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リワーク(復職支援)プログラム(その25)

千里中央大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科メンタルヘルスケア科)「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワーク復職支援プログラム」の25回目です。引き続き、リワークプログラム復職支援プログラム)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖リワークプログラムなど復職支援デイケア復職支援プログラムなど復職支援デイケア)は全国の復職支援施設リワーク施設)などメンタルヘルス科医療機関で受けられる〗(Ⅲ)
リワークプログラムへの参加条件は?復職支援プログラムへの参加条件は?)①
リワークプログラムの主な対象復職支援プログラムの主な対象)はうつ病など気分障害によるメンタルヘルス不調者
リワークプログラムの主な対象者復職支援プログラムの主な対象者)は、うつ病など気分障害によるメンタルヘルス不調と診断された人です。つまり、リワークプログラムなどデイケアの対象復職支援プログラムなどデイケアの対象)となる人は、主に気分障害の人と、気分障害に不安障害を併発している人です。うつ病などメンタルヘルス不調以外の診断では、リワークプログラムの効果復職支援プログラムの効果)が出にくい場合もあります。
同じメンタルヘルス疾患の人どうしなので、リワークプログラムでの治療復職支援プログラムでの治療)の効果が高い
リワークプログラムなど復職支援デイケアの対象者復職支援プログラムなど復職支援デイケアの対象者)を、主にうつ病などメンタルヘルス疾患や、不安障害を併発した人としているのは、リワークプログラムを円滑に進める復職支援プログラムを円滑に進める)ことで、リワークプログラムの治療効果復職支援プログラムの治療効果)を高めるためです。リワークプログラムなどデイケアに参加復職支援プログラムなどデイケアに参加)できるメンタルヘルス疾患は、大うつ病双極性障害Ⅱ型など気分障害に加え、気分障害に全般性不安障害パニック障害など不安障害を併発している場合です。気分障害とは、うつ病双極性障害など、気分に変調が現れるメンタルヘルス疾患の総称です。主な気分障害である大うつ病とは、強い抑うつ症状を基本に、食欲低下不眠イライラ疲れやすさ、集中力の低下、自殺念慮などのメンタルヘルス症状がみられます。それに対し、双極性障害Ⅱ型とは、うつ状態軽い躁状態をくり返します。メンタルヘルス症状の状態によってはリワークプログラムに参加できないこと復職支援プログラムに参加できないこと)もあります。一方、不安障害とは、不安や恐怖が極端に強く、長時間持続するメンタルヘルス障害であり、うつ病などメンタルヘルス不調を併発することが多いです。主な不安障害である全般性不安障害とは、漠然とした強い不安が持続します。それに対し、パニック障害とは、突然、強い不安や死の恐怖に襲われ、パニック発作をくり返します。
いろいろなメンタルヘルス疾患の診断患者様がリワークプログラムに混在復職支援プログラムに混在)すると、復職支援指導リワーク指導)がやや難しくなるという理由で診断を限定しているリワークプログラム診断を限定している復職支援プログラム)が多いのですが、限定していないリワークプログラム限定していない復職支援プログラム)もあります。
リワークプログラムの開始前復職支援プログラムの開始前)に、メンタルヘルス疾患の診断をおこないます。次のようなメンタルヘルス症状が強い場合はリワークプログラムの施行が困難復職支援プログラムの施行が困難)です。例えば、躁病・双極性障害Ⅰ型統合失調症、精神病症状もある気分障害、パーソナリティ障害、アルコール依存症などです。躁病双極性障害Ⅰ型とは、躁状態が強く、気分が高揚して活動性が高まり、眠らない、金遣いが荒くなる、誇大妄想などのメンタルヘルス症状が現れますうつ症状ではなく、躁状態が全面に立っている状態なので、うつ病のリワークプログラムうつ病の復職支援プログラム)には適さないです。統合失調症とは、脳の一部の機能がバランスを崩すことが原因とされるメンタルヘルス障害で、幻覚や妄想、自閉的傾向、社会性の低下などが特徴。軽症の人でメンタルヘルス症状が安定していればリワークプログラムの参加が可能復職支援プログラムの参加が可能)だが、メンタルヘルス症状が不安定な場合は、自分自身を内省することで、妄想が誘発されることもあります。精神病症状もある気分障害については、気分障害でも、自分だけ被害にあっているというような妄想を伴う場合や、自分が病気であることがわからない場合は、リワークプログラムなど集団療法復職支援プログラムなど集団療法)に参加すると、メンタルヘルス症状が悪化するおそれがあります。パーソナリティ障害とは、性格的な傾向として、行動や態度、対人的な関わり、考え方が偏っていて、自分や周囲の人を悩ませたりするメンタルヘルス障害で、うつ症状から受診することが多く、上記うつ病などメンタルヘルス不調と間違われることもあります。周囲の人を巻きこんで問題行動を起こす場合には、集団でのリワークプログラム治療集団での復職支援プログラム治療)より、個人でのリワークプログラム療法個人での復職支援プログラム療法)が向いています。アルコール依存症については、強迫的な飲酒をくり返すことで、自己コントロールができない状態となり、精神的にも身体的にもアルコールがなくてはならない状態に陥ります。上記うつ病などメンタルヘルス症状をまぎらわすために飲酒をはじめる人や、アルコール依存症から二次的にうつ病などメンタルヘルス疾患を発症する人などがいます。リワークプログラムへの参加を希望復職支援プログラムへの参加を希望)していても、上記メンタルヘルス症状が強い場合には、リワークプログラムなどデイケアに参加できないこと復職支援プログラムなどデイケアに参加できないこと)があります。
よって、リワークプログラムの途中復職支援プログラムの途中)で別のメンタルヘルス疾患がわかった場合復職支援指導の途中リワーク指導の途中)でリワークプログラムを中断復職支援プログラムを中断)し、まずはそのメンタルヘルス疾患に対する治療を優先することもあります。
以上、千里中央駅直結千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市心療内科メンタルヘルス科)「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。


リワーク(復職支援)プログラム(その24)

