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リワーク(復職支援)プログラム(その30)

千里中央大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科メンタルヘルスケア科)「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワーク復職支援プログラム」の30回目です。引き続き、リワークプログラム復職支援プログラム)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖リワークプログラムなど復職支援デイケア復職支援プログラムなど復職支援デイケア)で患者様はなにをするか〗(Ⅰ)
復職支援施設リワーク施設)などメンタルヘルス医療機関のリワークプログラム医療機関の復職支援プログラム)は、「復職支援デイケアリワークデイケア)」「復職支援ショートケアリワークショートケア)」「メンタルヘルス科作業療法」などの形でおこなわれます。詳細は実施機関の復職支援施設実施機関のリワーク施設)によって違い、パソコン作業やメンタルヘルス教育認知行動療法など、さまざまな内容のリワークプログラムさまざまな内容の復職支援プログラム)がおこなわれています。リワークプログラムの効果復職支援プログラムの効果)を十分に得るには、患者様本人がリワークプログラムなどデイケアの内容復職支援プログラムなどデイケアの内容)や、リワークプログラムなどデイケアの目的復職支援プログラムなどデイケアの目的)をよく理解して、「うつ病などメンタルヘルス不調を自分の力で治して復職をしようリワークをしよう)」という主体性をもちながらリワークプログラムに取りくむ復職支援プログラムに取りくむ)ことが大切です。
リワークプログラムの流れ復職支援プログラムの流れ)①
リワークプログラムに通う復職支援プログラムに通う)日数や復職準備性リワーク準備性)を高めていく~
リワークプログラムには段階復職支援プログラムには段階)があります。最初はリワークプログラムに通う日数復職支援プログラムに通う日数)も、ほかのリワークプログラム参加者復職支援プログラム参加者)とのやりとりも少ないのですが、リワークプログラムなどグループ活動復職支援プログラムなどグループ活動)のなかで、ヨガで体をほぐすなど、さまざまなグループ活動があります。リワークプログラムの課題復職支援プログラムの課題)への集中力や体力、ほかのリワークプログラム参加者への対人関係能力復職支援プログラム参加者への対人関係能力)やメンタルヘルス状態などの回復にしたがい、復職準備性が高まるリワーク準備性が高まる)ことに加え、自分自身の行動などを反省することで「内省」が深まります。つまり、ほかのリワークプログラム参加者との関わり復職支援プログラム参加者との関わり)で自分がみえてきます。
■途中からリワークプログラムに通う日数をじょじょに増やして復職支援プログラムに通う日数をじょじょに増やして)いく
⇒まずメンタルヘルス専門医精神科医・心療内科医)の診察により、休職に至った理由・現在のメンタルヘルス症状生活リズム・休職の制度などについて聞かれますが、患者様のメンタルヘルス症状や状況にあわせ、リワークプログラムは、じっくり進めて復職支援プログラムは、じっくり進めて)いきます。リワークプログラムに参加復職支援プログラムに参加)できると判断された場合、復職支援施設のスタッフリワーク施設のスタッフ)と面談します。事前の復職支援施設のスタッフ面談リワーク施設のスタッフ面談)などで、リワークプログラムの内容復職支援プログラムの内容)、リワークプログラムの目的復職支援プログラムの目的)、リワークプログラムの進め方復職支援プログラムの進め方)、リワークプログラムの注意点復職支援プログラムの注意点)について理解し確認するとともに、実際のリワークプログラムの様子復職支援プログラムの様子)を見学しながら、モチベーションを高めます。ただし、リワークプログラムの定員復職支援プログラムの定員)に空きがないなどの理由で、リワークプログラム参加まで少し待つ復職支援プログラム参加まで少し待つ)場合もあります。
リワークプログラムの第一歩復職支援プログラムの第一歩)は、リワークプログラム実施機関復職支援プログラム実施機関)である復職支援施設に通うリワーク施設に通う)ことからはじまります。きちんと定時に復職支援施設へ通所すること定時にリワーク施設へ通所すること)に慣れます。リワークプログラム参加で生活リズムを安定復職支援プログラム参加で生活リズムを安定)させ、リワークプログラムへの遅刻や欠席、早退復職支援プログラムへの遅刻や欠席、早退)がないようメンタルヘルス管理をします。一般的には、週2日のリワークプログラム参加週2日の復職支援プログラム参加)からスタートし、復職支援施設に慣れてきたらリワーク施設に慣れてきたら)じょじょにリワークプログラムなどデイケアの参加日数復職支援プログラムなどデイケアの参加日数)を増やします。その間、集中力や体力、メンタルヘルス状態などが回復し、復職支援施設に毎日通所リワーク施設に毎日通所)してリワークプログラムなど復職支援デイケアに参加復職支援プログラムなど復職支援デイケアに参加)。リワークプログラムの課題を処理復職支援プログラムの課題を処理)する能力や、リワークプログラムへの参加で対人関係能力などを高めて復職支援プログラムへの参加で対人関係能力などを高めて)いきます。最終的には週4~5日リワークプログラムに通所週4~5日復職支援プログラムに通所)しても、翌日に疲れをもちこさず、リワークプログラムなど復職支援デイケアのグループ復職支援プログラムなど復職支援デイケアのグループ)のなかで、メンタルヘルス症状が安定している状態が2ヵ月程度続いていると、「復職準備性」が整い「リワーク準備性」が整い)ます。
しかし、リワークプログラムへの遅刻や欠席が続く人復職支援プログラムへの遅刻や欠席が続く人)や、メンタルヘルス状態が悪化した場合は、リワークプログラムが中断復職支援プログラムが中断)されることもあります。例えば、朝からリワークプログラムに参加朝から復職支援プログラムに参加)するのが難しい人は、午前中の決まった時間に図書館ですごしてもらい、午後から短時間のリワークプログラムに参加午後から短時間の復職支援プログラムに参加)して、生活リズムを整えていくこともあります。
約半年間の復職支援施設への通所約半年間のリワーク施設への通所)を経てリワークプログラム終了後復職支援プログラム終了後)は、職場に連絡して復職の意思リワークの意思)を伝え、主治医(精神科医師・心療内科医師)の復職可能リワーク可能)診断書を提出しますが、産業医の復職面談予約リワーク面談予約)や、会議の日程調整で復職まで時間がかかるリワークまで時間がかかる)職場もあります。復職面談リワーク面談)を受け、職場の復職審査リワーク審査)結果を待ちます。職場によっては主治医(心療内科医・精神科医)の復職可能診断リワーク可能診断)後、独自のリワークプログラム独自の復職支援プログラム)や1~3ヵ月間の通勤訓練をする場合もあるので確認しておきます。
以上、千里中央駅直結千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市心療内科メンタルヘルス科)「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。


