千里中央(大阪府 豊中市・北摂 千里ニュータウン)、心療内科 精神科(メンタルヘルスケア科)「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワーク(復職支援)プログラム」の40回目です。引き続き、リワークプログラム(復職支援プログラム)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖リワークプログラムなど復職支援デイケア(復職支援プログラムなど復職支援デイケア)で患者様はなにをするか〗(Ⅺ)
◎本人向け復職支援アドバイス(リワークアドバイス)⑧
~リワークプログラムの「生活記録票」(復職支援プログラムの「生活記録票」)でセルフメンタルヘルスケアする~
⇒1日の生活リズムや復職支援活動(リワーク活動)、その復職支援活動中(リワーク活動中)におけるメンタルヘルスをリワークプログラムで記録(復職支援プログラムで記録)し、1週間単位でリワークプログラムにて分析(復職支援プログラムにて分析)します。生活リズムの乱れやメンタルヘルスの偏り、気分が落ちこむときはどんなメンタルヘルス症状のときかなどをリワークプログラムで自覚(復職支援プログラムで自覚)することで、セルフメンタルヘルスケアに役立てていきます。また、リワークプログラムなどデイケアの記録票(復職支援プログラムなどデイケアの記録票)は、リワークプログラム参加中(復職支援プログラム参加中)にだけ使うものではありません。リワークプログラム参加前(復職支援プログラム参加前)の人も、復職後(リワーク後)フォローアップのリワークプログラムに参加(復職支援プログラムに参加)している人も、生活リズムやメンタルヘルス状態を整えるためにリワークプログラムを活用(復職支援プログラムを活用)できます。
■睡眠時間や日々のメンタルヘルス状態をリワークプログラムで書きとめる(復職支援プログラムで書きとめる)
⇒毎日、起床・就寝時間や食事、行動、復職支援施設への通所時間(リワーク施設への通所時間)など、1日におけるメンタルヘルス状態をリワークプログラムなどデイケアで記入(復職支援プログラムなどデイケアで記入)します。リワークプログラムなど復職支援デイケアにて記入1週間後(復職支援プログラムなど復職支援デイケアにて記入1週間後)に、行動とメンタルヘルスの関係性などをリワークプログラムで分析(関係性などを復職支援プログラムで分析)します。生活リズムや復職支援活動の現状(リワーク活動の現状)、メンタルヘルスの変動をリワークプログラムなどデイケアにて自分でモニタリング(復職支援プログラムなどデイケアにて自分でモニタリング)することにより、リワークプログラムなど復職支援デイケアへの参加(復職支援プログラムなど復職支援デイケアへの参加)が、生活リズムの乱れを修正するよいきっかけになります。
■リワークプログラムでの「生活記録票」の書き方(復職支援プログラムでの「生活記録票」の書き方)のポイント
⇒復職支援施設(リワーク施設)など医療機関のリワークプログラム(医療機関の復職支援プログラム)で使われている記録票は、「日常生活管理シート」です。ほかのメンタルヘルス科専門医療機関内にある復職支援施設など医療機関(リワーク施設など医療機関)でも、リワークプログラムにて同様の記録シートを活用(復職支援プログラムにて同様の記録シートを活用)しています。
たとえば、起床時間や睡眠の状態、食事、復職支援活動の内容(リワーク活動の内容)などを、毎日、リワークプログラムで忘れずに記入(毎日、復職支援プログラムで忘れずに記入)します。次に、メンタルヘルス状態や疲労感をリワークプログラムにて10段階で評価(復職支援プログラムにて10段階で評価)します。メンタルヘルスの標準は7で、それ以上はメンタルヘルスがよい。疲労感は数が大きいほど、疲労度が高い。最後に、リワークプログラムでの1日の出来事(復職支援プログラムでの1日の出来事)とリワークプログラムなどデイケア参加中(復職支援プログラムなどデイケア参加中)のときのメンタルヘルス、体調に関連がないか、復職支援施設スタッフ(リワーク施設スタッフ)と復職支援相談(リワーク相談)しながら、リワークプログラムなどデイケアにて分析(復職支援プログラムなどデイケアにて分析)します。このようにリワークプログラムの記録票で書き出す(復職支援プログラムの記録票で書き出す)と、規則正しい生活ができているか、リワークプログラム参加者(復職支援プログラム参加者)自身が、メンタルヘルス状態などを自覚しやすくなります。また、どんなときにメンタルヘルスがよい(悪い)か、行動との関連もリワークプログラムで分析(行動との関連も復職支援プログラムで分析)します。
以上、千里中央駅直結・千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市、心療内科(メンタルヘルス科)「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。
月別アーカイブ: 2019年2月
リワーク(復職支援)プログラム(その39)
千里中央(大阪府 豊中市・北摂 千里ニュータウン)、心療内科 精神科(メンタルヘルスケア科)「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワーク(復職支援)プログラム」の39回目です。引き続き、リワークプログラム(復職支援プログラム)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖リワークプログラムなど復職支援デイケア(復職支援プログラムなど復職支援デイケア)で患者様はなにをするか〗(Ⅹ)