千里中央大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワーク復職支援プログラム」の24回目です。引き続き、リワークプログラム復職支援プログラム)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖リワークプログラムなど復職支援デイケア復職支援プログラムなど復職支援デイケア)は全国の復職支援施設リワーク施設)などメンタルヘルス科医療機関で受けられる〗(Ⅱ)
リワークプログラムをどこで受ける?復職支援プログラムをどこで受ける?)②
リワークプログラムに参加復職支援プログラムに参加)したい人は、まず主治医(精神科医・心療内科医)に相談を~
患者様がリワークプログラムに申しこむ患者様が復職支援プログラムに申しこむ)ときには、本人の「リワークプログラムに参加したい」という意思「復職支援プログラムに参加したい」という意思)が大事です。リワークプログラムには個人で申しこみ復職支援プログラムには個人で申しこみ)ますが、企業からリワークプログラムをすすめられる企業から復職支援プログラムをすすめられる)場合もあります。企業がすすめる復職支援施設企業がすすめるリワーク施設)について、リワークプログラム参加申しこみの方法復職支援プログラム参加申しこみの方法)を確認します。いずれもリワークプログラムを申しこむ際復職支援プログラムを申しこむ際)にはメンタルヘルス科専門医師精神科医師・心療内科医師)の診断や復職支援施設スタッフリワーク施設スタッフ)の面接を受け、メンタルヘルス状態復職支援施設への通所時期リワーク施設への通所時期)がリワークプログラムをはじめる復職支援プログラムをはじめる)のに適切か検討されます。リワークプログラムへ参加決定復職支援プログラムへ参加決定)すれば復職支援施設への通所を開始リワーク施設への通所を開始)します。復職支援施設を見学リワーク施設を見学)する場合もあります。
個人でリワークプログラムなどデイケアに申しこむ個人で復職支援プログラムなどデイケアに申しこむ)が、企業からリワークプログラムなどデイケアをすすめられる企業から復職支援プログラムなどデイケアをすすめられる)場合も
メンタルヘルス疾患の治療を受ける際には、個人が行きたい復職支援施設など医療機関リワーク施設など医療機関)を選ぶ権利があります。リワークプログラムも治療の一環復職支援プログラムも治療の一環)なので、個人でリワークプログラムなど復職支援デイケアに申しこむ個人で復職支援プログラムなど復職支援デイケアに申しこむ)ことになります。
ただし最近は、復職サポートリワークサポート)に力を入れる企業も多く、復職前リワーク前)にリワークプログラムを受ける復職支援プログラムを受ける)ことをすすめられる場合もあります。
企業から復職前にすすめられた企業からリワーク前にすすめられた)ときも、リワークプログラムなどデイケアに参加復職支援プログラムなどデイケアに参加)するかどうか、またリワークプログラムなどデイケアをどこで受ける復職支援プログラムなどデイケアをどこで受ける)かは、自分の意思で決めなければなりません。主治医(心療内科医・精神科医)に相談し、リワークプログラムなどデイケアへの参加希望復職支援プログラムなどデイケアへの参加希望)を伝えます。リワークプログラムなどデイケアに参加できる程度復職支援プログラムなどデイケアに参加できる程度)のメンタルヘルス状態の回復レベルか、リワークプログラムなどデイケアをいつ、どこで受ける復職支援プログラムなどデイケアをいつ、どこで受ける)のがよいか、具体的に聞くとよいでしょう。
リワークプログラムを受ける際、転院は必要ない復職支援プログラムを受ける際、転院は必要ない)場合もある
⇒主治医(心療内科医師・精神科医師)からリワークプログラム実施復職支援プログラム実施)機関としてメンタルヘルス科専門医療機関内の復職支援施設を紹介リワーク施設を紹介)されたときには、もとの主治医のところに通いながら、リワークプログラムを並行して受ける復職支援プログラムを並行して受ける)ため、復職支援施設などリワーク施設など)のリワークプログラム実施機関復職支援プログラム実施機関)にも通う場合が一般的には考えられます。しかし、復職支援施設の医師リワーク施設の医師)などリワークプログラム実施機関の医師復職支援プログラム実施機関の医師)が新しく主治医になる場合も例外的にはありますが、リワークプログラム実施機関の方針復職支援プログラム実施機関の方針)によって異なるため、復職支援施設に確認リワーク施設に確認)してください。
なお、一時的に転院しても、リワークプログラム完了後復職支援プログラム完了後)にはもとの主治医のところに戻ることができます。現在の主治医に長くかかっていて、今後も通いたいという人は、転院は必ずしも必要ないため、リワークプログラムを受ける際は、主治医の指示にしたがう復職支援プログラムを受ける際は、主治医の指示にしたがう)のが賢明でしょう。
以上、千里中央駅直結千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市心療内科杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。


リワーク(復職支援)プログラム(その23)