リワーク(復職支援)プログラム(その29)

千里中央大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科メンタルヘルスケア科)「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワーク復職支援プログラム」の29回目です。引き続き、リワークプログラム復職支援プログラム)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖リワークプログラムなど復職支援デイケア復職支援プログラムなど復職支援デイケア)は全国の復職支援施設リワーク施設)などメンタルヘルス科医療機関で受けられる〗(Ⅶ)
リワークプログラムの費用復職支援プログラムの費用)はいくら?②
リワークプログラムの医療費を支える復職支援プログラムの医療費を支える)制度がある~
うつ病などメンタルヘルス不調は、復職まで時間がかかるリワークまで時間がかかる)ことも珍しくありません。それだけに、リワークプログラムの医療費復職支援プログラムの医療費)や休職中の生活費は、本人や家族にとって心配の種。いろいろな制度を利用して、少しでも不安をとりのぞいておきましょう。
■経済的な不安をとりのぞいてリワークプログラムに取りくみ復職支援プログラムに取りくみ)ながら復職を目指しリワークを目指し)、メンタルヘルス疾患の治療に専念する
経済的な不安は大きなストレスのひとつです。いつになったら復職できるリワークできる)のか、復職までの生活費リワークまでの生活費)はどうすればよいのか……。復職までの経済的な不安リワークまでの経済的な不安)は精神的ストレスになり、家族の関係をもつれさせる原因になることもあります。メンタルヘルス疾患の治療にとっても、よいこととはいえません。
リワークプログラムの医療費の自己負担額復職支援プログラムの医療費の自己負担額)を減らす制度や、うつ病などメンタルヘルス不調のために働くことが難しくなったときに受けられる制度などを利用し、メンタルヘルス疾患の治療に専念できる環境をつくりましょう。まずは、ひとりで抱えこまずに相談を。復職支援施設など医療機関リワーク施設など医療機関)にもうけられているメンタルヘルス医療相談室などでは、経済的な相談に応じています。
リワークプログラムなどの医療費の負担を減らす復職支援プログラムなどの医療費の負担を減らす)制度
メンタルヘルス科の治療は継続的に受けるものが多くあります。できるだけリワークプログラムなどの医療費の負担を減らすための制度復職支援プログラムなどの医療費の負担を減らすための制度)には、次のような種類があります。
『1.自立支援医療制度
メンタルヘルス科外来の治療費やリワークプログラムなどデイケア復職支援プログラムなどデイケア)の費用を少しでも抑えることが可能。(2019年1月25日掲載分を参照)
2.精神障害者保健福祉手帳
精神障害者保健福祉手帳を取得することに抵抗感をもつ人もいますが、実際にはメリットがたくさんあります。そのひとつは、障害者雇用枠での就職がしやすくなることでしょう。
「障害者の雇用の促進等に関する法律」の改正により、障害者雇用率が二%に引き上げられました。以前は常時雇用の労働者200人を超える事業主が対象でしたが、平成27年4月からは常時雇用の労働者が100人を超える事業主にも拡大されました。
障害者雇用率を達成できないと、納付金などのペナルティーが課されるため、企業は障害者の雇用に積極的。精神障害者保健福祉手帳をもっていれば、この障害者雇用枠に応募できます。現在の職場に復職現在の職場にリワーク)することが難しい場合には、転職を考えるのもよいでしょう。
また、精神障害者保健福祉手帳取得により、所得税・住民税の障害者控除、生活保護の障害者加算手続きの簡素化、NHK受信料の減免、携帯電話の基本料の半額割引などのほか、公共交通費の割引など、自治体の独自のサービスが受けられます。
