千里中央(大阪府 豊中市・北摂 千里ニュータウン)、心療内科 精神科(メンタルヘルスケア科)「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワーク(復職支援)プログラム」の37回目です。引き続き、リワークプログラム(復職支援プログラム)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖リワークプログラムなど復職支援デイケア(復職支援プログラムなど復職支援デイケア)で患者様はなにをするか〗(Ⅷ)
◎本人向け復職支援アドバイス(リワークアドバイス)⑤
~リワークプログラムなどデイケア(復職支援プログラムなどデイケア)の卓球や体操、ダンスでメンタルヘルス向上をはかる~
⇒ヨガや卓球、バドミントン、ソフトバレー、ダンスなどをしてメンタルヘルスの向上をはかり、復職準備性(リワーク準備性)を高めるのがリワークプログラムのひとつの目的(復職支援プログラムのひとつの目的)です。しかし、復職準備性を高める(リワーク準備性を高める)こと以上に重要なのは、ほかのリワークプログラム参加者(ほかの復職支援プログラム参加者)との協調性やリワークプログラムでの役割分担(復職支援プログラムでの役割分担)などの対人交流をしていくことです。リワークプログラムに参加中(復職支援プログラムに参加中)、復職支援施設(リワーク施設)スタッフは、あえて具体的な指示をしません。最初はリワークプログラムの雰囲気(復職支援プログラムの雰囲気)になじめない人もいるが、リワークプログラムで自由な環境を提供(復職支援プログラムで自由な環境を提供)し、リワークプログラム参加者(復職支援プログラム参加者)の自発的な復職支援活動(リワーク活動)をみています。
■まずはリワークプログラムの雰囲気に慣れる(復職支援プログラムの雰囲気に慣れる)
⇒なにも復職支援施設スタッフ(リワーク施設スタッフ)の指示がなく、リワークプログラムで自由にしていい(復職支援プログラムで自由にしていい)という状況は、リワークプログラム参加者には戸惑いが大きい(復職支援プログラム参加者には戸惑いが大きい)もの。最初のうちはリワークプログラムを退出(復職支援プログラムを退出)したり、リワークプログラム参加者の輪(復職支援プログラム参加者の輪)に入れなかったりする場合もあります。まずは、リワークプログラムの場(復職支援プログラムの場)に慣れることからはじめ、じょじょにリワークプログラムなどデイケアに慣れてきた(復職支援プログラムなどデイケアに慣れてきた)ら、ほかのリワークプログラム参加者と話し合い(ほかの復職支援プログラム参加者と話し合い)などをして、リワークプログラムでなにをするか(復職支援プログラムでなにをするか)決めていきます。
■思いきってリワークプログラムに参加する(復職支援プログラムに参加する)
⇒リワークプログラムでの失敗を恐れず(復職支援プログラムでの失敗を恐れず)に、思いきってリワークプログラムに参加(思いきって復職支援プログラムに参加)してみましょう。リワークプログラムで失敗(復職支援プログラムで失敗)をしても、ほかのリワークプログラム参加者がフォロー(ほかの復職支援プログラム参加者がフォロー)してくれ、リワークプログラムでの失敗は大したことではない(復職支援プログラムでの失敗は大したことではない)ことに気づきます。
■リワークプログラムで自分の役割をみつける(復職支援プログラムで自分の役割をみつける)
⇒リワークプログラムなどデイケアのグループ(復職支援プログラムなどデイケアのグループ)の全体がみえるようになり、リワークプログラムなどデイケア全体(復職支援プログラムなどデイケア全体)のなかで、得点係、ボール拾い係という、リワークプログラムなどデイケアで自分の役割(復職支援プログラムなどデイケアで自分の役割)をみつけます。例えば、リワークプログラムで何度か経験(復職支援プログラムで何度か経験)するうちに、リワークプログラムの参加者どうしで相談(復職支援プログラムの参加者どうしで相談)し、卓球をする人、そのほかの役割をする人など、役割分担がリワークプログラムに参加することでできる(役割分担が復職支援プログラムに参加することでできる)ようになっていきます。リワークプログラムなどデイケアに参加(復職支援プログラムなどデイケアに参加)することにより、メンタルヘルスの向上をはかるだけでなく、自分でストレス状況に対応していく力を身につけていくことができます。
●一台の卓球台からリワークプログラムなどデイケアでみえること(復職支援プログラムなどデイケアでみえること)
⇒復職支援施設の室内(リワーク施設の室内)に卓球台だけが置かれていて、リワークプログラムなど復職支援デイケアの小グループ(復職支援プログラムなど復職支援デイケアの小グループ)でなにをしてもよいというのは、自由な状況です。リワークプログラムなど慣れないデイケアの場(復職支援プログラムなど慣れないデイケアの場)で、復職支援施設スタッフの指示(リワーク施設スタッフの指示)も受けずに、ほかのリワークプログラム参加者と協調(ほかの復職支援プログラム参加者と協調)しながら自分でできることをリワークプログラムで実現(復職支援プログラムで実現)していくことの訓練の場が、復職支援施設など医療機関(リワーク施設など医療機関)内の復職支援デイケア(リワークデイケア)になります。
ほかのリワークプログラム参加者になかなか話しかけられない(ほかの復職支援プログラム参加者になかなか話しかけられない)、積極的にリワークプログラムに参加できない(積極的に復職支援プログラムに参加できない)のはなぜかというメンタルヘルス状態をみつめることで、自分の対人関係の特性や行動パターンに気づけます。