千里中央大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワーク復職支援プログラム」の23回目です。引き続き、リワークプログラム復職支援プログラム)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖リワークプログラムなど復職支援デイケア復職支援プログラムなど復職支援デイケア)は全国の復職支援施設リワーク施設)などメンタルヘルス科医療機関で受けられる〗(Ⅰ)
うつ病などメンタルヘルス不調を治して、職場復帰したいリワークしたい)という人にとって、復職支援をするとりくみリワークをするとりくみ)は心強いものです。リワークプログラムは現在、全国に広がって復職支援プログラムは現在、全国に広がって)います。リワークプログラムに参加復職支援プログラムに参加)するときには、まず主治医(精神科医・心療内科医)に相談し、近隣の復職支援施設近隣のリワーク施設)などメンタルヘルス科専門医療機関を紹介してもらいましょう。
リワークプログラムをどこで受ける?復職支援プログラムをどこで受ける?)①
復職支援施設など医療機関リワーク施設など医療機関)や公的機関でリワークプログラムが受けられる公的機関で復職支援プログラムが受けられる)~
リワークプログラムなどデイケア復職支援プログラムなどデイケア)は、全国の復職支援施設全国のリワーク施設)などメンタルヘルス科専門医療機関で実施されています。復職支援施設など医療機関が実施リワーク施設など医療機関が実施)している復職支援デイケアリワークデイケア)や、地域障害者職業センターがおこなっているリワーク支援職場復帰支援)などがあり、リワークプログラムの内容復職支援プログラムの内容)やリワークプログラム対象者復職支援プログラム対象者)に違いがあります。
各機関でのリワークプログラム各機関での復職支援プログラム)のいちばんの違いは、復職支援施設スタッフリワーク施設スタッフ)がいるかいないか
リワークプログラムを実施復職支援プログラムを実施)しているところは、主に復職支援施設などメンタルヘルス科医療機関リワーク施設などメンタルヘルス科医療機関)、公的機関(地域障害者職業センター、精神保健福祉センター)、その他の機関(EAP:従業員支援プログラム、NPO法人:職業リハビリテーション)の3つがあります。
公的機関のうち、地域障害者職業センターについては都道府県ごとに設置されているセンターで、ほとんどが、うつ病休職者などメンタルヘルス不調者「リワーク支援」をおこなって「職場復帰支援」をおこなって)います。本人と主治医(精神科医師・心療内科医師)、雇用主の合意が必要です。雇用保険に加入している民間企業の休業者が対象であり、公務員は利用できないですが、参加費は無料です。専門のカウンセラーが中心に対応しています。一方、精神保健福祉センターについては都道府県ごとに設置されていますが、うつ病リワーク支援うつ病職場復帰支援)をおこなっているところは一部に限られます。社員か、公務員かにかかわらず誰でも利用できます。メンタルヘルス科専門医心療内科医・精神科医)や保健師などのリワーク支援の医療スタッフ職場復帰支援の医療スタッフ)はいますが、医療費の負担が必要です。また、公的機関の窓口で、復職支援施設など医療機関を紹介公的機関の窓口で、リワーク施設など医療機関を紹介)してもらうこともあります。
その他の機関のうち、EAP(従業員支援プログラム)については企業がおこなうサービスで、訪問カウンセリングサービス、復職支援施設などメンタルヘルス専門医療機関への紹介リワーク施設などメンタルヘルス専門医療機関への紹介)などのほか、復職サポートリワークサポート)も含まれています。復職サポートの内容リワークサポートの内容)は、それぞれのEAPにより異なります。他方、NPO法人についてはNPO法人や社会福祉法人などで、障害者自立支援法の障害者福祉サービスとして復職支援障害者福祉サービスとしてリワーク)をおこなっているところがあります。復職支援スタッフリワークスタッフ)や内容、費用はそれぞれ異なります。
リワークプログラムを構成復職支援プログラムを構成)しているものは主に、通勤訓練、職業能力の回復訓練、メンタルヘルス不調の再発予防です。しかし、具体的なリワークプログラムの内容や方法復職支援プログラムの内容や方法)、リワークプログラム参加対象者復職支援プログラム参加対象者)は実施する復職支援施設実施するリワーク施設)などメンタルヘルス科専門医療機関によって異なります。
各リワークプログラムでもっとも大きな違い各復職支援プログラムでもっとも大きな違い)は、メンタルヘルス科専門医師心療内科医師・精神科医師)や看護師、保健師など復職支援施設内に医療スタッフがいるリワーク施設内に医療スタッフがいる)かどうかという点。復職支援施設などメンタルヘルス科医療機関が実施リワーク施設などメンタルヘルス科医療機関が実施)する治療の一環としてのリワークプログラム治療の一環としての復職支援プログラム)は、復職支援施設内に常駐する医療スタッフリワーク施設内に常駐する医療スタッフ)がメンタルヘルス症状の変化などにも対応しながら、おこなっています。復職支援施設など医療機関に対してリワーク施設など医療機関に対して)、地域障害者職業センターでは復職支援の専門医療スタッフリワークの専門医療スタッフ)の代わりに、メンタルヘルス障害者の職業訓練に重点を置いています。
なお、メンタルヘルス科専門医療機関内にある復職支援施設メンタルヘルス科専門医療機関内にあるリワーク施設)でのリワークプログラムを受けたあと復職支援プログラムを受けたあと)、地域障害者職業センターでのリワーク支援を受ける職場復帰支援を受ける)など、各機関が連携して、復職支援をおこなう各機関が連携して、リワークをおこなう)場合もあります。
リワークプログラムの詳細復職支援プログラムの詳細)は機関ごとに異なる
リワークプログラムの対象者や費用復職支援プログラムの対象者や費用)、復職支援施設のスタッフの職種リワーク施設のスタッフの職種)は、リワークプログラムなど復職支援デイケアを実施復職支援プログラムなど復職支援デイケアを実施)する復職支援機関リワーク機関)によって違います。
メンタルヘルス科医療機関内にある復職支援機関メンタルヘルス科医療機関内にあるリワーク機関)と地域障害者職業センターでは、リワークプログラム対象者の職業復職支援プログラム対象者の職業)や費用の点で大きく違いますが、復職支援機関など医療機関のなかリワーク機関など医療機関のなか)でも、休職者のみをリワークプログラム対象休職者のみを復職支援プログラム対象)にしているところと、離職者もリワークプログラムに参加離職者も復職支援プログラムに参加)できるところなど、細かい違いがあります。リワークプログラム参加を希望復職支援プログラム参加を希望)するときには、事前に必ず確認しましょう。
以上、千里中央駅直結千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市心療内科杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。


リワーク(復職支援)プログラム(その22)