※初診日から半年以上たっている人が対象:半年以上経過してもメンタルヘルス科の治療を続けている場合は、入院かメンタルヘルス科外来かの区別や年齢制限なく、申請できます
※窓口は全国の市区町村:市区町村役場の保健福祉担当課や地域保健所などに申請します。申請は無料
メンタルヘルス科専門医精神科医・心療内科医)の診断書などが必要:所定の申請書とメンタルヘルス科専門医師精神科医師・心療内科医師)の診断書が必要
※有効期限は2年間:更新する場合は、有効期限の3ヵ月前からできます
3.高額療養費制度
→入院、メンタルヘルス科通院の医療費の自己負担額がいちじるしく高額になった場合に、自己負担額が一定額を上回らないように、1世帯1ヵ月単位で超過分の額が払い戻される制度です。※申請は、加入している健康保険の窓口など
4.医療費控除
→1年間の医療費が10万円を超えた場合や、所得が200万円未満の人は所得の5%を超えた場合、税金から控除されます。リワークプログラムなど保険診療の医療費復職支援プログラムなど保険診療の医療費)やメンタルヘルス科通院にかかった交通費、入院中の食事代、メンタルヘルス科治療の一環として受けた自由診療のカウンセリング代なども対象になります。※確定申告時に申請』
●生活費の負担を減らす制度
うつ病などメンタルヘルス不調の治療のために休職したり、離職するなどの事態に直面したとき、生活を保障するさまざまな制度があります。
『1.職場の制度
→有給休暇の積み立て制度や、メンタルヘルス疾患休暇の制度は、職場によって異なるため、確認する必要があります。たとえば、最初の1年半に支給される傷病手当金に加えて、共済組合給付金が付加される職場もあります。※担当は人事課など
2.傷病手当金
職場うつ病などメンタルヘルス不調やけがをして働くことができない場合、連続して3日以上休んだうえで、4日目から支給されます。支給額は標準報酬日額の6割。支給期間は、傷病手当てが開始された日から1年6ヵ月間の範囲内と決まっています。※申請は保険組合など
3.失業給付
→雇用保険の一般被保険者だった人で要件を満たした人が離職した場合、再就職までの一定期間、受けることができます。失業給付の額は在職中の賃金をもとに計算され、勤続年数、退職理由によって支給日数が変わります。※申請窓口は、住所地を管轄するハローワーク
4.生活保護
→憲法25条の生存権に基づき、生活に困窮する国民に対して、最低限度の生活を保障する制度です。生活費、メンタルヘルス科の医療費メンタルヘルス科への通院交通費、義務教育年齢の子どもの教育費、就職のための就職支援費など、困窮の程度に応じて支給されます。※窓口は市区町村の福祉事務所
5.障害年金
職場うつ病などメンタルヘルス不調やけがで障害を負い、働けなくなった場合に支給される年金です。うつ病と診断された日に加入していた障害年金制度によって利用できる種類が異なります。会社員は障害厚生年金、公務員は障害共済年金、自営業者は障害基礎年金となります。障害の程度に応じて1~3級の等級があり、支給額が決められています。初診から1年半経過していることが条件です。※申請は年金事務所や共済組合、役所などへ。加入している年金によって異なります
6.介護休業給付金
→家族がけがや病気、身体的、メンタルヘルス的障害によって要介護状態になったとき、その家族を介護するために利用できる制度です。賃金月額の40%を上限に、最長3ヵ月支給されます。※申請は、原則として事業主がおこないます』
以上、千里中央駅直結千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市心療内科メンタルヘルス科)「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。


