法はすべからく守るべし? あるうら若い警官とのやり取りから

先日の午後のことであった。出かけ先からクリニックに向かって自転車で走っていた。

突然後ろから「もしもし」と声をかけられた。振り向くとそこにはいつの間に尾行されていたのかやはり自転車に乗った若い警官が立っていた。

「何ですか」と言う私の問いに「鍵は付いてますか?」と警官尋問

八杉(Y)「付いてます」。その警官(K)前に回って「前鍵ですか?」と納得。

それで終われば良いのに更に(K)「防犯登録してありますか?」。むかっときたが(Y)「ほらここです」

それを見て(K)「この自転車どうされたんですか?」。(Y)もらったと嘘を言えば良いのに正直に説明を始める。

「実は私は3つのビルのオーナーなんです。借家人が退去する時に動かない洗濯機、冷えない冷蔵庫、衛星放送の映らないテレビ、ダンボールに入ったがらくたなどいっぱい置いたままよく姿を消すんです。これもその一つで、直しながら私が乗っているんです。」するとその警官いかにも上から目線で
「それ困るんですわ」 八杉むかっとして「どう困るんですか」

(K)「持ち主に返してもらわんと」 (Y)「住所も電話も分らんのに返せませんよ。返せと言われてもこっちが困ります。おたくが防犯登録から持ち主を探して下さいよ」

(K)「それは私の仕事と違います。」 (Y)「じゃあどうせーと言うんですか?」

(K)「とにかく乗ってってもらったら困ります。」(Y)怒って「じゃあこの自転車ここに置いていくわ」

(K)「それも困ります。不法投棄です。」(Y)怒鳴り声で「じゃあどうせーと言うんや。困るのはこっちの方や」

(K)「とにかく法律は守ってもらわんと」(Y)開き直って「大体法律は何の為にあるんや?法律は他人の物を盗ったり、他人を傷つけたり、殺したりしない為にあるんと違うんか。世の中に平和と幸せをもたらずべき、法の根本精神と目的を忘れんときや。誰にも迷惑かけていない自分のようなもんが何であんたのようなもんに文句をつけられなあかんねん?それとも法律はあんたのような石頭の意地悪役人が、形だけ守らせようとして一般人をいじめ、迷惑をかけたり不幸に陥れる為にあるんか?それがあんたらの仕事なんか?」

(K)「それでも守ってもらわんといかんのですわ」(Y)遂に切れて「大体法律を忠実に守ってばかりおったらあんたらのような若いもんはおろか、今いる日本人は存在してなかったんを分かってるか?あんたら青二才は知らんやろうが、戦後の食糧難の時に食管法(食糧管理法1995年やっと廃止)が定められて、日本人は政府配給米しか食べたらあかんかったんやで。しかしその量があまりにも少ない為に警官も含めみんな闇米いう脱法米を食べててそれが当たり前やったんやで。皆それを手に入れんと誰も生きていかれへんかったんや。実際忠実に法律を守って配給米だけで暮らしていて、栄養失調で死んでもた有名な裁判官もいるけどな。日本人は長い間法律を犯して闇米を食べてたらか生き延びられたわけで、法律を犯してなかったらあんたのオカン・オトウも死んでたか、少なくともあんたは今存在してなかったんやで。それと現在でもパトカーは制限速度をきっちり守ってるか?ついて走ってみ。制限40キロのとこ60、60のとこ80でパトライトもつけず、サイレンも鳴らさず走ってるの何ぼでもあるで。こっちが取り締まれる立場やったらなんぼでも捕まえてやれるで。法律いうのは原則であってそれを上手に運用するんが賢い人間のすべき事ちゃうか。頭ごなしに法律ばかり持ち出して一般人を困らせるのは、法律によって縛られなあかんような、つまらーーーん無能人、悪人と変わらんのとちゃうか?」

「・・・・」若い警官無言。

(Y)「自分はクリニックしてるけど、こんなとこであんたらと口論してたら、通り過ぎる患者さんが、八杉は何悪い事したんやと思いはるから、すぐそこの医院まで来て」

八杉そのまま自転車に乗りその場を去るも、警官追跡して来ず。

所詮法律なんて「憲法違反」で選ばれた議員達が決めたもの。あるいは○○知事のように5000万円もらっても人前で堂々と見え透いた嘘をつき、世の中をバカにしているようなお偉方の決めた事。アナーキストではないが「うぬがごとき者にとやかく言われたく無いわい。こっちはちゃんと考えた上で良識をもって行動するわい。」と言いたい。無思考・無批判・無抵抗・無感情・無慈悲が良いのでしょうか?こんな事をつぶやいている人間は、どこかの国のように徐々に粛清されてしまうのでしょうか。