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「千里中央駅」の魅力(その17)

千里中央(大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は『「千里中央駅」の魅力』の17回目です。引き続き、千里中央について詳しく触れたいと思います。
【続き→】■北大阪急行線「千里中央」駅
北大阪急行『千里中央駅』は、大阪府豊中市 新千里東町一丁目、「千里ニュータウン」の中心にある駅。1970年(昭和45年)9月14日開設。千里中央駅前にはバスロータリーがあります。千里中央駅は地階にあり、上層階はスーパーや各種専門店の入るショッピングビル。また、千里中央駅前には公共施設や銀行、百貨店、企業のビルなどもあり、毎日たくさんの人が行き交う便利な駅です。千里中央駅周辺の地勢は平坦。千里中央駅前でありながら緑豊かな公園(千里中央公園千里東町公園千里西町公園千里南町公園千里北公園など)が広がり、敷地の大きな邸宅や凝った造りのマンションが並んでいます。大阪モノレール線『千里中央駅』に徒歩でアクセスできます。
大阪モノレール線「千里中央」駅
大阪モノレール『千里中央駅』は、豊中市 新千里東町一丁目、「千里ニュータウン」の中心にある駅。1990年(平成2年)6月1日開設。大阪モノレールは『大阪国際空港』から『門真市』を結ぶギネスブック認定の世界最長の営業距離を持つモノレール。大阪モノレール『千里中央駅』は高架駅になっており、北大阪急行『千里中央駅』へは徒歩4分でアクセスできます。スーパーや各種専門店の入るショッピングビルに直結。
千里中央駅周辺エリア
「千里ニュータウン」の中心に位置するのが、この千里中央エリアです。1970年(昭和45年)大阪万国博覧会の頃にまちびらきが行われています。千里中央からは新大阪、梅田、大阪空港に直接アクセスでき、交通の便が優れている他、千里中央駅前には、せんちゅうパル千里セルシー千里阪急百貨店千里大丸プラザ(オトカリテ)などの買物施設も充実しています。また千里中央駅周辺の住宅地は、整然とした区画になっており、道幅も広く、一戸建ては、土地面積が80坪を超える広い敷地のものが多く見られます。しかしまちびらきから40年以上が経過し、老朽化などから、千里中央地区の再整備が行われています。規制緩和もあり、中層の団地の建て替え、商業、ビジネスエリアでの住宅開発が進んでいます。ますます住宅地としての魅力が増している千里中央駅周辺エリアだと言えます。
以上、千里中央駅直結・千里セルシー3階・豊中市、心療内科「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。


「千里中央駅」の魅力(その16)

千里中央(大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は『「千里中央駅」の魅力』の16回目です。引き続き、千里中央について詳しく触れたいと思います。
【続き→】あくまでも物理的な環境の良さが千里中央の再生につながったように見えますが、おそらくそれだけではないでしょう。
千里中央駅から新千里東町近隣センターを抜けて千里中央公園まで歩くと、途中、木々で暗い所や建物の影、空き店舗なども結構あります。しかし、決してゴミが散乱はしておらず、非常にきれいに保たれているのです。ところどころでは、熟年の集団やべビーカーを持ったお母さん方の立ち話も。日曜日の午後、おだやかな時間が流れていました。
千里中央公園の展望台横の駐車場も満車ですが、整理員がいないにもかかわらず、ちゃんと駐車場の真ん中で1列に順番待ちをしており、空きが出たら順番に入っていくというルールが徹底されています。大阪の他地域ではなかなか見られない光景です。民度、という言葉が適切なのかどうか分かりませんが、千里中央という街としての公共心、文化水準というものはかなり高いのではないかと感じます。
ところで、千里中央駅周辺千里中央公園など)には、あほんだら獅子をはじめさまざまなモニュメントがあります。これらは関西電力、大和銀行、住友銀行など昔の大阪財界から寄贈されたものが大半です。当時の期待の高さを感じることもできますが、逆に千里中央駅周辺のまちづくりが財界や行政主導で行われたことも裏付けています。ただ、それからもう40年以上たち、当時の熱意を受け継いだ人々が自分たちの手で新たな千里中央というまちづくりをはじめ、その環境に引かれて、若い世代が 流入しつつあるのでしょう。千里中央という街は、確実に次の世代に引き継がれています。そんな希望と確信がこころの中に広がっていきました。
千里中央駅を「豪華客船のようだ」と評した発言を見かけました。LABI千里を船首として、艦橋のせんちゅうパル、千里セルシー横の広いデッキを経て、船尾には大阪モノレール千里中央駅。デッキでは、フリーマーケットやダンスフェスティバルなど楽しい催しがいつも開催されていて、乗船客を飽きさせません。なるほど、なかなか見事な例えです。
思い起こしてみれば、千里中央駅、そして千里ニュータウンはいつも中央駅とニュータウンの最前線を走ってきました。千里ニュータウンのオールドタウン化という課題は乗り越えつつあるようですが、新たな難題はまた次々と押し寄せてくることでしょう。これからも、千里中央駅千里ニュータウンには、後から続く多くの中央駅とニュータウンの先頭に立って、時代の荒波を乗り越えて行ってほしい。そう願っています。
以上、千里中央駅直結・千里セルシー3階・豊中市、心療内科「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。