リワーク(復職支援)プログラム(その28)

千里中央大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科メンタルヘルスケア科)「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワーク復職支援プログラム」の28回目です。引き続き、リワークプログラム復職支援プログラム)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖リワークプログラムなど復職支援デイケア復職支援プログラムなど復職支援デイケア)は全国の復職支援施設リワーク施設)などメンタルヘルス科医療機関で受けられる〗(Ⅵ)
リワークプログラムの費用復職支援プログラムの費用)はいくら?①
~患者様が負担するリワークプログラムの費用負担する復職支援プログラムの費用)は月一万円ほど~
うつ病などメンタルヘルス疾患で休職中の患者様にとって、リワークプログラムの医療費復職支援プログラムの医療費)など経済的な負担は心配事のひとつです。復職支援施設など医療機関リワーク施設など医療機関)がおこなうリワークプログラムは保険が適用復職支援プログラムは保険が適用)され、メンタルヘルス科デイケアメンタルヘルス科作業療法などの形で、リワークプログラムとして実施復職支援プログラムとして実施)されています。それぞれリワークプログラムの時間復職支援プログラムの時間)や復職支援施設スタッフリワーク施設スタッフ)の人数が決められており、復職支援施設の規模リワーク施設の規模)によって診療報酬が異なります。さらに、通常保険診療では窓口で支払う自己負担が3割ですが、自立支援医療制度を利用すると、自己負担は原則として1割になります。この制度は、メンタルヘルス科への通院治療が継続的に必要な人が利用でき、診察料や薬代、往診、訪問看護、メンタルヘルス科デイケア、精神保健センターなどでおこなわれるデイケアなどリワークプログラムデイケアなど復職支援プログラム)の費用が対象となるため、自立支援医療制度を利用すればリワークプログラムの費用負担は軽く復職支援プログラムの費用負担は軽く)なります。
リワークプログラムの費用負担が大きいとき復職支援プログラムの費用負担が大きいとき)はメンタルヘルス科専門医精神科医・心療内科医)に相談する
リワークプログラムに参加復職支援プログラムに参加)する際、復職支援デイケアの費用リワークデイケアの費用)は、自立支援医療制度を利用した場合、月一万円前後がリワークプログラムの目安費用復職支援プログラムの目安費用)です。ただし、リワークプログラムの費用負担には個人差復職支援プログラムの費用負担には個人差)があり、ある復職支援施設などメンタルヘルス科専門医療機関リワーク施設などメンタルヘルス科専門医療機関)では2,500円~二万円と幅があります。
自立支援医療制度は、通院治療をする人が対象のため、入院費は対象外です。また、臨床心理士や産業カウンセラーによるカウンセリングなど保険外の診療も、制度の対象となりません。
リワークプログラムの医療費が心配な人復職支援プログラムの医療費が心配な人)は、保険が使えるメンタルヘルス治療を中心にしてもらうなど、主治医(精神科医師・心療内科医師)に相談してみましょう。
自立支援医療制度を利用するには、市区町村への申請が必要です。
『1.窓口は全国の市区町村
⇒いま住んでいる市区町村の担当窓口に申請します。窓口で配布されている自立支援医療費支給認定申請書に必要事項を書きこみ、必要な書類(主治医(心療内科医・精神科医)の自立支援医療診断書、医療保険証、世帯の課税状況が確認できるものなど)をつけて申請します。受理まで時間がかかる場合があるので、申請は早めにしましょう。
2.使える復職支援施設など医療機関使えるリワーク施設など医療機関)は1ヵ所
自立支援医療制度を使って利用できる復職支援施設利用できるリワーク施設)は1ヵ所にかぎられます。薬局は、市区町村によって2~3ヵ所指定できるところもあります。市区町村の復職支援施設市区町村のリワーク施設)など医療機関や薬局は、自分で指定することができ、手続きをすれば変更することもできます。
3.1年ごとに更新する
⇒申請が受理されると、自立支援医療受給者証と自己負担上限額管理票が交付されます。利用するときには、これらを指定の復職支援施設指定のリワーク施設)など医療機関や薬局を利用するときに提示します。受給者証の有効期限は1年間で、1年ごとに更新の必要があります。』
■自己負担の上限額以上をリワークプログラムの費用負担として払う復職支援プログラムの費用負担として払う)ことはない
自立支援医療制度では、本人の収入や世帯の所得に応じて、月額の自己負担額の上限が決められています。制度を利用したうえでのリワークプログラムの医療費の負担額復職支援プログラムの医療費の負担額)が、一定額を超えることはありません。
以上、千里中央駅直結千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市心療内科メンタルヘルス科)「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。