千里中央大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワーク復職支援プログラム」の22回目です。引き続き、リワークプログラム復職支援プログラム)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖リワークプログラムとは?〗(ⅩⅩⅠ)
◎1人で実践する個人リワークプログラム個人復職支援プログラム)など自宅での復職支援デイケアリワークデイケア
~休職期間の長短や金銭的な問題など、職場復帰までの条件リワークまでの条件)は人それぞれ。1人でも自宅でも、復職への段階リワークへの段階)を着実に踏むことができる。~
メンタルヘルス状態の回復期に入ったら、なるべく早く復職を目指しリワークを目指し)て、リワークプログラムなどリハビリ復職支援プログラムなどリハビリ)を始めることがポイント。「自宅近くに復職支援施設リワーク施設)がない」、あるいは、「復職支援施設があっても数ヵ月待ちリワーク施設があっても数ヵ月待ち)」という場合でも、表1に沿って復職支援に取り組めばリワークに取り組めば)、1人でもしっかりと復職への準備を進めるリワークへの準備を進める)ことができます。主治医(精神科医・心療内科医)に相談すれば、患者様に合わせた個人リワークプログラムを組んで個人復職支援プログラムを組んで)くれるケースもあります。
時に孤独を感じたり、行き詰まりを感じたりしたら、各種メンタルヘルス相談窓口をはじめ、地域の社会資源を活用するといいです。例えば、1つ目のメンタルヘルス不調や現在の治療状況を相談したい場合、「いのちの電話」「全国の保健所」「全国の精神保健福祉センター」などの相談窓口やサイト、2つ目の臨床心理士にカウンセリングを受けたい場合、「臨床心理士に出会うには」のサイト、3つ目の仕事のストレス、職場の悩みを相談したい場合、「全国の労災病院 勤労者メンタルヘルスセンター」「全国の日本産業カウンセラー協会」「各都道府県の労働局」などの相談窓口やサイト、4つ目の徐々にリズムを整え、復職の準備リワークの準備)を始めたい場合、「全国の精神保健福祉センター、メンタルヘルス科専門病院、メンタルクリニックなど医療機関内にある復職支援施設医療機関内にあるリワーク施設)でのリワークプログラムなどデイケア復職支援プログラムなどデイケア)」「全国の地域障害者職業センターのリワーク支援職場復帰支援)」などの相談窓口やサイトがあります。また、休職を機に、これまでの仕事人生を見つめ直したいと思ったら、キャリアカウンセラーの門をたたくのも一考。なかには求職者を対象に、男女共同参画センターでは主に女性を対象にキャリア・カウンセリングを実施しているところもあるので問い合わせたいです。
工夫次第で充実したリワークプログラムメニュー充実した復職支援プログラムメニュー)を組むことができます。復職プランリワークプラン)を自分自身で計画することも「復職支援におけるリハビリの一環リワークにおけるリハビリの一環)」ととらえ、焦らず、前向きに復職支援に取り組みリワークに取り組み)ましょう。
◇表1 職場復帰の流れリワークの流れ
『●第1段階:メンタルヘルス疾患急性期(静養 ゆっくりメンタルヘルスを休める時期)
→休職開始から1週間程度は、メンタルヘルス疲労回復のため、じっくりと休養する。
●第2段階:メンタルヘルス疾患回復期(生活のリズムを整え、メンタルヘルス症状の改善時期)
→①決めた時間に就寝・起床
  ・出勤時刻に合わせて起床し、夜は6~8時間の睡眠がとれる時間に就寝する。
  ・長すぎる療養を避け、なるべく早い段階から規則正しいリズムを作るよう心がける。
→②散歩や軽い運動を始める
  ・ストレッチなどの軽い運動をしてメンタルヘルス状態を回復させ、日中の活動性を高める。
→③メンタルヘルス症状の自己管理をする
  ・メンタルヘルス症状の変化を毎日欠かさず記録し、自己管理をする
  ・記録をつけることがメンタルヘルス疾患の再燃・再発防止につながる。
  ・メンタルヘルス科専門医師精神科医師・心療内科医師)が患者様のメンタルヘルス症状を把握し、メンタルヘルス症状に合う薬を処方するための判断材料になる。
  ・服薬管理もしっかり行い、抑うつ気分不眠などのメンタルヘルス症状薬物療法で治すものと理解する。
●第3段階:復職準備期リワーク準備期)(通勤の練習、仕事の練習時期)
→①図書館に通う
  ・生活リズムが規則正しく整い、メンタルヘルス症状も安定してきたら、通勤の練習として出社時間に合わせて自宅近くの図書館に通う。精神保健福祉センターやメンタルヘルス科専門病院、自助グループなどの個人リワークプログラム・デイケア個人復職支援プログラム・デイケア)を利用するのもよい。
  ・週2日から始め、メンタルヘルス状態を見ながら日数や滞在時間を徐々に増やしていく。
  ・最終的には週5日通い、活字を追っていられる状態を目標とする。
→②作業能力を回復する
  ・まずは漫画や字の大きな本を読むことから始め、慣れてきたら休職前に読んでいた新聞や小説に移行する。
  ・メンタルヘルス状態の回復が実感できたら、仕事関連の書籍や資料に移行する。
  ・パソコンを使っての作業も望ましい。仕事関連の書類を作成したり、パソコン検定の問題に挑戦したりするのもよい。
→③過去を見つめ直す
  ・図書館での作業中にメンタルヘルス状態が戻ってきたら、うつ病などメンタルヘルス不調になった経緯をじっくり考える。
  ・環境面(仕事や職場の人間関係など)と自分の内面(気質)、両面から見つめたリポートはメンタルヘルス不調の再発防止につながる。
→④会社付近へ模擬通勤する
  ・近所の図書館通いに慣れてきたら、会社付近の図書館に場所を変えて、実際に朝の通勤電車に乗る練習をする。
  ・習い事やボランティアなどに規則正しく通う方法もよい。
  ・家族や親しい人以外の他人と接することも、職場へ復職する職場へリワークする)訓練につながる。
●第4段階:復職交渉期リワーク交渉期)(円滑な職場復帰円滑なリワーク)を目指す時期)
→会社と復職に向けて交渉リワークに向けて交渉)する
  ・上司、人事担当者、産業医、産業保健師らと綿密な打ち合わせをする。
  ・どういう形で復職したいリワークしたい)のかーー試し出勤の有無、希望する配属部署や勤務地、出退時間などを具体的に伝える。』
以上、千里中央駅直結千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市心療内科杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。


リワーク(復職支援)プログラム(その21)