「千里中央駅」の魅力(その15)

千里中央(大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は『「千里中央駅」の魅力』の15回目です。引き続き、千里中央について詳しく触れたいと思います。
【続き→】千里中央駅には北大阪急行と大阪モノレールの2社が乗り入れており、まさに交通の結節点、一大ターミナルとなっています。二つのデパートに複数のショッピングモール、ホテルも兼ね備え、単に千里ニュータウンの中心というだけでなく、事実上、北大阪の中心地として発展しているのが、この「千里中央(せんちゅう)」なのです。
千里中央駅周辺の中心地区は「LABI千里」を北端、「大阪モノレール千里中央駅」を南端として、南北500m、東西250mの区域にすっぽりと納まります。主要施設はすべてぺデストリアンデッキで結ばれており、完全に歩車分離されています。
千里中央も数年前までは千里ニュータウンのオールドタウン化が叫ばれていました。入居時期がほぼ同時期だった故に、高齢化や住宅・施設の老朽化などが全て一斉に来てしまったのです。ところが最近、あまりその話を聞かなくなっている気がします。
千里中央駅を探訪千里ニュータウンの明日へ向かって進む豪華客船型の千里中央駅
ニュータウンの中心地に「中央駅」という名前の駅をつけるきっかけとなったのが、ここ千里中央駅であることは論を待ちません。
1990年代後半、千里ニュータウンのオールドタウン化というのが大きな問題になっていました。ニュータウンは入居世代が同世代にかたまるため、高齢化も一気に訪れます。病院などが足らなくなる一方で、街は活気を失い、ゴーストタウン化します。そんな危惧が真剣になされていたのです。しかし、最近はあまりその話を聞きません。というのも、ここ千里中央地区では再整備が始まり、若い世代が戻ってきているのです。その象徴とも言うべき「ザ・千里タワー」も竣工しました。「北大阪急行千里中央駅」から梅田にも難波にも電車1本で行ける利便性の高さと、分譲時期が早いことによる1戸当たりの面積の広さという優れた住環境を武器に、千里中央は新しい街へと変わりつつあるのです。
以上、千里中央駅直結・千里セルシー3階・豊中市、心療内科「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。


「千里中央駅」の魅力(その14)

