カテゴリー別アーカイブ: 千里

千里の再生(その5)

皆様、おはようございます。心療内科 精神科千里中央駅千里ニュータウン医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「千里の再生」の5回目です。引き続き、千里千里中央千里ニュータウン)の再生について詳しく触れたいと思います。
【続き→】現在、千里(千里中央千里ニュータウン)再生は着々と進んでいます。府営住宅の建替えや改修など、公的賃貸住宅の刷新が順次進められているほか、民間分譲マンションの建設も活発に行われており、千里中央のよみうり文化センターの建替えも2014年4月に着工されました。「千里(千里ニュータウン千里中央)の特徴は、緑豊かな閑静な住宅地として、居住者から一定の評価を得ていること、そして、立地の良さでしょう。北大阪急行電鉄、阪急電鉄を使えば大阪市内まで20分前後、新幹線を利用する場合も新大阪駅まで15分程度です。さらに、大阪国際空港までもモノレールを使えば15分で行くことができます。道路は、名神高速道路、中国自動車道、近畿自動車道が接続する吹田ジャンクションも近傍にあります。」
千里(千里ニュータウン)再生連絡協議会の担当者も、千里の街(千里中央千里ニュータウン)の持つポテンシャルに太鼓判を押しています。
実際、1975年の129,860人をピークに右肩下がりで減少し、一時は9万人を割り込んでいた人口も、2011年以降は増加に転じ、2013年時点で95,882人と、千里(千里ニュータウン)全体としては微増ではあるが、住宅の建て替えや供給が行われた千里中央地区を中心に、若年世代が増加しつつあります。
また、千里(千里中央地区千里ニュータウン)に近接して、2014年7月には、万博記念公園内エキスポランド跡地の再開発も着工し、今までにない新しいタイプの水族館のほか、ショッピングゾーンなどを作る計画も発表されました。
今後も千里(千里中央地区千里ニュータウン)の魅力はますます高まっていくに違いないです。
以上、心療内科千里中央駅直結千里セルシー3階「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。


千里の再生(その4)

皆様、こんにちは。心療内科 精神科千里中央駅千里ニュータウン医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「千里の再生」の4回目です。引き続き、千里千里中央千里ニュータウン)の再生について詳しく触れたいと思います。
【続き→】千里の街(千里中央千里ニュータウン)の基本理念や、目指すべき都市像とともに、さらに各主体が千里(千里中央千里ニュータウン)の再生に向けて取り組んでいくための共通の「指針(みちしるべ)」として、取り組み方針が定められています。それは、住環境をまもり・つくるルールを決める、地域の賑わいや交流の場づくり、柔軟な利用が可能なスペースの確保など20項目にわたります。
具体的に決めたからこそ、それぞれの立場から自由な活動の土台ができたのでしょう。既に、この項目にしたがって、さまざまな取り組みが始まっています。例えば「地域の賑わいや交流の場づくり」という項目に添うように、2008年に建設された豊中市千里文化センター「コラボ」は、公募による市民委員が住民の交流や市民活動を支援する拠点となっています。また、吹田市は、2012年に千里ニュータウン情報館を建設。歴史や生活に関する資料の展示や企画展などを行っています。
また、住民の活動として、千里(千里中央千里ニュータウン)まちびらき50周年イベントに続き、千里(千里ニュータウン)の人口とほぼ同じ9万本のキャンドルを、千里(千里中央千里ニュータウン)内の公園で灯すイベント「千里(千里ニュータウン千里中央)キャンドルロード」を、毎年11月に実施。住民の和を拡げているといった具合です。
以上、心療内科千里中央駅直結千里セルシー3階「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。


千里の再生(その3)