リワーク(復職支援)プログラム(その27)

千里中央大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科メンタルヘルスケア科)「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワーク復職支援プログラム」の27回目です。引き続き、リワークプログラム復職支援プログラム)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖リワークプログラムなど復職支援デイケア復職支援プログラムなど復職支援デイケア)は全国の復職支援施設リワーク施設)などメンタルヘルス科医療機関で受けられる〗(Ⅴ)
リワークプログラムの所要期間は?復職支援プログラムの所要期間は?
リワークプログラムの所要期間は人によって異なる復職支援プログラムの所要期間は人によって異なる)が、多くは約半年でリワークプログラムを卒業復職支援プログラムを卒業)~
復職までの期間リワークまでの期間)は、約半年といわれますが、うつ病などメンタルヘルス不調を発病した経緯、休職の回数などにより、人によってメンタルヘルス状態の回復までの期間や復職までの期間は異なりリワークまでの期間は異なり)ます。リワークプログラムは治療復職支援プログラムは治療)であるため、メンタルヘルス状態の回復までにかかる時間には、個人差があり、メンタルヘルス状態の回復の早さは人それぞれ。先にリワークプログラムを卒業先に復職支援プログラムを卒業)する人がいても、あせらずにじっくり構えて、リワークプログラムに取りくみ復職支援プログラムに取りくみ)ながら復職を目指しリワークを目指し)ましょう。
復職の時期リワークの時期)は主治医(精神科医・心療内科医)や産業医と相談を
リワークプログラム開始復職支援プログラム開始)から復職までの期間には、個人差がありリワークまでの期間には、個人差があり)ます。復職支援施設など医療機関リワーク施設など医療機関)の調べでは、リワークプログラムなどデイケア開始復職支援プログラムなどデイケア開始)から復職までの期間は、平均5.4ヵ月リワークまでの期間は、平均5.4ヵ月)。
実際にはリワークプログラム期間が三ヵ月復職支援プログラム期間が三ヵ月)など短い人もいれば、リワークプログラム期間が一年以上復職支援プログラム期間が一年以上)など長い人もいます。
復職できるかどうかという判断リワークできるかどうかという判断)は、産業医や人事担当者らで構成する企業の復職審査リワーク審査)委員会などが、主治医(精神科医師・心療内科医師)の復職可能リワーク可能)診断書を参考にしながら、本人と面談して、復職を決定リワークを決定)します。
主治医(心療内科医・精神科医)と産業医、本人がメンタルヘルス情報を共有しながら復職の時期を決定リワークの時期を決定)するため、本人の希望どおりには復職が決定本人の希望どおりにはリワークが決定)しないこともあります。
復職支援期間リワーク期間)の見通しを知りたい人は、主治医(心療内科医師・精神科医師)や復職支援施設スタッフリワーク施設スタッフ)、産業医に相談しましょう。
リワークプログラムは医療復職支援プログラムは医療)なので時間がかかる
復職までの所要期間を二~三ヵ月リワークまでの所要期間を二~三ヵ月)と考えている人もいますが、実際には復職までもう少し時間がかかるリワークまでもう少し時間がかかる)場合がほとんどです。リワークプログラムは単なる作業能力改善を目的としたリハビリではなく復職支援プログラムは単なる作業能力改善を目的としたリハビリではなく)て、メンタルヘルス疾患再発予防を目的とした医療の一環がリワークプログラム再発予防を目的とした医療の一環が復職支援プログラム)であるためです。
じっくりとリワークプログラムに参加復職支援プログラムに参加)するためには、事前に就業規則やカレンダーをみて、休職期限を会社に確認し、余裕をもって復職までの計画リワークまでの計画)を立てることが大切です。
以上、千里中央駅直結千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市心療内科メンタルヘルス科)「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。