千里中央(大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は『「千里中央駅」の魅力』の14回目です。引き続き、千里中央について詳しく触れたいと思います。
【続き→】■災害のリスクが低い千里中央エリア
千里中央エリアを含む千里丘陵は、千里丘陵内の多くのエリアで、地表近くに固い地盤があり、内陸型液状化や土砂災害の危険も極めて少なく、一般的に地震に強い立地と評価されています。また、千里中央駅の海抜は約70.05mであり、豊中市が作成しているハザードマップでも、千里中央エリアに洪水が到達する予想はありません。したがって、千里中央を含む千里丘陵は地震等の災害に強い近畿圏の重要エリアと位置付けられ、千里ライフサイエンスビルなどをはじめ、多くの企業が「データセンター」や「サーバー基地」を設置しています。なお、千里中央エリアは、この災害への強さに加え、北大阪急行・地下鉄御堂筋線で大阪都心や新大阪(新幹線)も直通の「鉄道アクセス」、新御堂筋・大阪中央環状線・中国自動車道などの「道路アクセス」、大阪モノレールで大阪空港(伊丹空港)直通の「空港アクセス」の良さも、重要拠点として選ばれる要因になっています。
■ますます発展する街・千里中央
千里中央地区は、豊中市の「千里中央地区活性化ビジョン」に基づき、商業施設等の再開発や、歩道の段差を解消する交通バリアフリー化等の再整備が進んでおります。また、大阪モノレール・千里中央駅北側の新御堂筋より東側エリアは国指定の「都市再生緊急整備地域」に定められています。千里ニュータウンでは、近年マンションの建替え等により、子育て層を含め人口が増加しており、全国的に人口減少が進むなかで、「人口推移実績データ」に見る通り、逆に人口増加が進む構造変化が見られる将来有望な人口動態となっています。
また、「人口推計予測データ」に見る通り、全国や大阪府平均では少子高齢化が進み、生産年齢人口(15~64歳)の減少が予測されています。
しかし、千里ニュータウン豊中市域)においては今後、高齢層人口(65歳以上)は減少傾向が予測されていますが、生産年齢人口(15~64歳)については増加傾向が見られます。
さらに、千里中央エリア全体のマクロエリアで見ると、2015年(平成27年)11月にエキスポシティが開業し、2018年(平成30年)は新名神道路計画、2020年(平成32年)には北大阪急行線の延伸計画などのビッグプロジェクトが予定されており、千里中央エリア全体の将来性も期待できます。
いかがでしょうか。
安全性や将来性に優れた千里中央エリアでは、災害リスク・将来リスクの低い、安心・安全な暮らしが可能であり、これは大きな資産価値といえるのではないでしょうか。
以上、千里中央駅直結・千里セルシー3階・豊中市、心療内科「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。


「千里中央駅」の魅力(その13)

千里中央(大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は『「千里中央駅」の魅力』の13回目です。引き続き、千里中央について詳しく触れたいと思います。
【続き→】■千里中央新都心千里中央の今昔
大阪北部(北摂)の『千里中央新都心』を考えます。大阪府の新都心計画のなかで完成度も高く、街の成熟で住民の老齢化が問題になっているくらいです。
千里中央は東西に「大阪中央環状線」、南北に「新御堂筋」が交差し、大規模な「千里IC」を形成しています。この十字クロスの千里中央北西側は業務地区でオフィス街。千里中央北東側が地下の千里中央駅を軸に「千里セルシー」や「千里阪急百貨店」「千里大丸プラザ(オトカリテ)」など、多くの商業・文化施設の集積があります。目立った高層ビルも「千里朝日阪急ビル」や「千里ライフサイエンスセンター」が聳えています。近年はヤマダ電機の「LABI千里」や「ザ・千里タワー」の高層マンションが建設されています。
千里中央の発展の背景には、地下鉄御堂筋線の延伸となる北大阪急行の千里中央駅があること。同時に新御堂筋が通じている点があります。この二つの交通インフラは新大阪・梅田・難波直結であり、道路の新御堂筋も全線立体交差の特別な道路です。このような背景で、千里中央という街は大阪の都心機能を担うべく特別につくられた新都心といえると思います。ですから、ここ千里中央の電話市外局番は「大阪06」になっています。梅田からの距離は12kmです。行政は豊中市に属します。
戦後、昭和40~50年代に大阪は凄まじい郊外化がありました。都市のドーナツ化と言われますが、主として人口の郊外化です。大阪市内の住民の子息のほとんどは郊外に移転したのです。奈良県や兵庫県に移転した人も多いのですが、大阪都心とつながりを持つ通勤圏への移転ながら、これでは大阪市内の人口が減るのは当り前の状況でした。
当時の価値観も郊外に住む方が文化的で高級な雰囲気さえありました。住宅だけでなく企業もその流れで郊外に移転したくらいでした。たとえばMBS毎日放送は「千里丘放送センター」を建設して郊外に移転しました。
ここ千里中央の北西側にあるオフィスビル街もそんな流れで、建設されたのが多いです。主として東京にあるコンピューターのバックアップ機能が西の千里中央と言われたりしますが・・・。
しかし、「千里中央新都心」「業務拠点」ですから、この千里中央は単なる郊外ではありません。
以上、千里中央駅直結・千里セルシー3階・豊中市、心療内科「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。