千里中央大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワーク復職支援プログラム」の21回目です。引き続き、リワークプログラム復職支援プログラム)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖リワークプログラムとは?〗(ⅩⅩ)
職業リハビリ復職支援職業リハビリリワーク
~必要なのはキャリアの視点、復職の一歩先リワークの一歩先)を行くNPO法人MDAの復職支援NPO法人MDAのリワーク)~
⇒北米に本部を置くMDA(Mood disorders Association)の日本支部として設立されたNPO法人MDA。2002(平成14)年の設立当初から「就労定着」を目標に掲げた復職支援「就労定着」を目標に掲げたリワーク)は、厳しい内容だが定評があります。
「“自分らしさ”と“会社が求める社員像”は必ずしもイコールではない。組織の中で働くためには……」
土曜日の午後、復職支援施設リワーク施設)にスーツ姿で集まった男女が、4~5人のグループに分かれて議論しています。一見、職場のミーティング風景のようだが、リワークプログラムの1コマ復職支援プログラムの1コマ)です。
うつ病などメンタルヘルス疾患や気分障害の当事者を復職支援するグループリワークするグループ)、NPO法人MDA(うつ・気分障害協会)では、毎週土曜日、復職前後リワーク前後)の人を対象にした「キャリアサポートセミナー」を行っています。心理・職業リハビリテーションの専門家により、「就労継続」を目標に、多彩なリワークプログラム多彩な復職支援プログラム)が組まれているのが特徴です。
この日は、月に1度開催される「キャリア理論」の講座。「環境の変化への適応」と題し、企業合併や人員削減、人事制度の評価の組み替えなど、会社におけるさまざまな「変化」にどのように対応していくか、ディスカッションが行われました。
■ワークキャリアを徹底的に考えさせる
⇒「復職するときに一番大切リワークするときに一番大切)なのは、“キャリア”の視点です」と言います。
「キャリアの中でこのメンタルヘルス疾患をどうとらえるか、なぜこの仕事を選んだのか、といった、仕事をする上で土台となる部分を再構築しなければ、復職はできない土台となる部分を再構築しなければ、リワークはできない)。毎朝通勤でき、8時間デスクに座っていられるというレベルでは、もはや通用しません」
経済情勢の悪化により、完全なメンタルヘルス状態で働けない社員を受け入れるだけの体力が企業になくなってきたといいます。同時に、うつ病休職者などメンタルヘルス不調者に対する企業の姿勢も問われ始めました。メンタルヘルス障害等による労災の請求件数は年々増え、司法判断による企業への安全配慮義務も強化されています。
「企業側の復職可能リワーク可能)基準が厳しくなり、中途半端なメンタルヘルス状態では復職が難しくリワークが難しく)なっている。職場はリハビリの場ではなくなってきているのです」
規則正しい生活、メンタルヘルス状態の回復メンタルヘルス症状の自己管理など、復職に向けたリワークに向けた)ベーシックな部分は、従来同様にリワークプログラムなどデイケア復職支援プログラムなどデイケア)でしっかりと復職準備性リワーク準備性)を整えます。その上で、MDAでは復職への最終段階リワークへの最終段階)として、「職業能力」を向上させるリワークプログラム「職業能力」を向上させる復職支援プログラム)が組まれています。グループワークなど集団リワークプログラム集団復職支援プログラム)では、ビジネスセミナーなどに参加し、集団リワークプログラムでの内容集団復職支援プログラムでの内容)をまとめたプレゼンテーションを行い、討論します。MDAのリワークプログラムMDAの復職支援プログラム)参加者は、幹部候補の正社員を対象としているため、情報を収集し、処理し、伝えるための高度なスキルを求められているのです。
職業能力を高める手段として、職業適性検査や、キャリア・カウンセリングを受けることも勧めています。そこで得た「職業」のプロからのアドバイスを、個人の復職支援個人のリワーク)に役立てています。
復職後リワーク後)も、キャリアサポートセミナーなどフォローアップのリワークプログラムフォローアップの復職支援プログラム)に継続して参加しているリワークプログラム終了者復職支援プログラム終了者)のメンタルヘルス不調の再発率はゼロ。職場うつというメンタルヘルス疾患だけでなく、ワークキャリアを問う姿勢が、NPO法人MDAの復職支援における高い就労定着率NPO法人MDAのリワークにおける高い就労定着率)につながっています。
以上、千里中央駅直結千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市心療内科杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。


リワーク(復職支援)プログラム(その20)

千里中央大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワーク復職支援プログラム」の20回目です。引き続き、リワークプログラム復職支援プログラム)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖リワークプログラムとは?〗(ⅩⅨ)
復職支援施設リワーク施設)などメンタルヘルス科専門の医療機関内でのリワークプログラム医療機関内での復職支援プログラム)(医療復職支援デイケア医療リワークデイケア))②
復職を想定リワークを想定)しリワークプログラムで模擬面接復職支援プログラムで模擬面接)、復職間近リワーク間近)の直前リワークプログラムで実践直前復職支援プログラムで実践)に近い環境作り
初期のリワークプログラム初期の復職支援プログラム)など復職支援デイケアリワークデイケア)で一番の関門になるのが、メンタルヘルス不調で休職に至った経緯を自己分析するリポートの作成です。たとえば、うつ病などメンタルヘルス疾患になったきっかけが、上司とうまくいかなかったことだった場合、なぜ自分だけ上司と対立したのか、自分に問題点はなかったのか、などを振り返り、文章にしていきます。
「会社や仕事といった外的な理由のほかに、自分自身にもうつ病などメンタルヘルス疾患になる理由があることに気づくことが必要。メンタルヘルス不調になる理由をしっかり認識できないと、同じような事態に陥ったとき、メンタルヘルス不調が再発する可能性が高いからです」
初期のリワークプログラムなどデイケア初期の復職支援プログラムなどデイケア)に休まず通えるようになったら、より負荷の高い直前リワークプログラムに進み直前復職支援プログラムに進み)ます。週4日から直前リワークプログラム週4日から直前復職支援プログラム)を始め、最終的には復職後の勤務状態リワーク後の勤務状態)に近くなるよう週5日、9時半~16時まで直前リワークプログラム週5日、9時半~16時まで直前復職支援プログラム)に参加することを目指します。
直前リワークプログラム直前復職支援プログラム)では各自が自主的に課題を設けるオフィスワークを中心に、セルフメンタルヘルスケアではストレス対処法やコミュニケーションスキルなどを学びます。さらに、職場復帰に向けたリワークに向けた)会社との面接などを想定して、ほかのリワークプログラム参加者復職支援プログラム参加者)と一緒にロールプレイ(役割演技法。現実の場面を想定して模擬的に体験し、問題解決の方法を会得)で練習することも行います。メンタルヘルス科専門医精神科医・心療内科医)は「頭でわかっていても、なかなか行動できない人が多いため」と言います。
直前リワークプログラムで特徴的直前復職支援プログラムで特徴的)なのが、職場をシミュレーションする「メンバー主体リワークプログラム」職場をシミュレーションする「メンバー主体復職支援プログラム」)です。リワークプログラムなどデイケア参加者復職支援プログラムなどデイケア参加者)が小グループに分かれ、リワークプログラム参加者それぞれ復職支援プログラム参加者それぞれ)が「家族との付き合い方」「上司とうまくやっていく方法」といったメンタルヘルス不調の再発予防につながるテーマを決め、4週間かけてどう対応するか検討し合っていくというもの。最終的にパワーポイントによるプレゼンテーションも行います。
人から評価される場面では、無意識の行動パターンが顔を出すこともあります。何事も完璧にやらなければ気が済まず、徹夜で準備をして生活リズムを崩してしまう人、感情のコントロールができず、孤立してしまう人……。リワークプログラム参加者の中復職支援プログラム参加者の中)には「自分は変わってきていると思ったのに、休職前と同じことを繰り返していたなんて」とショックを受ける人もいるといいます。
「失敗から学び、いつもの行動パターンを変えることが、うつ病などメンタルヘルス疾患克服のカギになる。失敗と成功を重ねるうちに、自分のものとなっていきます」
■週に1回の「残業」で認知行動療法を学ぶ
⇒さらに、復職が間近に迫っている人リワークが間近に迫っている人)には、残業を想定したリワークプログラム残業を想定した復職支援プログラム)も。残業を想定したリワークプログラムなどデイケア復職支援プログラムなどデイケア)では認知行動療法を学び、落ち込み不安を減らし、後ろ向きな考え方を修正するすべを身につけます。
リワークプログラムなど復職支援デイケア復職支援プログラムなど復職支援デイケア)を通じて出席状況、協調性、集中力などを復職支援施設スタッフリワーク施設スタッフ)が評価。復職支援施設スタッフの評価リワーク施設スタッフの評価)が安定し、本人に自信が生まれると、復職へのゴーサインリワークへのゴーサイン)が出ます。直前リワークプログラムの期間直前復職支援プログラムの期間)は人によって異なるが、最低3ヵ月程度はかかるといいます。気になる直前リワークプログラムの費用直前復職支援プログラムの費用)は、自立支援のための医療費助成を受ければ、本人負担は1日670円となります(1割負担の場合)。
さて、復職間近に実施リワーク間近に実施)されている、直前リワークプログラムなど復職支援デイケアのテーマ直前復職支援プログラムなど復職支援デイケアのテーマ)については、「実践的なリワークプログラム実践的な復職支援プログラム)で復職準備性リワーク準備性)を高めてメンタルヘルス不調の再発防止に努める。心理的技法によりセルフマネジメント能力を身につける。」ことだと言えます。
具体的に、1つ目のオフィスワークについては、新聞を読む、仕事にかかわる本を読む、パソコン作業、資料作成など、復職後に照準リワーク後に照準)を合わせた作業を行い、作業能力を回復します。2つ目のセルフメンタルヘルスケアについては、メンタルヘルス疾患や自己への理解を深める講義、個人リワークプログラム個人復職支援プログラム)や集団リワークプログラム集団復職支援プログラム)を通し復職後リワーク後)のストレス対処やセルフコントロールの方法を学びます。3つ目のメンバー主体リワークプログラムメンバー主体復職支援プログラム)については、メンタルヘルス不調の再発予防をテーマリワークプログラム参加者が運営復職支援プログラム参加者が運営)します。決められた時期までに資料を作成し、プレゼンを行います。会社での会議を模して、意見交換も。4つ目の認知行動療法については、ネガティブな考え方をしてしまうのが、うつ病などメンタルヘルス疾患の特徴。考え方の偏りに気づき、現実的な考え方や行動を検討していきます。
この復職間近に迫ったこのリワーク間近に迫った)時期に実施されている、直前リワークプログラムなど復職支援デイケア直前復職支援プログラムなど復職支援デイケア)によって、これまでに約400人以上のリワークプログラム終了者復職支援プログラム終了者)が職場へ復職職場へリワーク)。一般的にうつ病休職者などメンタルヘルス不調者の約半数が復職後に再休職リワーク後に再休職)すると言われるが、リワークプログラムなどデイケア終了者復職支援プログラムなどデイケア終了者)の再休職は20%という成果を出しています。
以上、千里中央駅直結千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市心療内科杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。