◎本人向け復職支援アドバイス(リワークアドバイス)⑦
~リワークプログラムで自己分析(復職支援プログラムで自己分析)を進め、うつ病などメンタルヘルス疾患の発病の経緯を理解する~
⇒うつ病などメンタルヘルス疾患がどんな経緯でメンタルヘルス症状が現れたか、リワークプログラムなどデイケア(復職支援プログラムなどデイケア)でうつ病などのメンタルヘルス疾患の発病プロセスを復職支援施設(リワーク施設)スタッフとともに振り返ります。具体的には、復職支援シート(リワークシート)に自分のことを書き出し、復職支援施設スタッフ(リワーク施設スタッフ)と復職支援相談(リワーク相談)しながら、リワークプログラムで自己分析を進めて(復職支援プログラムで自己分析を進めて)いきます。リワークプログラムでの自己分析の方法(復職支援プログラムでの自己分析の方法)として、各メンタルヘルス科専門医療機関内にある復職支援施設が用意(リワーク施設が用意)している復職支援自己分析シート(リワーク自己分析シート)などを用います。自分をとりまく環境にどんな問題があったかをリワークプログラムで認識(復職支援プログラムで認識)し、リワークプログラムでの振り返り(復職支援プログラムでの振り返り)のなかで現れた自分自身のメンタルヘルス不調の要因に目を向け、リワークプログラムで内省を深め(復職支援プログラムで内省を深め)ます。リワークプログラムでの振り返り、内省を深める過程(復職支援プログラムでの振り返り、内省を深める過程)をうつ病エピソードなどメンタルヘルス疾患の振り返りといいます。ただし、休職に至ったプロセスをリワークプログラムで振り返る(休職に至ったプロセスを復職支援プログラムで振り返る)なかで、メンタルヘルス不調になったり、メンタルヘルス症状が不安定になる場合はリワークプログラムでの自己分析を中断(復職支援プログラムでの自己分析を中断)します。
■なぜ休むことになったのか、リワークプログラムでの自己分析を文章にまとめる(復職支援プログラムでの自己分析を文章にまとめる)
⇒仕事の状況や職場の人間関係による精神的ストレスだけでなく、家庭に心配事があるなど仕事以外のストレス要因も、リワークプログラムで多角的に分析(復職支援プログラムで多角的に分析)し、職場や家庭のストレス要因と自分自身のメンタルヘルス問題をリワークプログラムで関連づけて、文章にして(復職支援プログラムで関連づけて、文章にして)いきます。しかし、リワークプログラムで内省が深まっていない段階(復職支援プログラムで内省が深まっていない段階)では、会社や上司、家庭、社会など、自分以外のものが「悪い」という他罰的な見方になりがちです。
■復職支援施設スタッフからアドバイス(リワーク施設スタッフからアドバイス)を受ける
⇒プロセスをリワークプログラムなどデイケアで振り返る過程(プロセスを復職支援プログラムなどデイケアで振り返る過程)で、他罰的な見方になったときには、復職支援施設スタッフが違う見方(リワーク施設スタッフが違う見方)を伝えます。リワークプログラムなどデイケアで振り返りのなか(復職支援プログラムなどデイケアで振り返りのなか)には、心的外傷体験など、リワークプログラムでの自己分析はさけたほうがよい場合(復職支援プログラムでの自己分析はさけたほうがよい場合)があるため、メンタルヘルス科専門医(精神科医・心療内科医)の指示も受けながらリワークプログラムでの自己分析をおこない(指示も受けながら復職支援プログラムでの自己分析をおこない)ます。
■復職支援デイケア(リワークデイケア)でまとめたことをリワークプログラムで発表(復職支援プログラムで発表)する場合もある
⇒復職支援施設など医療機関(リワーク施設など医療機関)によっては、復職支援デイケアなどグループワーク(リワークデイケアなどグループワーク)のなかで、リワークプログラムなど復職支援デイケア参加者(復職支援プログラムなど復職支援デイケア参加者)が自分の文章をリワークプログラムで発表しあう機会(復職支援プログラムで発表しあう機会)をもうけています。リワークプログラム参加後1ヵ月程度(復職支援プログラム参加後1ヵ月程度)のなじんできた人が、復職支援デイケアなどグループワークに参加(リワークデイケアなどグループワークに参加)します。例えば、システムエンジニアが多い復職支援施設(システムエンジニアが多いリワーク施設)で、本人が自分をコンピューターシステムにたとえて「私の仕様書」を作成するなど、職業特性をいかしたリワークプログラム(職業特性をいかした復職支援プログラム)の形をとる場合もあります。リワークプログラムの仲間(復職支援プログラムの仲間)との対話をとおして、メンタルヘルスの幅を広げたり、リワークプログラムの仲間で共感(復職支援プログラムの仲間で共感)しあうことで、メンタルヘルス不調への気づきと、リワークプログラムなど復職支援デイケアでの深い内省(復職支援プログラムなど復職支援デイケアでの深い内省)につながります。
『リワークプログラムなど復職支援デイケアで発表する話の例(復職支援プログラムなど復職支援デイケアで発表する話の例)
●職場うつ病などメンタルヘルス疾患になるまでの経緯
●会社の復職支援(会社のリワーク)への不満
●果たして復職できる(リワークできる)のだろうか
●家族・親族との復職支援での関係(リワークでの関係)
●もし、復職後(リワーク後)ほかの仕事をするとしたら
●男性と女性のメンタルヘルスの違いについて
●NOと言えないメンタルヘルス不調の私