皆様、こんばんは。心療内科 精神科千里中央駅千里ニュータウン医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「千里の再生」の3回目です。引き続き、千里千里中央千里ニュータウン)の再生について詳しく触れたいと思います。
【続き→】日本の高度経済成長(昭和30年代~40年代)は、経済的発展をもたらすと同時に、公害や交通事故などの問題も作りだしました。そんな中、郊外に造られた千里(千里中央千里ニュータウン)は、大阪都心へのアクセスがよく、日々の買い物に便利なショッピングセンターが整理され、公害を知らない澄んだ空気と、便利さと快適さが共存する「憧れの街」でした。万博記念公園跡地内にある国立民族学博物館を始め、多くの学術・研究施設が建てられ、「グレーター千里(千里中央千里ニュータウン)」という顔もあります。それゆえに千里(千里ニュータウン千里中央)の住民たちは、千里の街(千里ニュータウン千里中央)を愛し、木々を育て、地域活動に取り組んできたのでした。
その結果、千里(千里中央千里ニュータウン)は、住民活動の活発な地域の一つとして知られます。例えば、まちびらき40周年にあたる2002年に開催された「千里ニュータウンまちづくり市民フォーラム」をきっかけとして、千里市民(千里ニュータウン千里中央)フォーラムが設立されました。フォーラムでは暮らしにおけるさまざまなテーマを学べ、誰でも自由に参加できる「サロン」などが開催されています。2012年の、千里(千里中央千里ニュータウン)まちびらき50周年事業では、市民公募による実行部会メンバーが、様々なイベントを企画・運営し、イベントの一つである「千里50年(千里ニュータウン千里中央)まつり」には二日間で約3万人が来場しました。住民主導の活動としてこれほど大きな規模のイベントを開催している都市は珍しいのではないでしょうか。北摂千里(千里ニュータウン千里中央)の市民にとって北摂千里の街(千里ニュータウン千里中央)は誇りであり、愛する故郷となりつつあるということでしょう。千里の街(千里中央千里ニュータウン)の整備は行政の仕事とはいえ、住民を置いてきぼりにして、北摂千里(千里中央千里ニュータウン)の再生はあり得ないのです。
そこで、2006年に千里の街(千里ニュータウン千里中央)再生のための「千里ニュータウン(千里)再生のあり方検討委員会」が設立された際は、学識経験者や NPO等だけでなく、住民代表も参加。住民たちの思いを見失うことなく、千里(千里ニュータウン千里中央)の再生を活発化するため、まず基本理念を決めました。それは、
●住民が生活していることを重視すること
●将来、住民となる次世代のことを重視すること
グレーター千里の中心(千里中央千里ニュータウン)として、新しいものを生み出す先導性を重視すること
●コミュニケーションと千里再生のプロセス(千里中央千里ニュータウン)を重視すること
の4つ。
具体的には、住民が今後も千里(千里ニュータウン千里中央)への愛着を持ち続けながらも、新しい世代の住民を迎えること。また、学術的かつ国際的な交流の場であり続けるために、情報の共有とコミュニケーションを充実させることで、地域活動をさらに活発にしようというもの。そのために、住民や事業者、行政、専門家などがそれぞれの役割を担いながら、北摂千里エリア(千里中央千里ニュータウン)の再生へと取り組もうというわけです。
以上、心療内科千里中央駅直結千里セルシー3階「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。

 

 


千里の再生(その2)

皆様、こんばんは。心療内科 精神科千里中央駅千里ニュータウン医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「千里の再生」の2回目です。引き続き、千里千里中央千里ニュータウン)の再生について詳しく触れたいと思います。
【続き→】ニュータウンとは、大都市の郊外に、計画的に開発された街のこと。日本では戦後の高度成長期に造られたものが多く、都市部で働くビジネスマンたちのベッドタウンとしての要素が強いです。
その先陣を切るようにして、大阪北部に北摂千里(千里ニュータウン)が誕生したのは、1962年。1,160ヘクタールの面積に新しい駅が生まれ、学校が建てられ、ショッピングセンターができ……と、計画しつくされた街並みは、人々の目にいかにも近代的に映りました。1970年には、千里(千里ニュータウンの隣接地)で日本万国博覧会が開催され、太陽の塔が見守る千里の街は、発展を続ける日本の象徴とも感じられたでしょう。
それから50年あまり。緑の木々は大きく育ち、人々の暮らしの中では様々な地域活動や市民活動が展開され、街は「ニュータウン」から「成熟したまち」へと成長を遂げました。
しかしその一方、少子・高齢化の問題も発生。高齢化は住民の問題だけにとどまらず、住宅、業務ビル、商業施設などの老朽化も深刻化しました。また、住民構成の変化やライフスタイルの変遷に適応していないことなどからも、施設の建て替えや改修の必要に迫られています。
これは千里(千里中央千里ニュータウン)だけのものではなく、日本全国二千以上存在するニュータウンが、今後直面することになる問題です。現在、千里(千里ニュータウン)は、全国に先駆けて第二段階のまちづくりに着手しています。大阪府、吹田市、豊中市、独立行政法人都市再生機構西日本支社、大阪府住宅供給公社、一般財団法人大阪府タウン管理財団が合同で、千里(千里ニュータウン)再生連絡協議会を立ち上げ、千里(千里ニュータウン)の再生に取り組んでいます。
以上、心療内科千里中央駅直結千里セルシー3階「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。


千里の再生(その1)

