子供のお医者さんの選び方

皆さんはお子様のお医者さんをどのようにして選んでおられますでしょうか?先日ポリオの予防接種に出務してつくづく感じた事があります。それは毎年春と秋にはポリオの予防接種がある事は我々小児科医には常識の事であり、それに他の予防接種例えば三種混合やハシカ・風疹などの注射がひっかからないようにするのが当たり前なのですが、大変多くの来所者の方々が、それらを先に受けてしまっていた為にポリオを受けられずに帰られた事です。そのお母さん方に聞きますと殆ど例外なく本当の小児科医にかかっていなかったことがわかりました。

では、本当に子供の事がよくわかっているお医者さんはどう見分けるのでしょうか。まず一般的に言って小児科出身のお医者さんは殆ど例外なく看板に「小児科」を先に書いています。それが先に「内科」「外科」「耳鼻科」「産婦人科」などが書いてあり、その後に「小児科」が書いてあればおよそ「小児科」は「ついで小児科」と考えてよいでしょう。ましてや一番先に臓器例えば「消化器」「循環器」などと書いてあれば絶対に小児科はついでに書いてあるだけだと考えて間違いないでしょう。但し当院のように小児科の専門医であり、かつ内科の認定医である場合も非常にまれにはありますので、そのような情報はホームページなどで確認しましょう。

また医師会に入っていない院所には予防接種や市民健診また感染症情報などと言った地域医療に非常に重要な情報は一切入っていませんので、子供さんのみならず大人の方の診療にも何らかの不具合が生じる事は覚悟しておくべきでしょう。

いずれにせよお子さんの先生は真剣に選んであげる事が非常に大事な事だと思います。