●私の仕様書・復職支援マニュアル(リワークマニュアル)』
リワークプログラムなど復職支援デイケアへの参加や発表(復職支援プログラムなど復職支援デイケアへの参加や発表)にて、どんなときにメンタルヘルス状態が悪くなるか、自分に内在しているメンタルヘルス問題はなにかをリワークプログラムで自覚(復職支援プログラムで自覚)することで、よりよく生きていくためのストレス対処法がみえてきます。
●まわりを変えられなくても、リワークプログラムで自分は変われる(復職支援プログラムで自分は変われる)
⇒職場うつ病などのメンタルヘルス疾患の引き金になったストレス要因の一部が、業務の内容や職場の人間関係、労働条件などであったとしても、例外的な場合をのぞいて、ストレス要因を取り除くのは難しいことです。
しかし、リワークプログラムへの参加で自分自身が変わる(復職支援プログラムへの参加で自分自身が変わる)ことは、自分でできます。リワークプログラムなどデイケアへの参加(復職支援プログラムなどデイケアへの参加)によって、自分のなかにあるメンタルヘルス疾患の発病要因に気づき、職場の状況などストレス要因に適切に対応できる能力を伸ばしていくために、リワークプログラムでの自己分析は欠かせない(復職支援プログラムでの自己分析は欠かせない)です。
以上、千里中央駅直結・千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市、心療内科(メンタルヘルス科)「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。
臨床心理士の吉田です。
少し暖かくなり、春が近づいてきたんだなと思うと、つい嬉しくなります。
わたくし、月ごとにテーマを決めて過ごすようにしているのですが、今月は“睡眠”について工夫をしています。例えば、テレビを見ながらストレッチをすること、好きな香りのリネンウォーターを一吹きすることなどです。少しの工夫ですが、自分に合う方法を探しております。
リラックスできる時間を持つことはとても大切なことです。しかし、なかなか気分が晴れない、億劫になることもあると思います。そのような場合でも、千里中央の杉浦こころのクリニックでは、カウンセリング・心理検査でお話をお聴きすることができます。お気軽にご相談ください。
リワーク(復職支援)プログラム(その38)
千里中央(大阪府 豊中市・北摂 千里ニュータウン)、心療内科 精神科(メンタルヘルスケア科)「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワーク(復職支援)プログラム」の38回目です。引き続き、リワークプログラム(復職支援プログラム)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖リワークプログラムなど復職支援デイケア(復職支援プログラムなど復職支援デイケア)で患者様はなにをするか〗(Ⅸ)
◎本人向け復職支援アドバイス(リワークアドバイス)⑥
~リワークプログラムなどデイケア(復職支援プログラムなどデイケア)のグループで語り合い、メンタルヘルス情報や復職支援情報(リワーク情報)を交換する~
⇒リワークプログラムなどデイケアは15人前後(復職支援プログラムなどデイケアは15人前後)のグループで、リワークプログラム参加者(復職支援プログラム参加者)どうしでメンタルヘルスや復職支援の情報交換(リワークの情報交換)やディスカッションをしますが、リワークプログラムなどデイケアのグループ活動(復職支援プログラムなどデイケアのグループ活動)の方法は、復職支援施設(リワーク施設)によって異なります。ほかのリワークプログラム参加者(ほかの復職支援プログラム参加者)の意見を聞くことで、物事の見方や考え方の幅を広げ、メンタルヘルス状態の回復レベルを高めやすく、つまり復職準備性(リワーク準備性)を高めやすくなります。また、リワークプログラム仲間(復職支援プログラム仲間)の存在に励まされることが、メンタルヘルス状態の回復力を上げること、すなわち復職準備性を上げること(リワーク準備性を上げること)になります。
■リワークプログラムで自己紹介(復職支援プログラムで自己紹介)をする
⇒リワークプログラム参加者の名前(復職支援プログラム参加者の名前)など、かんたんに自分のことを伝えたり、復職に向けて(リワークに向けて)どんな復職支援活動(リワーク活動)をしているかなど、リワークプログラム参加者一人ひとり(復職支援プログラム参加者一人ひとり)手短に復職支援活動の近況報告(リワーク活動の近況報告)をします。リワークプログラムのメンバー(復職支援プログラムのメンバー)は、さまざまな職種の人で構成されます。ただし、地方の復職支援施設(地方のリワーク施設)では同じ会社の人がリワークプログラムで重なる(復職支援プログラムで重なる)こともあります。
リワークプログラムでは円座になって話し合う(復職支援プログラムでは円座になって話し合う)ことで、復職支援デイケア(リワークデイケア)にて集団のまとまりが生まれ、リワークプログラムなど復職支援デイケアの治療(復職支援プログラムなど復職支援デイケアの治療)にとってよい復職支援効果(リワーク効果)をもたらします。また、リワークプログラムで安心して気兼ねなく発言(復職支援プログラムで安心して気兼ねなく発言)できるよう、プライバシー(個人情報)の配慮が復職支援デイケアでなされ(配慮がリワークデイケアでなされ)ます。
