前略 ●●●様

 先日は近況報告有難うございました。お元気なようで何よりです。
当方はリタイアするにできず、夏には4000メートルの高さを求めてスイスのマッターホルンに行ったり、秋には5000年の昔を求めてエジプトに行ったり所謂現実逃避を試みています。

 というのも日本に帰って来たらまあ下らない話ばかり。特に最近最も報道されている消費税の軽減税率などは最たるもの。
 食わなくては死んでしまう食べ物に迄消費税をかけるなど、血税そのものなのである。それを10パーのところ8にしておいてやるなんて、人をばかにしたような話である。軽減と言うならいっそ0にするのが筋でしょうが。それをマグロだけの刺身なら生鮮で8、鯛が入れば加工で10などと誠しやかに議論している政治屋とその手先のマスコミの欺瞞ぶりに我慢がならない。何だと税源がないだと?汗水たらして働いても所得税と言って取られ、残ったなけなしの金で食い物を買おうとしてら又消費税と言って取られ、二重どりしておきながら税源がないなどとは言わさないぞ。

 なにも肉体労働ばかりが大事と言うのではないが、世の中汗水たらさず指先一つ、口先一つで濡れ手に粟の大儲けをしているずるい連中が一杯いるではないか。まるでゲーム遊びのように株をあっちに転がしこっちに転がしして、左うちわの連中が。一般国民の収入からの引き去りは30パーセントなのに株貴族の収入にかかる税金がたった20パーセントとはどういうことなのだ?そんな連中からは50パーセントでも80パーセントでも徴収すれば良いのだ。そうすると税源不足などいっぺんに解消できるはずである。株に回す金はなにもそれがなければ今日明日の食べ物が買えないという性質のものではない。マネーゲームなのである。それに比べると労働者の持ち帰り金は即食う為の金なのである。死活問題なのである。

 しかしテレビなどのコメンテイターもそこに言及しない。まるで報道管制のようだ。新聞界は政治批判をせず、うまく軽減税率の恩恵にひたったようだ。政治屋は株遊びの資産家や企業からいろんな形での賄賂を受け取り、彼らの思い通りの徴税・政治をしているのである。まるでフランス革命直前の、貴族・近衛兵・一般市民の構図と同じではないか。日本は頭の上を鉄砲の弾が飛んだり、外国のテロリストが入って来にくいからといって平和ボケしている場合ではないのではないか。いつまでだまされ続けているのだ。社会構造改革をしなくてはならないのではないか。「社改党」でも誰か立ち上げてくれないものか。

 毎日4キロのダンベルを600回持ち上げ、スクワット100回、足上げ腹筋100回、拳立て伏せ100回締めて約15分を朝夕の診察の前に一日2回、薬代わりにしています。また火曜日には道場に出向き皆と練習、金土日には時間のある限り地下の自宅道場でサンドバック突き蹴りをしています。体脂肪17パーセント。絶好調です。
 自分を救うものは自分しかありません。残り少ない人生を大事に謳歌しています。
また。

草々

2015年12月17日 八杉 誠