以上、千里中央駅直結・千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市、心療内科(メンタルヘルス科)「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。
月別アーカイブ: 2019年2月
臨床心理士の吉田です。
3連休最終日、はじめてプロレスを観戦してきました。大人から子どもまで応援にかけつけており、初心者の私は会場の熱気に圧倒されてしまいました。
何度でも立ち上がる選手の姿、観客の声援にパワーをいただいた休日となりました。
没頭できる趣味、気分転換になるものを持つことは日々のストレス解消となる手段のひとつですが、気分の落ち込みが強いと何かをすることが億劫になります。千里中央の杉浦こころのクリニックでは、カウンセリング・心理検査をおこなっておりますので、お気軽にご相談ください。
リワーク(復職支援)プログラム(その36)
千里中央(大阪府 豊中市・北摂 千里ニュータウン)、心療内科 精神科(メンタルヘルスケア科)「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワーク(復職支援)プログラム」の36回目です。引き続き、リワークプログラム(復職支援プログラム)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖リワークプログラムなど復職支援デイケア(復職支援プログラムなど復職支援デイケア)で患者様はなにをするか〗(Ⅶ)
◎本人向け復職支援アドバイス(リワークアドバイス)④
~リワークプログラムのオフィスワーク(復職支援プログラムのオフィスワーク)で仕事の感覚をとり戻す~
⇒リワークプログラムでパソコン作業や打ち合わせ(復職支援プログラムでパソコン作業や打ち合わせ)など、仕事に近い復職支援活動(リワーク活動)「オフィスワーク」をします。リワークプログラムでの職場に近い環境(復職支援プログラムでの職場に近い環境)や作業を通じて、メンタルヘルス状態の回復、つまり復職準備性(リワーク準備性)などを確認し、リワークプログラムでの課題(復職支援プログラムでの課題)があれば、メンタルヘルス対策や復職支援対策(リワーク対策)を考えていきます。ただし、復職支援施設(リワーク施設)によっては、うつ病などメンタルヘルス不調に関する本を読むなどして、リワークプログラムのパソコン作業(復職支援プログラムのパソコン作業)はおこなわないところもあります。
■リワークプログラムで仕事の本や新聞の社説を読む(復職支援プログラムで仕事の本や新聞の社説を読む)
⇒リワークプログラムで仕事に関する本や新聞の社説、心理関連書などを読み(復職支援プログラムで仕事に関する本や新聞の社説、心理関連書などを読み)、要約するなどリワークプログラムの課題(要約するなど復職支援プログラムの課題)にとりくみます。なお、リワークプログラム参加(復職支援プログラム参加)初期で、メンタルヘルス状態が低下しているときは、仕事関連の本ではストレスが大きいため、やわらかい内容の本を読む場合もあります。メンタルヘルス状態の回復にあわせて、じょじょにリワークプログラムでの課題のレベル(復職支援プログラムでの課題のレベル)を上げていくことで、復職準備性を高めて(リワーク準備性を高めて)いきます。
■リワークプログラムなどデイケアでタイピングや資料づくり(復職支援プログラムなどデイケアでタイピングや資料づくり)
⇒リワークプログラムなどデイケアのパソコン(復職支援プログラムなどデイケアのパソコン)でビジネス文書や表・グラフなどの資料を作成したり、リワークプログラムのタイピングソフト(復職支援プログラムのタイピングソフト)を用いて、短時間で正確にタイプするなどリワークプログラムの課題(短時間で正確にタイプするなど復職支援プログラムの課題)にとりくみます。
■グループでリワークプログラムのオフィスワーク(グループで復職支援プログラムのオフィスワーク)をする
⇒リワークプログラムでは5~8人の小グループで、職場の対人関係に近い状況をつくり(復職支援プログラムでは5~8人の小グループで、職場の対人関係に近い状況をつくり)、リワークプログラムで与えられた課題を役割分担(復職支援プログラムで与えられた課題を役割分担)しながらリワークプログラムを進めていく(復職支援プログラムを進めていく)とりくみもあります。職場の役割関係に近い状況下で、リワークプログラムの作業中に生じる問題(復職支援プログラムの作業中に生じる問題)は、その人の対人関係のパターンや認知の傾向に気づかせてくれます。
■復職支援施設スタッフ(リワーク施設スタッフ)からアドバイスを受ける
⇒復職支援施設スタッフの客観的なアドバイス(リワーク施設スタッフの客観的なアドバイス)は、自分の行動パターンに気づく機会。リワークプログラムで行動を改善(復職支援プログラムで行動を改善)していくためにも、復職支援施設スタッフのアドバイス(リワーク施設スタッフのアドバイス)を真摯に受け入れましょう。例えば、「リワークプログラムで相手のことを気づかいすぎ(復職支援プログラムで相手のことを気づかいすぎ)、復職支援施設スタッフへの必要な報告(リワーク施設スタッフへの必要な報告)、リワークプログラムでの連絡(復職支援プログラムでの連絡)、復職支援相談(リワーク相談)などができない」ことや、「実現性の低いことなど、思いつきだけでリワークプログラム中(復職支援プログラム中)に発言をして、リワークプログラム参加者(復職支援プログラム参加者)など相手を困らせる」ことに加えて、「些細なことが気になって、リワークプログラムで自分の作業に集中(復職支援プログラムで自分の作業に集中)できない」など、よくない働き方のクセがリワークプログラムで治り(復職支援プログラムで治り)ます。仕事に必要なメンタルヘルスの力などが、リワークプログラムで向上(復職支援プログラムで向上)するだけでなく、ほかのリワークプログラム参加者(ほかの復職支援プログラム参加者)ら周囲との関係のなかで、リワークプログラムなどデイケア(復職支援プログラムなどデイケア)でよりよい働き方をみつけることができます。