■リワークプログラムでテーマ(復職支援プログラムでテーマ)を決めて、リワークプログラム参加者どうし(復職支援プログラム参加者どうし)でディスカッションする
⇒リワークプログラムなどデイケアでテーマ(復職支援プログラムなどデイケアでテーマ)を決めて、自分のリワークプログラムでのとりくみ(復職支援プログラムでのとりくみ)や復職支援体験(リワーク体験)などをリワークプログラムで発表(復職支援プログラムで発表)し、リワークプログラムなど復職支援デイケアで決めたテーマ(復職支援プログラムなど復職支援デイケアで決めたテーマ)についてリワークプログラムのメンバーどうしが議論(復職支援プログラムのメンバーどうしが議論)します。リワークプログラムでのディスカッション(復職支援プログラムでのディスカッション)には、リワークプログラム参加者その人(復職支援プログラム参加者その人)の対人関係のパターンが色濃く出ます。
『リワークプログラムなどデイケアでのテーマの例(復職支援プログラムなどデイケアでのテーマの例)は、リワークプログラムのメンバーから自由にあげて(復職支援プログラムのメンバーから自由にあげて)もらい、リワークプログラムで討論(復職支援プログラムで討論)しながら決定します。たとえば、
●復職に向けた活動(リワークに向けた活動)などリワークプログラム以外(復職支援プログラム以外)のとりくみ
●リワークプログラム中(復職支援プログラム中)、家族との関わり方
●復職後(リワーク後)、苦手な上司との付き合い方
●人はなぜ復職して働く(リワークして働く)のか
●あなたにとって仕事や復職支援とは?(リワークとは?)
など、リワークプログラムでさまざまなテーマ(復職支援プログラムでさまざまなテーマ)が考えられます。』
■復職支援活動の内容(リワーク活動の内容)をリワークプログラムで振り返り内省(復職支援プログラムで振り返り内省)する
⇒ほかのリワークプログラムのメンバーと口論(ほかの復職支援プログラムのメンバーと口論)したり、リワークプログラムのメンバーどうしに負の感情(復職支援プログラムのメンバーどうしに負の感情)が出たときには、復職支援施設スタッフ(リワーク施設スタッフ)とともにリワークプログラムでの行動や感情(復職支援プログラムでの行動や感情)の背景をみつめます。また、職場や復職支援活動(職場やリワーク活動)での自分自身もリワークプログラムで振り返り(自分自身も復職支援プログラムで振り返り)、リワークプログラムなどデイケアで内省を深めて(復職支援プログラムなどデイケアで内省を深めて)いきます。その他、リワークプログラム参加で得られる利点(復職支援プログラム参加で得られる利点)としては、ほかのリワークプログラムのメンバーの考え方(ほかの復職支援プログラムのメンバーの考え方)を知ることで、メンタルヘルスの幅が広がり、ストレスへの対応力が身につきます。
以上、千里中央駅直結・千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市、心療内科(メンタルヘルス科)「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。
火曜日担当医の葛原です
藤井7段、順位戦では師匠と仲良く負けたが、朝日杯で最強の渡辺棋王を破って優勝!早指しではナンバー1かも。
テレビで、3月のライオンやってたが、感動!神木隆之介よかった!
ところで、最近職場の人間関係による疲れや精神的ストレスで夜眠れず、朝のメンタルヘルス不調で気分の憂うつや不安・イライラ・食欲不振などメンタルヘルス症状に加え、生活リズムの乱れによる遅刻・欠勤や仕事上のミスが増えたり、頭痛・めまい・動悸など自律神経失調症が続く場合、うつ病などメンタルヘルス疾患の可能性もあるため、注意が必要です。休日、気分転換したりストレス発散してもメンタルヘルス不調が改善しない方は、豊中市 千里中央・心療内科(メンタルヘルス科)「杉浦こころのクリニック」へ何時でもお電話下さい。
リワーク(復職支援)プログラム(その37)
千里中央(大阪府 豊中市・北摂 千里ニュータウン)、心療内科 精神科(メンタルヘルスケア科)「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワーク(復職支援)プログラム」の37回目です。引き続き、リワークプログラム(復職支援プログラム)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖リワークプログラムなど復職支援デイケア(復職支援プログラムなど復職支援デイケア)で患者様はなにをするか〗(Ⅷ)
◎本人向け復職支援アドバイス(リワークアドバイス)⑤
~リワークプログラムなどデイケア(復職支援プログラムなどデイケア)の卓球や体操、ダンスでメンタルヘルス向上をはかる~
⇒ヨガや卓球、バドミントン、ソフトバレー、ダンスなどをしてメンタルヘルスの向上をはかり、復職準備性(リワーク準備性)を高めるのがリワークプログラムのひとつの目的(復職支援プログラムのひとつの目的)です。しかし、復職準備性を高める(リワーク準備性を高める)こと以上に重要なのは、ほかのリワークプログラム参加者(ほかの復職支援プログラム参加者)との協調性やリワークプログラムでの役割分担(復職支援プログラムでの役割分担)などの対人交流をしていくことです。リワークプログラムに参加中(復職支援プログラムに参加中)、復職支援施設(リワーク施設)スタッフは、あえて具体的な指示をしません。最初はリワークプログラムの雰囲気(復職支援プログラムの雰囲気)になじめない人もいるが、リワークプログラムで自由な環境を提供(復職支援プログラムで自由な環境を提供)し、リワークプログラム参加者(復職支援プログラム参加者)の自発的な復職支援活動(リワーク活動)をみています。