「千里中央駅」の魅力(その12)

千里中央(大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は『「千里中央駅」の魅力』の12回目です。引き続き、千里中央について詳しく触れたいと思います。
【続き→】■千里中央など北摂地域は、転勤者の方が多く住み、閑静な住宅地が多い街です!
千里中央など大阪・北摂は、大阪市内や神戸にもアクセスがよく距離も近いのに、大阪市内と比べるととても落ち着いた雰囲気が広がっています。
千里中央駅周辺には自然も沢山残っていて、大きな公園(千里中央公園千里東町公園千里西町公園千里南町公園千里北公園など)やショッピングセンターもある、都会と自然のバランスがとれた暮らしやすい街です。
そして、千里中央は転勤で引っ越してきた方が多いのも特徴。なので、テレビでよく見るような大阪弁が飛び交うコテコテの大阪というよりは、昔から住んでいる方と新しく引っ越してきた方が共に暮らしやすい環境を作っているのが千里中央エリアの特徴です。
千里中央から梅田・本町へは乗り換え無しの一本で通勤可能です!地下鉄御堂筋沿線なら、北大阪急行沿線「千里中央駅」がオススメです!
都心に近いアクセスの良さも魅力の北摂・千里中央エリア
北大阪急行「千里中央」から新大阪、梅田や心斎橋、なんばまで乗り換え無しで行けますし、大阪モノレール「千里中央」から大阪国際空港(伊丹空港)までもすぐです。
さらに、名神高速や中国自動車道、近畿自動車道などの有料道路高速道路にもすぐ乗れて、東西南北どこへでも行けます。
それでいて、千里中央には自然が多く残り、落ち着きのある住宅街を形成しており、千里中央周辺には活気のある商業施設やショッピングセンターもあるなど、便利で住みやすい街となっています。
千里中央エリアには医療施設が整い、人気が高い学校区が多いです!転勤者の方が多く、ママさんコミュニティもあり、子育て環境は万全です!
お子さんを連れての転居、とても悩みますよね…。
北摂・千里中央エリアは子育てにはとても良い環境だと思います。
転勤者の方が多いので、毎年各学年に転校生がいるというような学校も多く、クラスにすぐに馴染みやすい印象です。親としては安心ですよね。人気学校区が点在し、北摂・千里中央エリアは公立の教育水準が高いのも特徴の一つです。
また、大きな公園も多数ありますので、休日はのびのびと遊ぶ事ができます。
千里中央エリアにはイオンモールやエキスポシティなど、家族で行けるショッピングモールもあって便利ですよ!
以上、千里中央駅直結・千里セルシー3階・豊中市、心療内科「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。


「千里中央駅」の魅力(その11)