以上、千里中央駅直結・千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市、心療内科(メンタルヘルス科)「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。
リワーク(復職支援)プログラム(その35)
千里中央(大阪府 豊中市・北摂 千里ニュータウン)、心療内科 精神科(メンタルヘルスケア科)「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワーク(復職支援)プログラム」の35回目です。引き続き、リワークプログラム(復職支援プログラム)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖リワークプログラムなど復職支援デイケア(復職支援プログラムなど復職支援デイケア)で患者様はなにをするか〗(Ⅵ)
◎本人向け復職支援アドバイス(リワークアドバイス)③
~リワークプログラムなどデイケア(復職支援プログラムなどデイケア)での心理教育を通じて、自分とメンタルヘルス疾患を理解する~
⇒リワークプログラムの講義(復職支援プログラムの講義)やリワークプログラムでの話し合い(復職支援プログラムでの話し合い)などリワークプログラム全体(復職支援プログラム全体)をとおして、うつ病などメンタルヘルス不調やメンタルヘルス治療についての正しい知識を得たり、リワークプログラム参加者(復職支援プログラム参加者)の自己理解をうながして深めることが、リワークプログラムでの心理教育(復職支援プログラムでの心理教育)です。うつ病などのメンタルヘルス不調の再発予防のため、リワークプログラムでは、心理教育が重視(復職支援プログラムでは、心理教育が重視)されています。リワークプログラムでの心理教育の内容(復職支援プログラムでの心理教育の内容)には、自己分析や認知行動療法、自己表現などさまざまあり、復職支援施設(リワーク施設)によって異なります。一般的に、リワークプログラムの講義は10人くらいの少人数(復職支援プログラムの講義は10人くらいの少人数)でおこなわれ、リワークプログラム全体が心理教育(復職支援プログラム全体が心理教育)のようなものです。具体的には、心理教育を受けることで、バケツの水をこぼさないようにイメージして、自分のメンタルヘルス状態を超えないように、仕事量を自分で調整できるようになります。
■リワークプログラムに参加(復職支援プログラムに参加)前のメンタルヘルス科専門医(精神科医・心療内科医)や復職支援施設など医療機関(リワーク施設など医療機関)スタッフによる復職支援面談(リワーク面談)で、リワークプログラムを理解(復職支援プログラムを理解)
⇒メンタルヘルス治療やリワークプログラムの意義(復職支援プログラムの意義)をよく理解することは、リワークプログラムを続けていくための基礎(復職支援プログラムを続けていくための基礎)となります。
■リワークプログラムの講義で理解を深める(復職支援プログラムの講義で理解を深める)
⇒メンタルヘルス科専門医師(精神科医師・心療内科医師)や薬剤師、看護師、作業療法士、臨床心理士(カウンセラー)、精神保健福祉士など復職支援施設スタッフ(リワーク施設スタッフ)らによるリワークプログラムなど復職支援デイケアの講義(復職支援プログラムなど復職支援デイケアの講義)で、メンタルヘルス疾患やメンタルヘルス科治療についての理解を深めます。リワークプログラムの講義は、1回50分くらい(復職支援プログラムの講義は、1回50分くらい)で、数回程度おこなわれるのが一般的です。
■一対一の復職支援面談(一対一のリワーク面談)で自分を客観的にみつめる
⇒リワークプログラムで理解したことが現実の生活にいかされている(復職支援プログラムで理解したことが現実の生活にいかされている)かなど、復職支援施設のスタッフと確認(リワーク施設のスタッフと確認)しながら復職支援面談をおこない(リワーク面談をおこない)ます。つまり、うつ病などメンタルヘルス不調やメンタルヘルス科医療機関での治療、メンタルヘルス不調の再発予防のための知識をリワークプログラムで身につけ、日常生活にいかすこと(知識を復職支援プログラムで身につけ、日常生活にいかすこと)ができます。
■リワークプログラムの個人活動(復職支援プログラムの個人活動)で自分の力を知る
⇒リワークプログラムの課題(復職支援プログラムの課題)に対する集中力や対応力など、自分のメンタルヘルス状態の回復レベル、すなわち復職準備性(リワーク準備性)を確認し、さらに復職準備性を高めていくこと(リワーク準備性を高めていくこと)につなげていきます。
■リワークプログラムの心理教育での自己分析(復職支援プログラムの心理教育での自己分析)により、セルフメンタルヘルスケアできるように
⇒認知行動療法(CBT)やSST(社会生活技能訓練)など、リワークプログラムの心理教育を受けること(復職支援プログラムの心理教育を受けること)で、自分自身のものごとのとらえ方のクセや、もろい部分と向き合い、さらにリワークプログラムなどデイケアのリハビリ(復職支援プログラムなどデイケアのリハビリ)により、望ましい方向に修正しながら、自己管理能力を身につけていきます。
■リワークプログラムのグループ活動(復職支援プログラムのグループ活動)で自分がみえる