■まずはリワークプログラムの雰囲気に慣れる(復職支援プログラムの雰囲気に慣れる)
⇒なにも復職支援施設スタッフ(リワーク施設スタッフ)の指示がなく、リワークプログラムで自由にしていい(復職支援プログラムで自由にしていい)という状況は、リワークプログラム参加者には戸惑いが大きい(復職支援プログラム参加者には戸惑いが大きい)もの。最初のうちはリワークプログラムを退出(復職支援プログラムを退出)したり、リワークプログラム参加者の輪(復職支援プログラム参加者の輪)に入れなかったりする場合もあります。まずは、リワークプログラムの場(復職支援プログラムの場)に慣れることからはじめ、じょじょにリワークプログラムなどデイケアに慣れてきた(復職支援プログラムなどデイケアに慣れてきた)ら、ほかのリワークプログラム参加者と話し合い(ほかの復職支援プログラム参加者と話し合い)などをして、リワークプログラムでなにをするか(復職支援プログラムでなにをするか)決めていきます。
■思いきってリワークプログラムに参加する(復職支援プログラムに参加する)
⇒リワークプログラムでの失敗を恐れず(復職支援プログラムでの失敗を恐れず)に、思いきってリワークプログラムに参加(思いきって復職支援プログラムに参加)してみましょう。リワークプログラムで失敗(復職支援プログラムで失敗)をしても、ほかのリワークプログラム参加者がフォロー(ほかの復職支援プログラム参加者がフォロー)してくれ、リワークプログラムでの失敗は大したことではない(復職支援プログラムでの失敗は大したことではない)ことに気づきます。
■リワークプログラムで自分の役割をみつける(復職支援プログラムで自分の役割をみつける)
⇒リワークプログラムなどデイケアのグループ(復職支援プログラムなどデイケアのグループ)の全体がみえるようになり、リワークプログラムなどデイケア全体(復職支援プログラムなどデイケア全体)のなかで、得点係、ボール拾い係という、リワークプログラムなどデイケアで自分の役割(復職支援プログラムなどデイケアで自分の役割)をみつけます。例えば、リワークプログラムで何度か経験(復職支援プログラムで何度か経験)するうちに、リワークプログラムの参加者どうしで相談(復職支援プログラムの参加者どうしで相談)し、卓球をする人、そのほかの役割をする人など、役割分担がリワークプログラムに参加することでできる(役割分担が復職支援プログラムに参加することでできる)ようになっていきます。リワークプログラムなどデイケアに参加(復職支援プログラムなどデイケアに参加)することにより、メンタルヘルスの向上をはかるだけでなく、自分でストレス状況に対応していく力を身につけていくことができます。
●一台の卓球台からリワークプログラムなどデイケアでみえること(復職支援プログラムなどデイケアでみえること)
⇒復職支援施設の室内(リワーク施設の室内)に卓球台だけが置かれていて、リワークプログラムなど復職支援デイケアの小グループ(復職支援プログラムなど復職支援デイケアの小グループ)でなにをしてもよいというのは、自由な状況です。リワークプログラムなど慣れないデイケアの場(復職支援プログラムなど慣れないデイケアの場)で、復職支援施設スタッフの指示(リワーク施設スタッフの指示)も受けずに、ほかのリワークプログラム参加者と協調(ほかの復職支援プログラム参加者と協調)しながら自分でできることをリワークプログラムで実現(復職支援プログラムで実現)していくことの訓練の場が、復職支援施設など医療機関(リワーク施設など医療機関)内の復職支援デイケア(リワークデイケア)になります。
ほかのリワークプログラム参加者になかなか話しかけられない(ほかの復職支援プログラム参加者になかなか話しかけられない)、積極的にリワークプログラムに参加できない(積極的に復職支援プログラムに参加できない)のはなぜかというメンタルヘルス状態をみつめることで、自分の対人関係の特性や行動パターンに気づけます。
以上、千里中央駅直結・千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市、心療内科(メンタルヘルス科)「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。
臨床心理士の吉田です。
3連休最終日、はじめてプロレスを観戦してきました。大人から子どもまで応援にかけつけており、初心者の私は会場の熱気に圧倒されてしまいました。
何度でも立ち上がる選手の姿、観客の声援にパワーをいただいた休日となりました。
没頭できる趣味、気分転換になるものを持つことは日々のストレス解消となる手段のひとつですが、気分の落ち込みが強いと何かをすることが億劫になります。千里中央の杉浦こころのクリニックでは、カウンセリング・心理検査をおこなっておりますので、お気軽にご相談ください。
リワーク(復職支援)プログラム(その36)
千里中央(大阪府 豊中市・北摂 千里ニュータウン)、心療内科 精神科(メンタルヘルスケア科)「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワーク(復職支援)プログラム」の36回目です。引き続き、リワークプログラム(復職支援プログラム)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖リワークプログラムなど復職支援デイケア(復職支援プログラムなど復職支援デイケア)で患者様はなにをするか〗(Ⅶ)
