胃がんになりやすい人って、どんな人?なりにくくするにはどうしたらいいの?

外来でよく患者さんから「親族に胃がんがいてるので、私も胃がんになりやすいか心配なんです」と胃カメラの相談を受けます。

胃がんになりやすい人、ってどんな人なのでしょうか?

一番は「ピロリ菌に感染」している人です。ピロリ菌に感染すると慢性胃炎を来し、その胃粘膜が遺伝子異常を起こして胃がんになると考えられています。胃がんの人を調べると、99%でピロリ菌に感染していたというデータがあります。

ピロリ菌は、免疫力の弱い時期(5歳まで)に移ると考えられています。ピロリ菌の感染経路はまだはっきりしていませんが、これまでのところ、井戸水と、幼児期の食べ物の口移しによるものが多いと考えられています。現在は井戸水の使用は減っており、乳幼児期の口移しが主な原因と考えられています。特にお母さんからの感染は、お父さんよりも8倍高いという報告があります。

次に、タバコです。タバコは、胃がんに限らず、多くのがんのリスクになります。

他にも、食事では、塩分の摂りすぎ、野菜や果物不足は胃がんのリスクになるかもしれない、と考えられています。胃がんに限らず、がんになりにくい食べ物として、アメリカ国立がん研究所では、ニンニク、キャベツ、大豆、生姜、ニンジンなどを挙げています。ビタミンCやβカロチンが有効とされています。

 

まとめると、胃がんになりやすい人というのは

①    ピロリ菌に感染している ②タバコを吸う ③塩分の摂り過ぎと、野菜不足

が挙げられます。

胃がんは、日本ではかかる人が多く、年間13万の方が胃がんと診断されています。

40代から増加し、50~60歳で多く、男性は女性の2倍多く胃がんにあります。

上記3つのリスクがある方は、40歳を超えたら年1回の胃カメラは必要だと考えられます。

 

胃がんになりにくくするには 

①    ピロリ菌の治療をする ②    禁煙  ③    塩分を控えめに、野菜を多く摂る

事が大切です。

こちらのブログには、もう少し詳しく書かれています。胃がんになりやすい人、なりにくい人






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