⇒ほかのリワークプログラム参加者との関わり(ほかの復職支援プログラム参加者との関わり)のなかで、自分の課題や弱点に気づき、リワークプログラムではさまざまな手法を用いて、対人関係能力を高めたり(復職支援プログラムではさまざまな手法を用いて、対人関係能力を高めたり)、ストレスに対して適切に対処できるようになります。
以上、千里中央駅直結・千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市、心療内科(メンタルヘルス科)「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。
リワーク(復職支援)プログラム(その34)
千里中央(大阪府 豊中市・北摂 千里ニュータウン)、心療内科 精神科(メンタルヘルスケア科)「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワーク(復職支援)プログラム」の34回目です。引き続き、リワークプログラム(復職支援プログラム)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖リワークプログラムなど復職支援デイケア(復職支援プログラムなど復職支援デイケア)で患者様はなにをするか〗(Ⅴ)
◎本人向け復職支援アドバイス(リワークアドバイス)②
~復職支援成功(リワーク成功)への第一歩は復職支援施設(リワーク施設)に通うこと~
⇒「リワークプログラムがはじまった(復職支援プログラムがはじまった)ら、きちんとリワークプログラムに通う(復職支援プログラムに通う)ことができる」と思っていても、実際にリワークプログラムがスタート(復職支援プログラムがスタート)すると、疲れからメンタルヘルス不調が出て、リワークプログラムへの遅刻(復職支援プログラムへの遅刻)やリワークプログラムの欠席(復職支援プログラムの欠席)が増えていくこともあります。
■毎日外に出ることが復職支援成功へのスタート(リワーク成功へのスタート)
⇒まずは、毎朝メンタルヘルス不調でおっくうでも、身支度をして一歩踏み出して家を出ます。最初のうちは、復職支援施設に通う(リワーク施設に通う)だけでも疲れるものですが、じょじょにリワークプログラムに通うことにも慣れて(復職支援プログラムに通うことにも慣れて)きます。リワークプログラムへの参加(復職支援プログラムへの参加)が決まる前から、毎朝外出して復職支援施設に通う習慣(リワーク施設に通う習慣)をつけておくと、復職支援デイケア(リワークデイケア)や復職支援ショートケア(リワークショートケア)など、リワークプログラムにスムーズに入って(復職支援プログラムにスムーズに入って)いけます。
毎日の通勤を無理なく続けられることは、復職支援成功のための重要な条件(リワーク成功のための重要な条件)です。毎朝、決まった時間に起き、リワークプログラムなどデイケアに遅刻(復職支援プログラムなどデイケアに遅刻)しないように復職支援施設に通所する生活リズム(リワーク施設に通所する生活リズム)とメンタルヘルス状態を、身につけていきます。ただし、リワークプログラムへの遅刻や欠席(復職支援プログラムへの遅刻や欠席)をしたら、復職支援施設スタッフ(リワーク施設スタッフ)とともにリワークプログラムへの遅刻や欠席の理由(復職支援プログラムへの遅刻や欠席の理由)を考え、メンタルヘルス対策や復職支援対策(リワーク対策)を講じます。復職支援対策などを講じる(リワーク対策などを講じる)ことも、復職に向けた準備のひとつ(リワークに向けた準備のひとつ)です。
■復職支援施設など医療機関(リワーク施設など医療機関)に通う
⇒日中の復職支援デイケア(日中のリワークデイケア)や短時間の復職支援ショートケア(短時間のリワークショートケア)、メンタルヘルス科外来などに通うときは、必ず復職支援施設で決められた時間(リワーク施設で決められた時間)を守ります。リワークプログラムなどデイケアに遅刻する場合(復職支援プログラムなどデイケアに遅刻する場合)は、復職支援施設に連絡(リワーク施設に連絡)します。復職支援施設など医療機関に連絡(リワーク施設など医療機関に連絡)なくリワークプログラムなどデイケアへの遅刻や欠席(復職支援プログラムなどデイケアへの遅刻や欠席)をしないことが復職支援成功へのステップ(リワーク成功へのステップ)のひとつです。
復職支援施設に通うと生活リズムが規則正しく安定(リワーク施設に通うと生活リズムが規則正しく安定)して、毎日外出しても疲れないメンタルヘルス状態まで回復してくると、復職に向けての自信(リワークに向けての自信)や復職準備性(リワーク準備性)が高まってきます。
■図書館など緊張感のある場へ
⇒リワークプログラムのない日(復職支援プログラムのない日)も、決まった時間に家を出ます。図書館は周囲の目もあり、緊張感をもって自主的にリワークプログラムをおこなう(自主的に復職支援プログラムをおこなう)には最適です。図書館で一定の時間、新聞や本を集中して読む力をつけることにより、メンタルヘルス状態が回復してきて復職準備性が整い(リワーク準備性が整い)ます。ただし、自宅やカフェはリラックスしてしまうので、復職に向けた準備(リワークに向けた準備)にはならないです。
●リワークプログラムを休んでしまいそうな日(復職支援プログラムを休んでしまいそうな日)は
⇒一度、リワークプログラムを休んで(一度、復職支援プログラムを休んで)しまうと、リワークプログラムなどデイケアを休んだ日(復職支援プログラムなどデイケアを休んだ日)からずるずるとリワークプログラムなどデイケアに行かなくなり(復職支援プログラムなどデイケアに行かなくなり)、さらにリワークプログラムを休んでしまった罪悪感(復職支援プログラムを休んでしまった罪悪感)でメンタルヘルス症状を崩すという悪循環に陥ります。
