今日の朝刊に興味深い記事がありました。
今春、大学進学予定の発達障害(特に自閉症スペクトラム)をもつ学生を対象に、大学生活を模擬体験できる「新入生 大学生活準備プログラム」が、大阪大学で開かれます。ちなみに進学先は大阪大学に限らずどこの大学でもいいとのことです。
大学は高校までとは全く違うシステムになります。「クラス」という枠組みがなくなり、困ったときに相談できる「担任の先生」はいません。講義は自分で選択し、講義ごとに教室や受講する学生が変わります。もちろんホームルームはなく、講義の変更やレポートの締め切りなどの連絡事項は自分で確認しなければなりません。
状況の変化や計画的に行動することが苦手な発達障害(自閉症スペクトラム)の方にとって、大学生活は戸惑うことが多いと思います。入学前からこのようなプログラムに参加し、事前に大学生活のイメージや知識を持つことで、大学生活を送りやすくなると思います。このようなプログラムが広がっていけばいいですね。
http://www.kokuchpro.com/event/3139517e33c1374f47fe5ca73d01b03c/