◎本人向け復職支援アドバイス(リワークアドバイス)④
~リワークプログラムのオフィスワーク(復職支援プログラムのオフィスワーク)で仕事の感覚をとり戻す~
⇒リワークプログラムでパソコン作業や打ち合わせ(復職支援プログラムでパソコン作業や打ち合わせ)など、仕事に近い復職支援活動(リワーク活動)「オフィスワーク」をします。リワークプログラムでの職場に近い環境(復職支援プログラムでの職場に近い環境)や作業を通じて、メンタルヘルス状態の回復、つまり復職準備性(リワーク準備性)などを確認し、リワークプログラムでの課題(復職支援プログラムでの課題)があれば、メンタルヘルス対策や復職支援対策(リワーク対策)を考えていきます。ただし、復職支援施設(リワーク施設)によっては、うつ病などメンタルヘルス不調に関する本を読むなどして、リワークプログラムのパソコン作業(復職支援プログラムのパソコン作業)はおこなわないところもあります。
■リワークプログラムで仕事の本や新聞の社説を読む(復職支援プログラムで仕事の本や新聞の社説を読む)
⇒リワークプログラムで仕事に関する本や新聞の社説、心理関連書などを読み(復職支援プログラムで仕事に関する本や新聞の社説、心理関連書などを読み)、要約するなどリワークプログラムの課題(要約するなど復職支援プログラムの課題)にとりくみます。なお、リワークプログラム参加(復職支援プログラム参加)初期で、メンタルヘルス状態が低下しているときは、仕事関連の本ではストレスが大きいため、やわらかい内容の本を読む場合もあります。メンタルヘルス状態の回復にあわせて、じょじょにリワークプログラムでの課題のレベル(復職支援プログラムでの課題のレベル)を上げていくことで、復職準備性を高めて(リワーク準備性を高めて)いきます。
■リワークプログラムなどデイケアでタイピングや資料づくり(復職支援プログラムなどデイケアでタイピングや資料づくり)
⇒リワークプログラムなどデイケアのパソコン(復職支援プログラムなどデイケアのパソコン)でビジネス文書や表・グラフなどの資料を作成したり、リワークプログラムのタイピングソフト(復職支援プログラムのタイピングソフト)を用いて、短時間で正確にタイプするなどリワークプログラムの課題(短時間で正確にタイプするなど復職支援プログラムの課題)にとりくみます。
■グループでリワークプログラムのオフィスワーク(グループで復職支援プログラムのオフィスワーク)をする
⇒リワークプログラムでは5~8人の小グループで、職場の対人関係に近い状況をつくり(復職支援プログラムでは5~8人の小グループで、職場の対人関係に近い状況をつくり)、リワークプログラムで与えられた課題を役割分担(復職支援プログラムで与えられた課題を役割分担)しながらリワークプログラムを進めていく(復職支援プログラムを進めていく)とりくみもあります。職場の役割関係に近い状況下で、リワークプログラムの作業中に生じる問題(復職支援プログラムの作業中に生じる問題)は、その人の対人関係のパターンや認知の傾向に気づかせてくれます。
■復職支援施設スタッフ(リワーク施設スタッフ)からアドバイスを受ける
⇒復職支援施設スタッフの客観的なアドバイス(リワーク施設スタッフの客観的なアドバイス)は、自分の行動パターンに気づく機会。リワークプログラムで行動を改善(復職支援プログラムで行動を改善)していくためにも、復職支援施設スタッフのアドバイス(リワーク施設スタッフのアドバイス)を真摯に受け入れましょう。例えば、「リワークプログラムで相手のことを気づかいすぎ(復職支援プログラムで相手のことを気づかいすぎ)、復職支援施設スタッフへの必要な報告(リワーク施設スタッフへの必要な報告)、リワークプログラムでの連絡(復職支援プログラムでの連絡)、復職支援相談(リワーク相談)などができない」ことや、「実現性の低いことなど、思いつきだけでリワークプログラム中(復職支援プログラム中)に発言をして、リワークプログラム参加者(復職支援プログラム参加者)など相手を困らせる」ことに加えて、「些細なことが気になって、リワークプログラムで自分の作業に集中(復職支援プログラムで自分の作業に集中)できない」など、よくない働き方のクセがリワークプログラムで治り(復職支援プログラムで治り)ます。仕事に必要なメンタルヘルスの力などが、リワークプログラムで向上(復職支援プログラムで向上)するだけでなく、ほかのリワークプログラム参加者(ほかの復職支援プログラム参加者)ら周囲との関係のなかで、リワークプログラムなどデイケア(復職支援プログラムなどデイケア)でよりよい働き方をみつけることができます。
以上、千里中央駅直結・千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市、心療内科(メンタルヘルス科)「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。
リワーク(復職支援)プログラム(その35)
千里中央(大阪府 豊中市・北摂 千里ニュータウン)、心療内科 精神科(メンタルヘルスケア科)「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワーク(復職支援)プログラム」の35回目です。引き続き、リワークプログラム(復職支援プログラム)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖リワークプログラムなど復職支援デイケア(復職支援プログラムなど復職支援デイケア)で患者様はなにをするか〗(Ⅵ)