リワークプログラムを休んでしまうのを防ぐ(復職支援プログラムを休んでしまうのを防ぐ)には、朝、メンタルヘルス不調でおっくう感があっても、リワークプログラム参加の準備(復職支援プログラム参加の準備)をし、家を出てみましょう。リワークプログラム参加への準備をして外出(復職支援プログラム参加への準備をして外出)してもメンタルヘルス症状がよくないときには、リワークプログラム欠席の連絡(復職支援プログラム欠席の連絡)をします。
以上、千里中央駅直結・千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市、心療内科(メンタルヘルス科)「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。
臨床心理士の吉田です。
先日の節分では、スーパーに行きますと、アボカドやカツなど、いろんな具材を使ったバラエティ豊かな恵方巻きコーナーが特設されていました。つい選ぶのに時間がかかってしまいましたが、今年はアボカドとサーモンの恵方巻きを買い、満足な1日でした。
食欲が湧くこと、おいしいと感じることは大切なこころの働きです。やる気が起きない、なんとなくだるいといった症状がある方に対して、千里中央の杉浦こころのクリニックでは、現在通院中の患者様を対象に、簡単なチェック式の心理検査を用いて、今の状態を知ることができます。また、こころの悩みがある方には、完全予約制でカウンセリングも随時受付しております。
リワーク(復職支援)プログラム(その33)
千里中央(大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科(メンタルヘルスケア科)「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワーク(復職支援)プログラム」の33回目です。引き続き、リワークプログラム(復職支援プログラム)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖リワークプログラムなど復職支援デイケア(復職支援プログラムなど復職支援デイケア)で患者様はなにをするか〗(Ⅳ)
◎本人向け復職支援アドバイス(リワークアドバイス)①
~リワークプログラムを受ける(復職支援プログラムを受ける)ときの注意点~
⇒リワークプログラムは治療(復職支援プログラムは治療)。リワークプログラムに参加(復職支援プログラムに参加)するときに大切なのは、患者様自身が主体的にリワークプログラムへ参加(主体的に復職支援プログラムへ参加)し、自分でリワークプログラムの問題を解決(自分で復職支援プログラムの問題を解決)しようとすること。また、リワークプログラムは集団活動(復職支援プログラムは集団活動)であるため、リワークプログラムのルールを守る(復職支援プログラムのルールを守る)ことも必須です。
■うつ病などメンタルヘルス不調を治すのは自分自身
⇒まず最初に、なぜ職場うつ病などメンタルヘルス不調で休職に至ったのかを考え、リワークプログラム参加を検討(復職支援プログラム参加を検討)しますが、リワークプログラムなどデイケア(復職支援プログラムなどデイケア)は、ただ参加していれば復職できる(リワークできる)というものではありません。復職支援成功(リワーク成功)のポイントは、患者様自身の復職へのモチベーション(リワークへのモチベーション)にかかっています。
受け身の姿勢が目立つリワークプログラム参加者(復職支援プログラム参加者)もいますが、自分の意思でリワークプログラムに参加(自分の意思で復職支援プログラムに参加)し、リワークプログラムの目的(復職支援プログラムの目的)をよく理解して、自分自身が積極的にリワークプログラムにとりくむ(積極的に復職支援プログラムにとりくむ)姿勢が、メンタルヘルス状態の回復や復職支援成功のカギ(リワーク成功のカギ)を握ります。逆に、復職へのモチベーションが低い(リワークへのモチベーションが低い)とリワークプログラム参加が延期(復職支援プログラム参加が延期)されることもあります。
リワークプログラム自体(復職支援プログラム自体)やほかのリワークプログラム参加者(ほかの復職支援プログラム参加者)に不満がある場合は、復職支援施設(リワーク施設)スタッフに相談してリワークプログラムへの理解(復職支援プログラムへの理解)を深めたり、なぜ、リワークプログラムなどデイケア自体(復職支援プログラムなどデイケア自体)を不満に思うのか、リワークプログラム参加で自分自身をみつめる機会(復職支援プログラム参加で自分自身をみつめる機会)にするとよいでしょう。また、リワークプログラム参加者全体の利益(復職支援プログラム参加者全体の利益)を守るためにリワークプログラムでのルール(復職支援プログラムでのルール)がもうけられているので、守りましょう。リワークプログラム自体が小さな社会(復職支援プログラム自体が小さな社会)であるため、リワークプログラムのルールを守れない(復職支援プログラムのルールを守れない)と、リワークプログラムが中断(復職支援プログラムが中断)される場合もあります。以下に、リワークプログラムでのルールの例(復職支援プログラムでのルールの例)として、『①リワークプログラム中(復職支援プログラム中)に知った個人情報などプライバシーは、外にもらさない。②リワークプログラムで決められた時間(復職支援プログラムで決められた時間)を守る。やむを得ない理由でリワークプログラムなどデイケアを遅刻・欠席(復職支援プログラムなどデイケアを遅刻・欠席)するときは復職支援施設など医療機関(リワーク施設など医療機関)に連絡する。③リワークプログラム参加者どうしの個人的な付き合い(復職支援プログラム参加者どうしの個人的な付き合い)やメールのやりとりなど、プライベートな交流は禁止。