ピロリ菌って何?

「ピロリ菌」っていう言葉、聞いたことありますか。

正確にはヘリコバクター・ピロリ菌(Helicobacter pylori)と言います。

ピロリ菌が胃の中に住んでいると、「胃炎」や「胃潰瘍」、そして「胃がん」になりやすくなることが分かっています。

多くの人は幼少期に、例えばピロリ菌の混じった排泄物が口に入って感染すると言われていますが、現在では衛生環境がよくなり、若い人ほど感染している人が少なくなりました。それでも日本には感染している人が比較的多いのです。

一度感染するとピロリ菌は胃の粘膜で炎症を起こし、何年、何十年の経過の中で胃潰瘍や胃がんを引き起こすのです。

では、対策は?

1週間の飲み薬でピロリ菌を退治する治療がちゃんと確立されています。

以前では胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの病気がある人に限って、保険診療で除菌ができることとなっていましたが、ピロリ菌がいる限り基本的には除菌することが良いというのが現在のコンセンサスになっています。

胃内視鏡検査(胃カメラ)を受けて、胃炎などの病変がある方はピロリ菌の有無を検査したり、除菌の治療を受けたりすることができます。

特に若い方は、できるだけピロリ菌の感染期間を短くするという意味でも、なるべく早く発見して除菌することがとても有意義ですね。

除菌が成功して、胃炎が治って普段の生活の質が上がった、という人もおられますよ。

ピロリ菌のご相談は随時受け付けております。

 

 

 






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