◎本人向け復職支援アドバイス(リワークアドバイス)③
~リワークプログラムなどデイケア(復職支援プログラムなどデイケア)での心理教育を通じて、自分とメンタルヘルス疾患を理解する~
⇒リワークプログラムの講義(復職支援プログラムの講義)やリワークプログラムでの話し合い(復職支援プログラムでの話し合い)などリワークプログラム全体(復職支援プログラム全体)をとおして、うつ病などメンタルヘルス不調やメンタルヘルス治療についての正しい知識を得たり、リワークプログラム参加者(復職支援プログラム参加者)の自己理解をうながして深めることが、リワークプログラムでの心理教育(復職支援プログラムでの心理教育)です。うつ病などのメンタルヘルス不調の再発予防のため、リワークプログラムでは、心理教育が重視(復職支援プログラムでは、心理教育が重視)されています。リワークプログラムでの心理教育の内容(復職支援プログラムでの心理教育の内容)には、自己分析や認知行動療法、自己表現などさまざまあり、復職支援施設(リワーク施設)によって異なります。一般的に、リワークプログラムの講義は10人くらいの少人数(復職支援プログラムの講義は10人くらいの少人数)でおこなわれ、リワークプログラム全体が心理教育(復職支援プログラム全体が心理教育)のようなものです。具体的には、心理教育を受けることで、バケツの水をこぼさないようにイメージして、自分のメンタルヘルス状態を超えないように、仕事量を自分で調整できるようになります。
■リワークプログラムに参加(復職支援プログラムに参加)前のメンタルヘルス科専門医(精神科医・心療内科医)や復職支援施設など医療機関(リワーク施設など医療機関)スタッフによる復職支援面談(リワーク面談)で、リワークプログラムを理解(復職支援プログラムを理解)
⇒メンタルヘルス治療やリワークプログラムの意義(復職支援プログラムの意義)をよく理解することは、リワークプログラムを続けていくための基礎(復職支援プログラムを続けていくための基礎)となります。
■リワークプログラムの講義で理解を深める(復職支援プログラムの講義で理解を深める)
⇒メンタルヘルス科専門医師(精神科医師・心療内科医師)や薬剤師、看護師、作業療法士、臨床心理士(カウンセラー)、精神保健福祉士など復職支援施設スタッフ(リワーク施設スタッフ)らによるリワークプログラムなど復職支援デイケアの講義(復職支援プログラムなど復職支援デイケアの講義)で、メンタルヘルス疾患やメンタルヘルス科治療についての理解を深めます。リワークプログラムの講義は、1回50分くらい(復職支援プログラムの講義は、1回50分くらい)で、数回程度おこなわれるのが一般的です。
■一対一の復職支援面談(一対一のリワーク面談)で自分を客観的にみつめる
⇒リワークプログラムで理解したことが現実の生活にいかされている(復職支援プログラムで理解したことが現実の生活にいかされている)かなど、復職支援施設のスタッフと確認(リワーク施設のスタッフと確認)しながら復職支援面談をおこない(リワーク面談をおこない)ます。つまり、うつ病などメンタルヘルス不調やメンタルヘルス科医療機関での治療、メンタルヘルス不調の再発予防のための知識をリワークプログラムで身につけ、日常生活にいかすこと(知識を復職支援プログラムで身につけ、日常生活にいかすこと)ができます。
■リワークプログラムの個人活動(復職支援プログラムの個人活動)で自分の力を知る
⇒リワークプログラムの課題(復職支援プログラムの課題)に対する集中力や対応力など、自分のメンタルヘルス状態の回復レベル、すなわち復職準備性(リワーク準備性)を確認し、さらに復職準備性を高めていくこと(リワーク準備性を高めていくこと)につなげていきます。
■リワークプログラムの心理教育での自己分析(復職支援プログラムの心理教育での自己分析)により、セルフメンタルヘルスケアできるように
⇒認知行動療法(CBT)やSST(社会生活技能訓練)など、リワークプログラムの心理教育を受けること(復職支援プログラムの心理教育を受けること)で、自分自身のものごとのとらえ方のクセや、もろい部分と向き合い、さらにリワークプログラムなどデイケアのリハビリ(復職支援プログラムなどデイケアのリハビリ)により、望ましい方向に修正しながら、自己管理能力を身につけていきます。
■リワークプログラムのグループ活動(復職支援プログラムのグループ活動)で自分がみえる
⇒ほかのリワークプログラム参加者との関わり(ほかの復職支援プログラム参加者との関わり)のなかで、自分の課題や弱点に気づき、リワークプログラムではさまざまな手法を用いて、対人関係能力を高めたり(復職支援プログラムではさまざまな手法を用いて、対人関係能力を高めたり)、ストレスに対して適切に対処できるようになります。
以上、千里中央駅直結・千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市、心療内科(メンタルヘルス科)「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。
リワーク(復職支援)プログラム(その34)
千里中央(大阪府 豊中市・北摂 千里ニュータウン)、心療内科 精神科(メンタルヘルスケア科)「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワーク(復職支援)プログラム」の34回目です。引き続き、リワークプログラム(復職支援プログラム)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖リワークプログラムなど復職支援デイケア(復職支援プログラムなど復職支援デイケア)で患者様はなにをするか〗(Ⅴ)