ただし、「他人への迷惑は禁止」など、節度ある付き合いを求めるにとどめる復職支援施設などメンタルヘルス科医療機関(リワーク施設などメンタルヘルス科医療機関)もある。④リワークプログラムを拒否(復職支援プログラムを拒否)しない。リワークプログラムへの不満や批判(復職支援プログラムへの不満や批判)があっても、現実的な問題解決の方法をリワークプログラムでさぐる(復職支援プログラムでさぐる)。⑤リワークプログラムでは、他人を傷つけるような暴言・暴力行為(復職支援プログラムでは、他人を傷つけるような暴言・暴力行為)や迷惑行為はしない。⑥リワークプログラム遂行(復職支援プログラム遂行)やリワークプログラム参加者の安全性をはかる(復職支援プログラム参加者の安全性をはかる)ため、復職支援施設スタッフの指示(リワーク施設スタッフの指示)にしたがう。』などが挙げられます。
リワークプログラムなどグループ活動(復職支援プログラムなどグループ活動)では、いろいろな問題に直面することもあります。復職支援施設スタッフのアドバイス(リワーク施設スタッフのアドバイス)を受けながら、自分のリワークプログラムでの課題(復職支援プログラムでの課題)とは直接的に関係のないことも、自分自身で関心をもってリワークプログラムにとりくむ(自分自身で関心をもって復職支援プログラムにとりくむ)ことで自分のもろいところに気づき、ストレス対応力を高める、すなわち復職準備性(リワーク準備性)を高めることや、メンタルヘルス疾患の再発予防のセルフメンタルヘルスケアをすることにつながります。また、復職支援施設スタッフのアドバイスを実践(リワーク施設スタッフのアドバイスを実践)するのは患者様自身であり、復職支援施設スタッフのアドバイスを参考(リワーク施設スタッフのアドバイスを参考)にして、相手の反応をみながら話すことを身につけられます。
●リワークプログラムに通う(復職支援プログラムに通う)・リワークプログラムに通わない(復職支援プログラムに通わない)は自己責任
⇒リワークプログラムなどデイケアに参加中(復職支援プログラムなどデイケアに参加中)、メンタルヘルスを崩して復職支援施設に通う(リワーク施設に通う)などリワークプログラムへの参加が難しくなる場合(復職支援プログラムへの参加が難しくなる場合)があります。しかし、リワークプログラムを欠席(復職支援プログラムを欠席)したときに、復職支援施設スタッフ(リワーク施設スタッフ)から復職支援の連絡(リワークの連絡)が入ることは基本的にありません。復職支援施設スタッフとしての役割が、曖昧になってしまう(リワーク施設スタッフとしての役割が、曖昧になってしまう)からです。
復職支援施設スタッフの役割(リワーク施設スタッフの役割)は、リワークプログラム参加者にアドバイス(復職支援プログラム参加者にアドバイス)したり復職支援の相談(リワークの相談)にのることなど、サポート役です。メンタルヘルス不調でつらいときは早めに復職支援施設スタッフに相談(リワーク施設スタッフに相談)して、リワークプログラムに通い続けられる(復職支援プログラムに通い続けられる)ようにメンタルヘルス対策や復職支援対策(リワーク対策)をとりましょう。
以上、千里中央駅直結・千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市、心療内科(メンタルヘルス科)「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。
リワーク(復職支援)プログラム(その32)
千里中央(大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科(メンタルヘルスケア科)「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワーク(復職支援)プログラム」の32回目です。引き続き、リワークプログラム(復職支援プログラム)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖リワークプログラムなど復職支援デイケア(復職支援プログラムなど復職支援デイケア)で患者様はなにをするか〗(Ⅲ)
◎リワークプログラムの流れ(復職支援プログラムの流れ)③
~リワークプログラムは昼間が中心(復職支援プログラムは昼間が中心)だが、夜にリワークプログラムへ参加(復職支援プログラムへ参加)する人もいる~
⇒復職支援施設など医療機関で実施(リワーク施設など医療機関で実施)するリワークプログラムでいちばん多い(復職支援プログラムでいちばん多い)のは、健康保険の枠組みのなかで、実際の勤務時間帯に近く、通勤の練習になりやすい日中のリワークプログラム(日中の復職支援プログラム)など復職支援「デイケア」(リワーク「デイケア」)です。しかし、患者様や復職支援施設(リワーク施設)などメンタルヘルス科医療機関の状況により、夜間のリワークプログラム(夜間の復職支援プログラム)など復職支援「ナイトケア」(リワーク「ナイトケア」)や、短時間のリワークプログラム(短時間の復職支援プログラム)など復職支援「ショートケア」(リワーク「ショートケア」)としてリワークプログラムがおこなわれる場合(復職支援プログラムがおこなわれる場合)もあります。
■リワークプログラムの時間(復職支援プログラムの時間)は違っても、リワークプログラムのめざすところ(復職支援プログラムのめざすところ)は同じ
⇒復職支援施設など医療機関(リワーク施設など医療機関)では、健康保険制度の枠組みのなかでリワークプログラムを実施(復職支援プログラムを実施)しています。