リワーク(復職支援)プログラム(その19)

千里中央大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワーク復職支援プログラム」の19回目です。引き続き、リワークプログラム復職支援プログラム)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖リワークプログラムとは?〗(ⅩⅧ)
復職支援施設リワーク施設)などメンタルヘルス科専門の医療機関内でのリワークプログラム医療機関内での復職支援プログラム)(医療復職支援デイケア医療リワークデイケア))①
~通勤訓練から残業まで復職後リワーク後)を見据えた復職支援プランリワークプラン)~
⇒毎朝通勤電車に乗り、パソコン作業にプレゼンの準備。会社生活を再現した中で、自分を見つめメンタルヘルス疾患を知ります。復職支援施設など医療機関リワーク施設など医療機関)の安心できる環境で復職を確実リワークを確実)なものにします。
復職支援施設などメンタルヘルス科専門医療機関リワーク施設などメンタルヘルス科専門医療機関)では復職支援デイケアリワークデイケア)「復職支援マネジメントプログラムリワークマネジメントプログラム)」を実施しています。リワークプログラムなど復職支援デイケア復職支援プログラムなど復職支援デイケア)では職場に近い環境を作り出し、リワークプログラム参加者復職支援プログラム参加者)が仕事に必要な体力や集中力、コミュニケーション能力を養うことを目指します。いわば復職に向けたリワークに向けた)予行演習といったところ。多職種の企業が集中する大都会の土地柄、リワークプログラム参加者の大半復職支援プログラム参加者の大半)が30~40代のビジネスパーソンです。
復職支援施設など医療復職支援デイケアリワーク施設など医療リワークデイケア)への通所訓練で身体を慣らし、メンタルヘルス状態を回復
リワークプログラムなどデイケア参加者復職支援プログラムなどデイケア参加者)のメンタルヘルス状態の回復のレベルに合わせ、リワークプログラム内容復職支援プログラム内容)は初期のリワークプログラム初期の復職支援プログラム)と復職間近リワーク間近)の直前リワークプログラム直前復職支援プログラム)に分けて行われます。
ただ、希望してすぐにリワークプログラムへ参加復職支援プログラムへ参加)できるというわけではないです。ある程度、睡眠のリズムが整い、早寝早起きができるまでにメンタルヘルス状態が回復していることが第一条件。リワークプログラムでのやる気復職支援プログラムでのやる気)も大事です。
うつ病などメンタルヘルス不調は受け身の姿勢だけで、治療することはできません。職場に復職職場にリワーク)したいというモチベーションを持ち続けることが大切です」とメンタルヘルス科専門医精神科医・心療内科医)の意見。
初期のリワークプログラムなど復職支援デイケア初期の復職支援プログラムなど復職支援デイケア)では週1日と半日、朝9時半に復職支援施設などメンタルヘルス科専門クリニックリワーク施設などメンタルヘルス科専門クリニック)に通うことから始め、次に週2日、週3日と増やし、3ヵ月かけて頭と身体を規則正しい生活に慣らしていきます。通勤ラッシュを経験することも初期のリワークプログラムでのリハビリ初期の復職支援プログラムでのリハビリ)の1つです。
初期のリワークプログラムの柱初期の復職支援プログラムの柱)は4つあります。1つ目は基礎体力をつけるストレッチやヨガ。2つ目が集団で活動することによって、対人交流を学ぶ卓球やゲーム。3つ目はうつ病などメンタルヘルス不調について正しい知識を習得し、メンタルヘルス症状を自己管理するセルフメンタルヘルスケア。4つ目が疲労ストレスに対処しながら集中力を高めるための、読書などのオフィスワーク。
具体的に、1つ目の頭と体のストレッチについては、ヨガなど軽い運動リラクセーション効果を得たり基礎体力を向上。ダーツやカードゲームを通して集団で頭を使いながら楽しみます。2つ目の卓球については、ダブルスを組み助け合ってプレーすること、協力して審判作業を行うことなどから、集団内での役割を学び積極性や協調性を取り戻します。3つ目のセルフメンタルヘルスケアについては、上記うつ病などメンタルヘルス不調への理解を深める講義やディスカッションを通じて、服薬、療養、メンタルヘルス症状管理リワークプログラムなどリハビリテーションの正しい知識復職支援プログラムなどリハビリテーションの正しい知識)を習得します。4つ目のオフィスワークについては、デスクワークを視野に入れ、上記うつ病などメンタルヘルス不調について理解を深める本を読みます。職場うつ病などメンタルヘルス不調で休職に至った経緯を振り返り、リポートにします。
つまり、これら初期のリワークプログラムなど復職支援デイケアのテーマ初期の復職支援プログラムなど復職支援デイケアのテーマ)については、「復職支援施設への通所訓練リワーク施設への通所訓練)で睡眠・生活のリズムをしっかり整える。休職に至った経緯を振り返り、自己理解を深める。」ことだと言えます。
以上、千里中央駅直結千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市心療内科杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。