◎本人向け復職支援アドバイス(リワークアドバイス)②
~復職支援成功(リワーク成功)への第一歩は復職支援施設(リワーク施設)に通うこと~
⇒「リワークプログラムがはじまった(復職支援プログラムがはじまった)ら、きちんとリワークプログラムに通う(復職支援プログラムに通う)ことができる」と思っていても、実際にリワークプログラムがスタート(復職支援プログラムがスタート)すると、疲れからメンタルヘルス不調が出て、リワークプログラムへの遅刻(復職支援プログラムへの遅刻)やリワークプログラムの欠席(復職支援プログラムの欠席)が増えていくこともあります。
■毎日外に出ることが復職支援成功へのスタート(リワーク成功へのスタート)
⇒まずは、毎朝メンタルヘルス不調でおっくうでも、身支度をして一歩踏み出して家を出ます。最初のうちは、復職支援施設に通う(リワーク施設に通う)だけでも疲れるものですが、じょじょにリワークプログラムに通うことにも慣れて(復職支援プログラムに通うことにも慣れて)きます。リワークプログラムへの参加(復職支援プログラムへの参加)が決まる前から、毎朝外出して復職支援施設に通う習慣(リワーク施設に通う習慣)をつけておくと、復職支援デイケア(リワークデイケア)や復職支援ショートケア(リワークショートケア)など、リワークプログラムにスムーズに入って(復職支援プログラムにスムーズに入って)いけます。
毎日の通勤を無理なく続けられることは、復職支援成功のための重要な条件(リワーク成功のための重要な条件)です。毎朝、決まった時間に起き、リワークプログラムなどデイケアに遅刻(復職支援プログラムなどデイケアに遅刻)しないように復職支援施設に通所する生活リズム(リワーク施設に通所する生活リズム)とメンタルヘルス状態を、身につけていきます。ただし、リワークプログラムへの遅刻や欠席(復職支援プログラムへの遅刻や欠席)をしたら、復職支援施設スタッフ(リワーク施設スタッフ)とともにリワークプログラムへの遅刻や欠席の理由(復職支援プログラムへの遅刻や欠席の理由)を考え、メンタルヘルス対策や復職支援対策(リワーク対策)を講じます。復職支援対策などを講じる(リワーク対策などを講じる)ことも、復職に向けた準備のひとつ(リワークに向けた準備のひとつ)です。
■復職支援施設など医療機関(リワーク施設など医療機関)に通う
⇒日中の復職支援デイケア(日中のリワークデイケア)や短時間の復職支援ショートケア(短時間のリワークショートケア)、メンタルヘルス科外来などに通うときは、必ず復職支援施設で決められた時間(リワーク施設で決められた時間)を守ります。リワークプログラムなどデイケアに遅刻する場合(復職支援プログラムなどデイケアに遅刻する場合)は、復職支援施設に連絡(リワーク施設に連絡)します。復職支援施設など医療機関に連絡(リワーク施設など医療機関に連絡)なくリワークプログラムなどデイケアへの遅刻や欠席(復職支援プログラムなどデイケアへの遅刻や欠席)をしないことが復職支援成功へのステップ(リワーク成功へのステップ)のひとつです。
復職支援施設に通うと生活リズムが規則正しく安定(リワーク施設に通うと生活リズムが規則正しく安定)して、毎日外出しても疲れないメンタルヘルス状態まで回復してくると、復職に向けての自信(リワークに向けての自信)や復職準備性(リワーク準備性)が高まってきます。
■図書館など緊張感のある場へ
⇒リワークプログラムのない日(復職支援プログラムのない日)も、決まった時間に家を出ます。図書館は周囲の目もあり、緊張感をもって自主的にリワークプログラムをおこなう(自主的に復職支援プログラムをおこなう)には最適です。図書館で一定の時間、新聞や本を集中して読む力をつけることにより、メンタルヘルス状態が回復してきて復職準備性が整い(リワーク準備性が整い)ます。ただし、自宅やカフェはリラックスしてしまうので、復職に向けた準備(リワークに向けた準備)にはならないです。
●リワークプログラムを休んでしまいそうな日(復職支援プログラムを休んでしまいそうな日)は
⇒一度、リワークプログラムを休んで(一度、復職支援プログラムを休んで)しまうと、リワークプログラムなどデイケアを休んだ日(復職支援プログラムなどデイケアを休んだ日)からずるずるとリワークプログラムなどデイケアに行かなくなり(復職支援プログラムなどデイケアに行かなくなり)、さらにリワークプログラムを休んでしまった罪悪感(復職支援プログラムを休んでしまった罪悪感)でメンタルヘルス症状を崩すという悪循環に陥ります。
リワークプログラムを休んでしまうのを防ぐ(復職支援プログラムを休んでしまうのを防ぐ)には、朝、メンタルヘルス不調でおっくう感があっても、リワークプログラム参加の準備(復職支援プログラム参加の準備)をし、家を出てみましょう。リワークプログラム参加への準備をして外出(復職支援プログラム参加への準備をして外出)してもメンタルヘルス症状がよくないときには、リワークプログラム欠席の連絡(復職支援プログラム欠席の連絡)をします。
以上、千里中央駅直結・千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市、心療内科(メンタルヘルス科)「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。