皆様、こんばんは。心療内科 精神科千里中央駅千里ニュータウン医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回から「千里の再生」というタイトルで、千里について詳しく触れたいと思います。
千里(千里ニュータウン)は、豊中市東部から吹田市にまたがる千里丘陵に大阪府が開発したわが国初の本格的ニュータウンで、その面積は1,160ヘクタール(うち豊中市域は369ヘクタール)、計画人口は15万人(うち豊中市域は5万人)に及びます。
「近隣住区」など当時の最先端の都市計画理論を取り入れて整然とした街が造られ、このうち豊中市域は新住宅市街地開発法(昭和38年(1963年)公布)に基づく日本で最初の事業として開発が進められました。
昭和37年(1962年)に吹田市域で入居が始まってから約50年以上が経過し、その間にみどりが育ち、人々が暮らしを営み、さまざまな地域活動が展開されるなど、千里(千里ニュータウン)はまちとして大きく成長してきました。
人口は、昭和50年(1975年)の約13万人(豊中市域は約4万3千人)をピークに平成17年(2005年)には約9万人(豊中市域は約2万8千人)まで減少しており、少子・高齢化の進展、建物の老朽化、近隣センターの衰退など様々な課題を抱えています。
一方で、集合住宅の建替えなどの動きが本格化し、新たに供給される住宅には子育て世代の入居も多く、千里(千里ニュータウン)豊中市域の人口は平成22年(2010年)には約3万2千人まで回復しています。
以上、心療内科千里中央駅直結千里セルシー3階「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。


千里の歴史(その2)

皆様、こんにちは。心療内科 精神科千里中央駅千里ニュータウン医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「千里の歴史」の2回目です。前回に続き、千里千里中央千里ニュータウン)の歴史について触れたいと思います。
【続き→】1990年(平成2年) 大阪モノレール(千里中央~南茨木)開通、豊中市立千里体育館開設
1991年(平成3年) せんちゅうパルリニューアルオープン
1992年(平成4年) 千里ライフサイエンスセンタービル完成、千里30周年まつり開催
1994年(平成6年) ディオス北千里グランドオープン
1997年(平成9年) アザール桃山台オープン
2002年(平成14年) 千里ニュータウンまちびらき40周年記念事業開催
2004年(平成16年) ガーデンモール南千里オープン
2005年(平成17年) 千里センター解散・タウン管理財団へ統合
2006年(平成18年) 千里中央地区再整備事業着工
2007年(平成19年) 千里ニュータウン再生指針の策定千里ニュータウン再生イベント開催
2009年(平成21年)7月3日 千里セルシー3階にて「杉浦こころのクリニック」が開院
千里南地区センター再整備事業着工
2011年(平成23年) 千里中央地区再整備事業完了
2012年(平成24年) 千里ニュータウンまちびらき50年事業開催千里ニュータウン情報館開館
2014年(平成26年)7月1日 「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」へ医療法人化
以上、心療内科千里中央駅直結千里セルシー3階「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。


千里の歴史(その1)

皆様、こんにちは。心療内科 精神科千里中央駅千里ニュータウン医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回から「千里の歴史」というタイトルで、千里千里中央千里ニュータウン)の歴史について触れたいと思います。
1958年(昭和33年) 千里ニュータウン開発を決定
1960年(昭和35年) マスタープラン正式決定
1961年(昭和36年) 起工式
1962年(昭和37年) 千里開発センター設立千里ニュータウンまちびらき佐竹台
1963年(昭和38年) 阪急電鉄千里線(千里山~新千里山(現南千里))開通
1964年(昭和39年) 吹田市千里出張所開設
1965年(昭和40年) 千里南地区センター専門店街オープン
1966年(昭和41年) 豊中市新千里出張所開設
1967年(昭和42年) 阪急電鉄千里線(南千里~北千里)開通千里北地区センター専門店街オープン
1969年(昭和44年) 人口10万人突破
1970年(昭和45年) 北大阪急行電鉄、地下鉄御堂筋線と相互乗り入れ開始
千里中央地区センター百貨店、専門店街オープン
「新住宅市街地開発法」による事業完了
1972年(昭和47年) 千里セルシーオープン
1977年(昭和52年) 国立循環器病センター開設
1978年(昭和53年) 豊中市千里文化センター開設、吹田市立千里市民センター開設
1979年(昭和54年) 府立千里救命救急センター開設千里保険医療会館完成
1980年(昭和55年) 吹田市立北千里市民体育館開設
1982年(昭和57年) 千里20年まつり 「千里パレード」開催
1987年(昭和62年) 千里ニュータウン世界フォーラム開催
以上、心療内科千里中央駅直結千里セルシー3階「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。