リワーク(復職支援)プログラム(その18)

千里中央大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワーク復職支援プログラム」の18回目です。引き続き、リワークプログラム復職支援プログラム)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖リワークプログラムとは?〗(ⅩⅦ)
リワークプログラムなどデイケア復職支援プログラムなどデイケア)を受けるときの支えとなった言葉①「いままでの武器では対応できない」~
復職に向けてリワークに向けて)どんな心がまえで復職準備リワーク準備)を進めればよいかわからなかった人が、自分より先にメンタルヘルス不調から回復したリワークプログラムの先輩の言葉復職支援プログラムの先輩の言葉)にふれ、気持ちを整理できた例を紹介しましょう。
リワークプログラムの先輩復職支援プログラムの先輩)は「復職後リワーク後)は、いままでの武器では対応できない」「リワークプログラムなど復職支援デイケア復職支援プログラムなど復職支援デイケア)で新しい武器、つまり新しい働き方を身につけたほうがよい」とアドバイスをしました。
確かにリワークプログラムの先輩のアドバイス復職支援プログラムの先輩のアドバイス)どおりで、メンタルヘルス疾患の発病前と同じ働き方、考え方では、再び同じような悩みを抱え、メンタルヘルス疾患を再発させてしまうかもしれません。リワークプログラムの先輩の言葉は、よいアドバイス復職支援プログラムの先輩の言葉は、よいアドバイス)です。
リワークプログラムなどデイケアを受ける復職支援プログラムなどデイケアを受ける)ときの支えとなった言葉②「転んでもただでは起きない」~
メンタルヘルス疾患の発病の悔しさから、自分で「転んでもただでは起きない」と決心し、その言葉を胸に抱いてリワークプログラムなど復職支援デイケアに参加復職支援プログラムなど復職支援デイケアに参加)したという人もいます。
メンタルヘルス疾患になるのは望ましいことではありませんが、メンタルヘルス疾患をきっかけに、リワークプログラム参加ではじめてわかる復職支援プログラム参加ではじめてわかる)こともあります。自分はどうすれば働きやすいのか。なにに気をつければよいのか。そういった、自分のなかのもろさに気づくのは、メンタルヘルス疾患になったことで、リワークプログラムなどデイケアに参加して、いままでの働き方を、別の働き方に変更できた復職支援プログラムなどデイケアに参加して、いままでの働き方を、別の働き方に変更できた)ことによる、いわば、怪我の功名なのかもしれません。
以上、千里中央駅直結千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市心療内科杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。


リワーク(復職支援)プログラム(その17)