火曜日担当医の葛原です

NHKの大河ドラマは毎年見ていますが、今年の「いだてん」の初回は、話があちこち飛んで、おまけにビートたけしの落語が聴き取り難くて、アチャ~という出だしでした。2回目から主役の金栗四三の子供時代の話となって、ホットしました。日曜の夜は、やはり大河ドラマです。
今年のNHK大河ドラマは、来年の東京オリンピックを意識した内容になってますが、日本選手には是非とも頑張って欲しいですね。大河ドラマで元気をもらい、日々の生活に活かしていただければよいですが、皆様にはいかがお過ごしでしょうか?最近寒さと暗さによる朝のメンタルヘルス不調で起きられず、生活リズムの乱れから遅刻や欠勤が目立ち、日中職場でも集中力の低下による仕事のミスが多くなり気分の落ち込み不安イライラ食欲不振などメンタルヘルス症状に加え、帰宅後も夜眠れず頭痛めまい動悸疲労感倦怠感など体調不良のある方は、うつ病などのメンタルヘルス疾患の可能性もあるため、要注意です。ストレス発散や気分転換しても、メンタルヘルス不調が一向に改善しない方は、豊中市 千里中央心療内科メンタルヘルス科)「杉浦こころのクリニック」へ一度お問い合わせ下さい。


リワーク(復職支援)プログラム(その26)

千里中央大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科メンタルヘルスケア科)「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワーク復職支援プログラム」の26回目です。引き続き、リワークプログラム復職支援プログラム)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖リワークプログラムなど復職支援デイケア復職支援プログラムなど復職支援デイケア)は全国の復職支援施設リワーク施設)などメンタルヘルス科医療機関で受けられる〗(Ⅳ)
リワークプログラムへの参加条件は?復職支援プログラムへの参加条件は?)②
リワークプログラムに参加復職支援プログラムに参加)するには、ある程度、生活リズムが整っていることが条件~
リワークプログラムなどデイケアに参加復職支援プログラムなどデイケアに参加)できる条件として、生活リズムが整い、メンタルヘルス症状が安定していることが重要です。リワークプログラムがはじめられる時期復職支援プログラムがはじめられる時期)は、メンタルヘルス科専門医精神科医・心療内科医)が見極めます。
リワークプログラムに参加できる状態復職支援プログラムに参加できる状態)かどうかメンタルヘルス科専門医師精神科医師・心療内科医師)にみてもらう
うつ病などメンタルヘルス不調は、一進一退をくり返しながらメンタルヘルス状態が回復していきます。うつ病などメンタルヘルス不調「安定期」からリワークプログラムに参加すること「安定期」から復職支援プログラムに参加すること)で、リワークプログラムの効果復職支援プログラムの効果)が十分に発揮されます。
うつ病などメンタルヘルス疾患メンタルヘルス症状がある程度改善してくると、早く復職したい早くリワークしたい)と、あせる気持ちがわいてくるものです。しかし、あせりは禁物。メンタルヘルス専門医心療内科医・精神科医)が患者様の様子をみて、リワークプログラムなどデイケアがはじめられる時期復職支援プログラムなどデイケアがはじめられる時期)かどうかを見極めます。
リワークプログラム開始の第一の条件復職支援プログラム開始の第一の条件)は、生活リズムが整っていることです。また、通勤ラッシュの時間帯に通勤できる基礎体力や、新聞や雑誌を読めるくらいまでメンタルヘルス状態が回復していることが大切です。
しかし、上記うつ病などメンタルヘルス不調の「急性期」には、気分の落ちこみがひどく、自殺の危険性があるため、薬物治療を受けながら、メンタルヘルスをゆっくりと休養させる時期です。この「急性期」の段階は、メンタルヘルス症状が不安定で、ちょっとしたストレスでも大きな負担になります。無理してリワークプログラムに参加無理して復職支援プログラムに参加)しても長続きせず、メンタルヘルス症状を崩したり、リワークプログラムを続けられない挫折感復職支援プログラムを続けられない挫折感)から、上記うつ病などメンタルヘルス不調を悪化させてしまうこともあります。例えば、リワークプログラム中に居眠り復職支援プログラム中に居眠り)するなど、リワークプログラム参加の時期復職支援プログラム参加の時期)が早すぎた場合は、もうしばらくメンタルヘルス状態の回復をみてから、リワークプログラムを開始復職支援プログラムを開始)します。
次に、「安定期」の段階に入ると、しだいにメンタルヘルス症状が改善し、安定していきます。引き続き薬物治療を受けながら、復職に向けてリワークに向けて)、新たなリズムをつくっていく時期です。体力面では、リワークプログラムに通っても疲れない程度復職支援プログラムに通っても疲れない程度)に基礎体力があること、メンタルヘルス面では、「憂うつ感はとれたが、なにかするのはおっくう」と感じる程度にメンタルヘルス状態が回復していることが、リワークプログラム開始の目安復職支援プログラム開始の目安)です。つまり、リワークプログラムに参加できる目安復職支援プログラムに参加できる目安)とは、メンタルヘルス状態の回復レベル、すなわち復職準備性リワーク準備性)についてチェックすると、次の4点が目安になります。①朝早く起きられる、②電車に乗って移動できる、③仕事に関する本が読める、④つらかったことを冷静に振り返って考えられる、などです。実際、リワークプログラムに参加することにより、職場で求められるレベル復職支援プログラムに参加することにより、職場で求められるレベル)である復職準備性を確認リワーク準備性を確認)できます。
その後、「維持療法期」の段階では、抑うつ状態がとれて、復職を果たすリワークを果たす)など、日常生活に戻れる時期です。しばらくは薬物治療心理療法などを続け、メンタルヘルス疾患の再発を予防します。自分でメンタルヘルス疾患の再発予防をすることにより、自分自身の弱さに気づいて、自己管理能力を高めながら、メンタルヘルス疾患が再発しないように努めていきます。
復職後リワーク後)、少なくとも1年はメンタルヘルス科専門医療機関での診察を受けます。
以上、千里中央駅直結千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市心療内科メンタルヘルス科)「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。