千里中央(大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は『「千里中央駅」の魅力』の11回目です。引き続き、千里中央について詳しく触れたいと思います。
【続き→】■千里中央とはどんなところ?
大阪府の北摂・豊中市にある千里中央は、地下鉄御堂筋線とつながっている北大阪急行電鉄の駅名であり、千里中央周辺千里ニュータウンの中心地として開発が進められています。千里中央にはコンピューターセンターやオフィス、ホテル、商業施設などがあり、関西の新都心として重要な位置を占めています。千里中央駅には大阪モノレールも走っており、大阪国際空港や万博公園に行くことができます。地下鉄では千里中央駅が始発で梅田や難波、天王寺まで行ける御堂筋線が走っています。千里中央駅周辺は住宅地として人気があり、万博公園にも近く、緑の多い住みやすい街となっています。
千里中央とはこんなところ!
千里中央は、転勤者居住地域の代表格で今なお開発が進む、洗練された街。新幹線、飛行機、電車、車移動など交通インフラが整った地域です。
また、千里中央は、日本最初の大規模ニュータウン開発の「千里ニュータウン」の中心地として開発が進められた街。戦後経済復興の中心的役割を担った地域です。
最寄り駅の千里中央駅は一日に8万人を超える乗降客数があり、千里中央駅周辺にショッピングセンターやレジャー施設を有する人口密集エリア。2015年(平成27年)11月には、万博記念公園内に日本最大級の商業施設「エキスポシティ」がオープンしました。
また、千里中央公園など緑が多いのも特徴で、豊中市立千里図書館などの文化的施設も千里中央駅徒歩圏内にあることも人気が高い理由です。千里中央駅を中心とする北大阪急行電鉄は2020年(平成32年)を目標に延伸され、箕面方面への距離も短縮されます。
以上、千里中央駅直結・千里セルシー3階・豊中市、心療内科「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。


「千里中央駅」の魅力(その10)

千里中央(大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は『「千里中央駅」の魅力』の10回目です。引き続き、千里中央について詳しく触れたいと思います。
【続き→】梅田や難波に心斎橋、船場など大阪の中心街を繋いでいる御堂筋に沿って走る大阪市営地下鉄御堂筋線。新幹線ターミナルである新大阪に乗り入れている唯一の地下鉄路線として、「なんで地下鉄なのに階段上がるんだ」などと呟きながら電車に乗り込み、大阪の中心街に繰り出したことのある向きも多いでしょう。
新大阪から梅田方面の電車に乗ると、たいていの場合終点は「なかもず」(漢字では中百舌鳥)です。そして梅田から新大阪方面はたいてい「千里中央」行きとなっています。つまり、この路線はなかもずから千里中央までを繋いでいることになるが、実のところすべてが御堂筋線ではないです。御堂筋線の路線はなかもずから梅田や新大阪を通って江坂までで、江坂から先の千里中央までは、「北大阪急行南北線」の路線なのです。
北大阪急行は、大阪万博の開催に伴う交通手段、そしてその後の千里ニュータウン計画のために御堂筋線を延伸するために設立された鉄道会社で、地元大阪の大手私鉄・阪急電鉄の100%子会社になります。1967年(昭和42年)の会社設立から3年後(1970年(昭和45年))の2月24日、万博開幕の約1カ月前に南北線として江坂ー桃山台ー千里中央(旧駅)、そして千里中央からは直通の会場線として万国博中央口の4駅が開業しました。これにより御堂筋線に乗れば一気に万博会場へ足を運べる路線として活躍したが、9月13日の万博閉幕を受けて、翌14日に会場線は廃止。同時に現在の千里中央駅(旧駅とは場所が異なる)へ乗り入れる南北線のみの運行となり、1975年(昭和50年)に北大阪急行本社の最寄りとなる緑地公園駅が江坂ー桃山台の間に開業して以後、現在に至っています。
当初の目論見通り、住宅地として千里ニュータウンが発展をしたことから、大阪中心部とベッドタウンを繋ぐ路線として、幹線である御堂筋線だけでなく北大阪急行も多数の乗客を抱えています。そのことから、北大阪急行南北線は「日本の鉄道路線でもっとも初乗り運賃が安い」路線として有名です。
路線4駅、どこでも1駅間なら大人80円で乗車でき、最長距離である江坂から千里中央まで乗っても120円で済んでしまいます。一般的に相互乗り入れは特約がない限り、路線同士の正規運賃を支払うことになることから、乗り換えないのに妙に高い運賃だと感じることがままあるが、そんな憤りとは無縁な路線と言えるでしょう。
今日も元気に大阪の中心街と千里ニュータウンを結ぶ北大阪急行南北線。旅行者はまったく気が付かずに乗っていそうな生活密着路線だが、千里中央から箕面市中心部までの延伸計画が常に話題に上っていることも最後に記しておきます。
以上、千里中央駅直結・千里セルシー3階・豊中市、心療内科「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。