リワークプログラムなどリハビリ(復職支援プログラムなどリハビリ)のうち、いちばん多いのは復職支援デイケア(いちばん多いのはリワークデイケア)です。復職支援デイケアは1日6時間(リワークデイケアは1日6時間)程度とされていますが、リワークプログラムなどデイケア開始(復職支援プログラムなどデイケア開始)・リワークプログラムなどデイケア終了(復職支援プログラムなどデイケア終了)時間や週何日リワークプログラムなどデイケアをする(週何日復職支援プログラムなどデイケアをする)かは、実施する復職支援施設によって多少違い(リワーク施設によって多少違い)ます。リワークプログラムなどデイケアの内容(復職支援プログラムなどデイケアの内容)は、復職支援施設など医療機関によって異なり(リワーク施設など医療機関によって異なり)ます。復職支援施設のなか(リワーク施設のなか)には、リワークプログラム参加者(復職支援プログラム参加者)に多い職種にあわせて、オフィスワークの内容を決めているところもあります。復職支援デイケア以外(リワークデイケア以外)には、リワークプログラムの時間帯や所要時間(復職支援プログラムの時間帯や所要時間)の違いにより、時間が短い復職支援ショートケア(時間が短いリワークショートケア)、時間が長い復職支援デイナイトケア(時間が長いリワークデイナイトケア)、夜間におこなう復職支援ナイトケア(夜間におこなうリワークナイトケア)があります。
まだリワークプログラムに1日通う(復職支援プログラムに1日通う)のがつらい人は、復職支援ショートケア(つらい人は、リワークショートケア)が適しており、午前中あるいは午後の3時間程度のリワークプログラム(午前中あるいは午後の3時間程度の復職支援プログラム)です。日中の復職支援デイケア参加(日中のリワークデイケア参加)に向けて、段階的にリワークプログラムを利用(段階的に復職支援プログラムを利用)することもあります。次に、メンタルヘルス状態が回復した人が通う復職支援デイナイトケア(回復した人が通うリワークデイナイトケア)については、1日10時間程度で、職場の定時の勤務時間以上にもなるリワークプログラム(1日10時間程度で、職場の定時の勤務時間以上にもなる復職支援プログラム)です。長時間のリワークプログラム(長時間の復職支援プログラム)であるため、メンタルヘルス状態が回復した人に向いています。最後に、復職後(リワーク後)もフォローする復職支援ナイトケア(フォローするリワークナイトケア)については、4時間程度のリワークプログラム(4時間程度の復職支援プログラム)で、16時以降におこなわれます。メンタルヘルス疾患の再発予防とストレス対応能力の向上のため、復職後に通う(リワーク後に通う)ことがあります。
規模の大きい復職支援施設(規模の大きいリワーク施設)では、部屋ごとに別々の復職支援ショートケア(別々のリワークショートケア)と復職支援デイケアを並行(リワークデイケアを並行)していることもあります。いずれの復職支援リハビリケア(リワークリハビリケア)でも、リワークプログラムの目的(復職支援プログラムの目的)は同じで、うつ病などメンタルヘルス不調からの職場への復職支援(職場へのリワーク)とメンタルヘルス疾患の再発予防をめざすことです。
■メンタルヘルス状態の回復具合など復職準備性(リワーク準備性)によって、リワークプログラムの日数(復職支援プログラムの日数)やリワークプログラムの内容(復職支援プログラムの内容)を決める
⇒リワークプログラムなどリハビリへの参加に際して(復職支援プログラムなどリハビリへの参加に際して)は、週に数日間、復職支援デイケアなどリハビリ(リワークデイケアなどリハビリ)や復職支援ショートケアなどリハビリ(リワークショートケアなどリハビリ)からはじめ、復職支援施設に通う日(リワーク施設に通う日)すなわちリワークプログラムに参加する日(復職支援プログラムに参加する日)とリワークプログラムでの活動(復職支援プログラムでの活動)をじょじょに増やし、復職をめざす(リワークをめざす)のが一般的なリワークプログラム(一般的な復職支援プログラム)です。ただし、復職支援施設など医療機関の状況(リワーク施設など医療機関の状況)や、患者様のメンタルヘルス状態の回復度つまり復職準備性の評価(リワーク準備性の評価)などによっては、夜間の復職支援ナイトケアなどリハビリ(リワークナイトケアなどリハビリ)をおこなう場合もあります。
リワークプログラムなど復職支援リハビリ(復職支援プログラムなど復職支援リハビリ)では、さまざまな復職支援の枠組み(リワークの枠組み)を活用しながら、患者様の復職支援をサポート(リワークをサポート)しているのです。
以上、千里中央駅直結・千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市、心療内科(メンタルヘルス科)「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。
火曜日勤務の葛原です。
将棋の藤井聡太7段と師匠の杉本7段、二人共、ホンワカとした雰囲気で、応援しています。この5日に名人戦のC級1組の順位戦がありますが、二人共、勝って昇級を決めて欲しい!火曜の夜、電車の中で、abemaTVの将棋で応援です。
最近、将棋界では藤井7段のような若手が大活躍ですが、皆様の職場では将棋など趣味・余暇の話題はあるでしょうか?時期的に、先月後半はインフルエンザが大流行してましたが、お変わりありませんでしたか?今月に入り若干沈静化してきたようですが、もうしばらく用心は必要でしょう。
引き続き寒い日が多いですが、インフルエンザや風邪症状など体調不良だけでなく、不眠症による早朝覚醒や朝のメンタルヘルス不調など生活リズムの乱れが原因で、会社を遅刻・欠勤したりは無いでしょうか?出勤できても仕事が手につかず、集中力の低下で仕事がはかどらず、ミスが増えたり、気分の憂うつ・意欲の低下・食欲不振や不安・イライラなどのメンタルヘルス症状に加えて、頭痛・めまい・動悸や疲労感・倦怠感など精神的ストレスによる自律神経失調症が原因の変調が続く場合、うつ病などメンタルヘルス疾患の可能性も考えられるため、注意が必要です。休日休息してもストレス発散してもメンタルヘルス不調でお困りの方は、豊中市 千里中央・心療内科(メンタルヘルス科)「杉浦こころのクリニック」へ早めにご相談下さい。