リワーク(復職支援)プログラム(その25)

千里中央大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科メンタルヘルスケア科)「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワーク復職支援プログラム」の25回目です。引き続き、リワークプログラム復職支援プログラム)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖リワークプログラムなど復職支援デイケア復職支援プログラムなど復職支援デイケア)は全国の復職支援施設リワーク施設)などメンタルヘルス科医療機関で受けられる〗(Ⅲ)
リワークプログラムへの参加条件は?復職支援プログラムへの参加条件は?)①
リワークプログラムの主な対象復職支援プログラムの主な対象)はうつ病など気分障害によるメンタルヘルス不調者
リワークプログラムの主な対象者復職支援プログラムの主な対象者)は、うつ病など気分障害によるメンタルヘルス不調と診断された人です。つまり、リワークプログラムなどデイケアの対象復職支援プログラムなどデイケアの対象)となる人は、主に気分障害の人と、気分障害に不安障害を併発している人です。うつ病などメンタルヘルス不調以外の診断では、リワークプログラムの効果復職支援プログラムの効果)が出にくい場合もあります。
同じメンタルヘルス疾患の人どうしなので、リワークプログラムでの治療復職支援プログラムでの治療)の効果が高い
リワークプログラムなど復職支援デイケアの対象者復職支援プログラムなど復職支援デイケアの対象者)を、主にうつ病などメンタルヘルス疾患や、不安障害を併発した人としているのは、リワークプログラムを円滑に進める復職支援プログラムを円滑に進める)ことで、リワークプログラムの治療効果復職支援プログラムの治療効果)を高めるためです。リワークプログラムなどデイケアに参加復職支援プログラムなどデイケアに参加)できるメンタルヘルス疾患は、大うつ病双極性障害Ⅱ型など気分障害に加え、気分障害に全般性不安障害パニック障害など不安障害を併発している場合です。気分障害とは、うつ病双極性障害など、気分に変調が現れるメンタルヘルス疾患の総称です。主な気分障害である大うつ病とは、強い抑うつ症状を基本に、食欲低下不眠イライラ疲れやすさ、集中力の低下、自殺念慮などのメンタルヘルス症状がみられます。それに対し、双極性障害Ⅱ型とは、うつ状態軽い躁状態をくり返します。メンタルヘルス症状の状態によってはリワークプログラムに参加できないこと復職支援プログラムに参加できないこと)もあります。一方、不安障害とは、不安や恐怖が極端に強く、長時間持続するメンタルヘルス障害であり、うつ病などメンタルヘルス不調を併発することが多いです。主な不安障害である全般性不安障害とは、漠然とした強い不安が持続します。それに対し、パニック障害とは、突然、強い不安や死の恐怖に襲われ、パニック発作をくり返します。
いろいろなメンタルヘルス疾患の診断患者様がリワークプログラムに混在復職支援プログラムに混在)すると、復職支援指導リワーク指導)がやや難しくなるという理由で診断を限定しているリワークプログラム診断を限定している復職支援プログラム)が多いのですが、限定していないリワークプログラム限定していない復職支援プログラム)もあります。
リワークプログラムの開始前復職支援プログラムの開始前)に、メンタルヘルス疾患の診断をおこないます。次のようなメンタルヘルス症状が強い場合はリワークプログラムの施行が困難復職支援プログラムの施行が困難)です。例えば、躁病・双極性障害Ⅰ型統合失調症、精神病症状もある気分障害、パーソナリティ障害、アルコール依存症などです。躁病双極性障害Ⅰ型とは、躁状態が強く、気分が高揚して活動性が高まり、眠らない、金遣いが荒くなる、誇大妄想などのメンタルヘルス症状が現れますうつ症状ではなく、躁状態が全面に立っている状態なので、うつ病のリワークプログラムうつ病の復職支援プログラム)には適さないです。統合失調症とは、脳の一部の機能がバランスを崩すことが原因とされるメンタルヘルス障害で、幻覚や妄想、自閉的傾向、社会性の低下などが特徴。軽症の人でメンタルヘルス症状が安定していればリワークプログラムの参加が可能復職支援プログラムの参加が可能)だが、メンタルヘルス症状が不安定な場合は、自分自身を内省することで、妄想が誘発されることもあります。精神病症状もある気分障害については、気分障害でも、自分だけ被害にあっているというような妄想を伴う場合や、自分が病気であることがわからない場合は、リワークプログラムなど集団療法復職支援プログラムなど集団療法)に参加すると、メンタルヘルス症状が悪化するおそれがあります。パーソナリティ障害とは、性格的な傾向として、行動や態度、対人的な関わり、考え方が偏っていて、自分や周囲の人を悩ませたりするメンタルヘルス障害で、うつ症状から受診することが多く、上記うつ病などメンタルヘルス不調と間違われることもあります。周囲の人を巻きこんで問題行動を起こす場合には、集団でのリワークプログラム治療集団での復職支援プログラム治療)より、個人でのリワークプログラム療法個人での復職支援プログラム療法)が向いています。アルコール依存症については、強迫的な飲酒をくり返すことで、自己コントロールができない状態となり、精神的にも身体的にもアルコールがなくてはならない状態に陥ります。上記うつ病などメンタルヘルス症状をまぎらわすために飲酒をはじめる人や、アルコール依存症から二次的にうつ病などメンタルヘルス疾患を発症する人などがいます。リワークプログラムへの参加を希望復職支援プログラムへの参加を希望)していても、上記メンタルヘルス症状が強い場合には、リワークプログラムなどデイケアに参加できないこと復職支援プログラムなどデイケアに参加できないこと)があります。
よって、リワークプログラムの途中復職支援プログラムの途中)で別のメンタルヘルス疾患がわかった場合復職支援指導の途中リワーク指導の途中)でリワークプログラムを中断復職支援プログラムを中断)し、まずはそのメンタルヘルス疾患に対する治療を優先することもあります。
以上、千里中央駅直結千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市心療内科メンタルヘルス科)「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。