「千里中央駅」の魅力(その9)

千里中央(大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は『「千里中央駅」の魅力』の9回目です。引き続き、千里中央について詳しく触れたいと思います。
【続き→】■千里中央駅とは?
千里中央駅とは大阪府豊中市にある北大阪急行電鉄南北線と大阪高速鉄道モノレール線の駅です。千里中央駅は千里ニュータウンの中心的な存在の駅で、大阪御堂筋、新大阪、梅田、なんば、天王寺、なかもずなど大阪の主要な場所へのアクセスが便利です。千里中央駅からの発車案内の前に流れるメロディは春夏秋冬、季節で変わります。「春の歌」「アルルの女」「枯葉」「たきび」などです。
■乗り入れる路線
千里中央駅に乗り入れる路線は北大阪急行電鉄と大阪高速鉄道の大阪モノレール線。千里中央駅からは乗り換えなしで大阪国際空港、新大阪駅、大阪キタ、淀屋橋などの中心部やミナミへのアクセスが出来ます。新大阪や大阪国際空港までは15分以内なので、飛行機、新幹線への乗り換えも便利です。
北大阪急行電鉄「千里中央」駅では大阪市内行きが始発5時5分、その後一時間おきに6本、通勤ラッシュなどのピーク時には12本もの電車が運行しています。終電は11時48分です。大阪モノレール「千里中央」駅は大阪空港方面と門真行きがあり、門真行きは終電12時5分までです。
■1日の千里中央駅利用者数
千里中央駅の毎日の乗降人数は大阪の中心地だけあって、他の駅とは桁違いです。北大阪急行「千里中央」駅だけでも1日91,240人の人が乗り降りします。大阪高速鉄道の大阪モノレール線「千里中央」駅は33,891人です。この大阪高速鉄道の数字は同路線内では最多となっています。
千里中央駅周辺観光スポット
千里中央駅周辺は開発が進んでおり、千里ニュータウンの中心地ともなっています。戦後復興のセンターをも担っています。ショッピングセンターや高層マンション、、高層ビルなどの建設が今でも続いており、発展し続けています。千里中央駅周辺でのショッピングならせんちゅうパルや千里セルシーなどがGOOD!
以上、千里中央駅直結・千里セルシー3階・豊中市、心療内科「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。


「千里中央駅」の魅力(その8)

千里中央(大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は『「千里中央駅」の魅力』の8回目です。引き続き、千里中央について詳しく触れたいと思います。
【続き→】■北大阪急行 千里中央駅
建設年:1970年 所在地:豊中市 新千里東町1丁目 設計者:日建設計 構造:鉄筋コンクリート造
千里中央駅のある北大阪急行は、千里ニュータウンと大阪万博への乗客輸送を目的に、地下鉄御堂筋線と乗り入れるかたちで建設されました。万博世代にはいうまでもないが、開業した万博の年1970年、線路は千里中央駅の手前で中国自動車道へとカーブを描き、万国博中央駅まで乗客を運んでいました。そのとき既に千里中央駅は完成していたものの電車は入って来ず、別に仮設千里中央駅が中国自動車道の上に設けられていました。万博へと至る「会場線」は、万博の終了と同時に閉鎖され、ようやく本設の千里中央駅が始動します。
千里中央駅の魅力は、何といってもその空間構成の面白さです。暗く閉塞的になりがちなホームと、地下1階の商店街を吹抜でひとつにしました。店舗を行き交う人々の賑わいと、電車の発着のリズムが一体となった不思議な空間。日本のどこにもこんな千里中央駅のような地下駅はないのではないでしょうか。近代が思い描いた、立体都市「千里中央」のイメージです。
以上、千里中央駅直結・千里セルシー3階・豊中市、心療内科「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。