千里中央大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワーク復職支援プログラム」の17回目です。引き続き、リワークプログラム復職支援プログラム)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖リワークプログラムとは?〗(ⅩⅥ)
メンタルヘルス状態の回復の実感
~ふと気づくと、治療の段階を一段上がっていた~
メンタルヘルス不調がよくなったという感覚は、不意に訪れるものだと言います。気がつくと、以前よりメンタルヘルス状態がよくなっていて、先の見通しも立っているのです。
メンタルヘルスの反応がよみがえってくる
抑うつ状態などメンタルヘルス不調から脱しても、「なんとなく楽しめない」「無味乾燥」「ビビッドな感覚がない」というメンタルヘルス症状がしばらくつづくと言います。そして、本格的にメンタルヘルス状態が回復してくると、楽しみやビビッドな感覚が戻ってくるそうです。
しかし、休職をくり返し、どうすればメンタルヘルス不調が治るのかがわからない時期に、本人には先がみえません。暗闇のなかをさまよっているような心境です。職場復帰の見通しリワークの見通し)や、メンタルヘルス不調の再発予防のめどが立たず、自分のしていることに確信がもてないです。視界が閉じているように感じます。「治療は進んでいるんだろうか。いつかまた復職して働けるリワークして働ける)ようになるのかな」など、悶々としてしまいます。いわば暗い雲のなかを、低空飛行しているような状態で、前がみえなくて不安です。
その後、メンタルヘルス科の外来診察やリワークプログラムなどデイケア復職支援プログラムなどデイケア)に通って、リワークプログラムでの治療復職支援プログラムでの治療)を受け、悩みやリワークプログラムで課題にコツコツと向き合って復職支援プログラムで課題にコツコツと向き合って)いると、メンタルヘルス状態が回復してきます。ただし、メンタルヘルス状態の回復の実感は、必ずしも劇的なものではないようです。むしろ、失われていたメンタルヘルス反応が、自分でも気づかないうちに元に戻っているという感じなのでしょう。
「生活記録をみるかぎり、メンタルヘルスが安定してきた。ちょっとはよくなってきたのかな?」「メンタルヘルス科の外来通院や服薬の習慣ができてきた。メンタルヘルス疾患は確実によくなっているから大丈夫。でもまだメンタルヘルス疾患の治療を終わらなくてもいい」「リワークプログラム仲間復職支援プログラム仲間)と交流できるリワークプログラムなど復職支援デイケア復職支援プログラムなど復職支援デイケア)に居心地のよさを感じる。居心地のよいリワークプログラム居心地のよい復職支援プログラム)から出たくない。もっとリワークプログラムで語り合い復職支援プログラムで語り合い)たい」など、本人がまだ「このリワークプログラムで治して復職支援プログラムで治して)いきたい」と考えているくらいの時期に、メンタルヘルス状態としては十分に回復してきます。復職準備性が整いリワーク準備性が整い)、復職の見通しが立ちリワークの見通しが立ち)ます。
このリワークプログラム参加者復職支援プログラム参加者)の体験談として、メンタルヘルス科の外来診察リワークプログラムなどデイケアにしっかり通い復職支援プログラムなどデイケアにしっかり通い)、メンタルヘルス科専門医精神科医・心療内科医)や復職支援施設リワーク施設)スタッフ、リワークプログラム仲間との話し合い復職支援プログラム仲間との話し合い)で、リワークプログラム治療を順調に進めて復職支援プログラム治療を順調に進めて)きている実感があったと言います。
メンタルヘルス不調が治ったという自覚はありませんでしたが、このままリワークプログラムをつづけていこう復職支援プログラムをつづけていこう)と思っていました。頼りになるリワークプログラム仲間頼りになる復職支援プログラム仲間)に囲まれていたので、「もうしばらく、このままリワークプログラムで過ごし復職支援プログラムで過ごし)たい」という気持ちだったかもしれません。
メンタルヘルス不調がよくなってきた時期に、復職支援施設スタッフリワーク施設スタッフ)から「そろそろ復職の時期リワークの時期)を決めましょう」と言われました。復職支援スタッフリワークスタッフ)から復職時期の決定リワーク時期の決定)をうながされてはじめて、自分が思っていた以上にメンタルヘルス状態が回復していたことを知ったそうです。
このように気がつくと低空飛行が終わり、雲を抜けて、視界の開けた空を飛んでいます。メンタルヘルス状態の回復は自然とやってきて、本人も気づかないくらい、メンタルヘルス不調が自然によくなって復職準備性リワーク準備性)が整っていきます。
反対に、自らメンタルヘルス状態からの回復を強く意識し、もう大丈夫だとアピールしている場合には、まだメンタルヘルス不調がよくなっていない可能性があります。早くメンタルヘルス不調が治りたくて、ややオーバーにメンタルヘルス状態の回復をうったえているのです。
以上、千里中央駅直結千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市心療内科杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。


リワーク(復職支援)プログラム(その16)

千里中央大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワーク復職支援プログラム」の16回目です。引き続き、リワークプログラム復職支援プログラム)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖リワークプログラムとは?〗(ⅩⅤ)
メンタルヘルス状態の回復の実感②
~あきらめることを意識してから、楽になった~
メンタルヘルス状態が安定するにつれ、あせりが消え、謙虚な考え方になっていきます。気持ちが楽になり、メンタルヘルス状態の回復が実感できて、復職準備性リワーク準備性)が整っていきます。
患者様には、メンタルヘルス疾患を治して元のメンタルヘルス状態の自分になりたいという思いがあります。それゆえにあせったり、無理をしたりするのです。
「早くメンタルヘルス疾患を治したい。1日でも早く職場に復職職場にリワーク)し、信頼をとり戻さなければいけない」「また以前のように評価してほしい。働けることを認めてほしい。仕事がしたい」「このメンタルヘルス疾患を克服したい。完全に治して、元通りのメンタルヘルス状態の自分になりたい」「元のメンタルヘルス状態の頃の生活に戻したい。また同僚や友達と楽しくおしゃべりがしたい」など、自分がまわりからどうみえるか、以前と同じように評価してもらえるかが気になり、あせっていました。
あせりが消えて楽になってきた
うつ病躁うつ病などメンタルヘルス疾患の再発を防ぐためには、無理をしないことが大切です。メンタルヘルス科の外来診察を受けたり、リワークプログラムなどデイケア復職支援プログラムなどデイケア)に参加したりするうちに、元の生活に無理があってメンタルヘルス不調になったことがわかってきます。すると、元に戻ろうという気持ちは薄れ、無理をせず、新しい生活をつくっていこうという意識が出てきます。「元通りに」「ちゃんと治して」と、自分を追いつめるのはやめて、リワークプログラムに参加復職支援プログラムに参加)することで、あきらめることの大切さがわかります。
以前の自分を追い求める気持ちは徐々に薄れていき、あせらずにいまのペースで復職をめざそうリワークをめざそう)という意識に変わります。完璧を求めれば苦しくなることがわかります。力を抜いて、無理なく生きていくことにしたら、得体の知れないあせりはなくなり、謙虚に働こうと思うようになります。実際、リワークプログラム参加者復職支援プログラム参加者)の体験談として、リワークプログラムなど復職支援デイケア復職支援プログラムなど復職支援デイケア)で治療中、リワークプログラムの課題復職支援プログラムの課題)をやっつけなきゃいけないと思ってがんばり、まずは仕事のこと、そして老後のことなど、考えることはいっぱいあったと言います。しかし、メンタルヘルス状態の回復の進んだリワークプログラムの先輩復職支援プログラムの先輩)から「やっつけなきゃと思っていることが、メンタルヘルス症状のひとつだ」と言われて、そういう思考が、自分を苦しめていたと気づきました。あきらめるという意識にはまだなっていませんが、リワークプログラムでよいアドバイス復職支援プログラムでよいアドバイス)をもらい、リワークプログラムで治療復職支援プログラムで治療)しながら、できることを無理なくやっていきたいそうです。
メンタルヘルス不調や自分のメンタルヘルス状態への理解が深まってきた証拠で、こうなると、気持ちは楽になります。メンタルヘルス状態が回復してきたことが実感でき、引き続き、リワークプログラムなど復職支援デイケアで安心して治療復職支援プログラムなど復職支援デイケアで安心して治療)にとりくむことで、復職準備性が高まってリワーク準備性が高まって)いきます。
以上、千里中央駅直結千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市心療内科杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。