターを書いてしまうほどでした。
「私の只ひとりの大切な博さま 今どんな夢をみてゐるの?」
古いしきたりにとらわれず、互いを認め合う愛の共同生活をつづけた二人は、野合であると言われて、社会的に非難されたようです
最終的には年下の博が先に亡くなるのですが、それを見送ったのはらいてうでした。その方が自然だったのかもしれないと、孫の奥村直史さんがおっしゃっています。