火曜日勤務の葛原です。

先日、松竹座で新春大歌舞伎を観て来ました。今まで歌舞伎は観たことが無く、中国で観た京劇が全くつまらなかったので、あまり期待してませんでしたが、予想に反して、とても楽しめました。忠臣蔵の土屋主税と心中天網島の河庄が演目でしたが、役者さんが皆、本当に上手で、舞台もとても綺麗でした。特に、忠臣蔵はお勧めです。
平成最後の年がスタートし、時代は移り変わっていきますが、歌舞伎など伝統芸能も時代とともに変化していくのでしょうか?ただ、いつの時代も日々の日常生活は変わらず、朝起床し日中活動し夜就寝する。最近、朝のメンタルヘルス不調で目覚めが悪く、日中も気分が憂うつで活動性や食欲が低下し、頭の働きが鈍く集中力の低下や仕事でのミスが目立ち、夜は漠然とした不安イライラに襲われ動悸眠れない…このようなメンタルヘルス症状が続く場合、うつ病などメンタルヘルス疾患の可能性が考えられます。メンタルヘルス不調が気になる方は、豊中市 千里中央心療内科メンタルヘルス科)「杉浦こころのクリニック」へ是非お電話下さい。


新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。新年を迎えるに当たり、皆様に一言ご挨拶申し上げます。
昨年は、大阪北部地震・西日本豪雨・猛暑・台風21号など自然災害が続き、非常に厳しい一年でしたが、皆様にはお変わり無かったでしょうか?
年も改まり、今年4月末で平成が終了して5月から新元号になるため、変化の多い年になりそうな予感がします。当クリニックもお陰様で、今年7月3日にて開業10周年を迎えることができ、これもひとえに皆様方のご理解・ご協力・ご支援の賜物と感謝しております。今後更に努力・精進を重ねて、勤労者のメンタルヘルス向上や、休職者の復職支援リワーク)に一層貢献していく所存ですので、何卒宜しくお願い申し上げます。
尚、当クリニックは本日(1月4日)から新年の診療を開始してますので、新年早々、メンタルヘルス不調で朝起きれず、仕事へ行くのが億劫な方は、豊中市 千里中央心療内科メンタルヘルス科)「杉浦こころのクリニック」へ何時でもご連絡下さい。

医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック
理事長・院長 杉浦 正義