リワーク(復職支援)プログラム(その31)
千里中央(大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科(メンタルヘルスケア科)「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワーク(復職支援)プログラム」の31回目です。引き続き、リワークプログラム(復職支援プログラム)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖リワークプログラムなど復職支援デイケア(復職支援プログラムなど復職支援デイケア)で患者様はなにをするか〗(Ⅱ)
◎リワークプログラムの流れ(復職支援プログラムの流れ)②
~リワークプログラムのスタート(復職支援プログラムのスタート)前に職場にリワークプログラム参加の連絡(復職支援プログラム参加の連絡)をとる場合もある~
⇒上手に復職を果たす(リワークを果たす)には、職場と復職支援での連携(リワークでの連携)が重要なカギを握っています。リワークプログラムへの参加(復職支援プログラムへの参加)は、復職への第一歩(リワークへの第一歩)。リワークプログラムに参加する場合(復職支援プログラムに参加する場合)、職場や復職支援施設と連絡(リワーク施設と連絡)をとりあうのは、患者様自身です。人任せにせず、主体的に復職支援に関わる(リワークに関わる)ことが大切です。
まず患者様から職場には、リワークプログラム参加前(復職支援プログラム参加前)の段階では、会社の就業規則(メンタルヘルス病休、休職制度)や休業期間、諸手続きの窓口などについて確認しておきます。職場の同僚に言う必要はありませんが、事前に患者様本人がリワークプログラムへの参加を職場に伝え(復職支援プログラムへの参加を職場に伝え)、リワークプログラム参加の様子(復職支援プログラム参加の様子)や休職中の生活の様子、主治医(精神科医・心療内科医)からの復職支援へのアドバイス(リワークへのアドバイス)の内容などを伝え、復職までの見通し(リワークまでの見通し)などメンタルヘルス情報を共有します。最近の生活の様子を上司や産業医など職場側の復職支援スタッフ(リワークスタッフ)に知っておいてもらうことも、復職準備(リワーク準備)になります。ただし、職場によっては、休職中は休養に専念できるよう、連絡不要としているところもあります。
次に、患者様から復職支援施設(リワーク施設)には、職場の制度や休職期間などを伝え、メンタルヘルス疾患のリワークプログラム治療(復職支援プログラム治療)やリワークプログラムの組み立て(復職支援プログラムの組み立て)の目安にしてもらいます。
一方、職場と復職支援施設との間(職場とリワーク施設との間)においては、復職支援施設が本人の同意(リワーク施設が本人の同意)を得たうえで、職場に連絡をとる場合もあります。休職中の給与や休職期間、各種手当てなどを復職支援施設が確認(リワーク施設が確認)します。なお、地域障害者職業センターのリワーク支援(職場復帰支援)では、リワークプログラム開始に当たって(復職支援プログラム開始に当たって)は、患者様(本人)・職場(事業主)・復職支援センター(リワークセンター)の三者による合意が必須とされています。
■復職までの見通しについて(リワークまでの見通しについて)のメンタルヘルス情報を共有して不安を解消する
⇒静養期間中は、仕事のことを忘れ、休養に専念するのが原則です。しかし、復職をめざす段階(リワークをめざす段階)になって、職場と復職までの見通し(職場とリワークまでの見通し)についての必要なメンタルヘルス情報交換ができていないのは、よくありません。
職場によっては、定期的に患者様本人が休職中におけるメンタルヘルス状態を報告する(例えば、「リワークプログラムなどデイケア(復職支援プログラムなどデイケア)で、ビジネス検定の参考書を読んでいます」)など、復職支援のしくみ(リワークのしくみ)をとっているところもありますが、そうした休職中における復職支援のしくみ(休職中におけるリワークのしくみ)がない場合は、無理のない範囲で、職場と連絡をとりあうことが大切です。もし、リワークプログラム参加中(復職支援プログラム参加中)の段階で、職場との定期面談があれば、定期的な面談や任意の電話連絡などで、メンタルヘルス状態を報告します。メンタルヘルス状態の報告の頻度は、主治医(精神科医師・心療内科医師)に相談をします。
職場と復職までの見通しについて(職場とリワークまでの見通しについて)のメンタルヘルス情報を共有するなど、コミュニケーションがとれていれば、「クビになるのではないか」などの不安の解消につながります。また、職場にとっても、復職への見通しが立つこと(リワークへの見通しが立つこと)によって、復職準備を進める(リワーク準備を進める)ことができます。
最後に、リワークプログラム参加後(復職支援プログラム参加後)の段階では、復職までの手続き(リワークまでの手続き)を確認し、主治医(心療内科医・精神科医)の意見をもとに、復職日(リワーク日)について職場と相談します。
以上、千里中央駅直結・千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市、心療内科(メンタルヘルス科)「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。