月別アーカイブ: 2017年10月

便潜血で陽性「要精査」=大腸カメラ

森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック 院長の藤田です。

ブログをご覧いただき有難うございます。

つい 先日、会社の検診で便潜血で陽性になり「要精査」の結果を持ってこたれた患者さんがおられました。大腸がんなのか?大腸カメラをしたほうがいいのか?色々と不安と疑問を持たれていました。そこで そんな方へ 便潜血検査について情報提供します。

 

 【便潜血検査】

便潜血検査は、大腸がんの検診で行われる検査で、40歳以上の方は年1回が推奨されています。
2日に分けて便を棒でこすって血液が付いていないかチェックする検査です。
ですので、便潜血検査は「便に血がつく病気があるか」を調べることになります。大腸がんだけでなく、痔や腸炎、場合によっては胃潰瘍などでも陽性となる事があります。

便潜血検査は、「大腸がんを診断する検査ではない」のです。
逆に出血がなければ、たとえ大腸がんであっても便潜血は進行大腸がんでも10%が便潜血で陰性となってしまいます(偽陰性)。早期大腸がんにいたっては約50%が陰性になるというデータがあります。

 【便潜血陽性ならば、大腸がん?】

便潜血陽性の方の中で、2~3%で癌が見つかります。
70~80%の方で「異常なし」または「痔」と診断されます。残り20~30%で大腸ポリープがみつかり、そのうち10%で大腸がんが見つかるというわけです。

 

大腸がんは、大腸ポリープが大きくなって発生することが多いため、便潜血陽性で要精査となった方は大腸カメラを受けて、ポリープやがんがないかチェックして、出来たら大腸ポリープ(良性ポリープ)のうちに切除しておきましょう。

(ちなみにアメリカでは5年に1回 みんな大腸カメラを受けることで、大腸がんになる人が大幅に減ったようです)

 

 

■森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック 

JR森ノ宮駅直結にある内視鏡専門クリニックです。鎮静剤を使った楽な胃カメラ、痛くない大腸カメラをしています。中央区、東成区、城東区の境にあり、玉造駅、京橋駅からもアクセス良好です。


大腸がんと食事の関係 

森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック 院長の藤田です。

秋の検診の時期が来て、便潜血検査で陽性になり、大腸がんのチェックで大腸カメラを受ける方が多く来られています。そんな中「大腸がんを防ぐ食事とかってあるんですか?」と聞かれます。
大腸がんは原因が分かっておらず、いまなお増加しているがんです。
食事だけで予防することは難しいのですが、その中でもわかっていることをお伝えします。

 

【大腸がんの危険因子となる食事】

●アルコール
●加工肉(ベーコン、ハム、ソーセージなど)
●赤肉(牛、豚、羊) も関連が示唆
動物性脂肪の摂取は、発がん促進作用のある二次胆汁酸の生成を高め、大腸粘膜に作用して発が物質や発がん促進物質になると考えられています。

その他 食事ではありませんが ●タバコ も危険因子と考えられています。

 

 【大腸がんの予防因子となる食事】

●食物繊維
●野菜
●果物
●カロテノイド
特に食物繊維は二次胆汁酸への変換を阻止し、また腸内の嫌気性菌の繁殖を抑制するとされています。

ただ 食事で大腸がんを完全に予防出来ることもなく、「お肉は食べない!」とこだわりすぎないようにして下さい。「美味しい食事」は心の健康には大切ですよね。
私のお肉は好きです。それでも昔みたいに沢山は食べれませんし、脂ののったものは胃がムカつくので食べません。年齢とともに、牛肉よりも豚肉、鶏肉が好きになってきました。

大腸がんの予防としては、どうやら食事内容よりも「大腸の良性ポリープのうちに切除する」ということが大事だと思われます。大腸がんが心配なかたは、一度大腸カメラもお勧めします。

 

■森之宮胃腸内視鏡ふじたクリニック
JR森ノ宮駅直結にある内視鏡専門クリニックです。鎮静剤を使った楽な胃カメラ、痛くない大腸カメラをしています。中央区、東成区、城東区の境にあり、玉造駅、京橋駅からもアクセス良好です。


胃がん、ピロリ菌と食事の関係

今回のテーマは「胃がんと食事」

胃がんになるリスクのある食事としては、塩分の多い食事(塩分や塩蔵食品)が知られています。高濃度の食塩は胃粘液を破壊して、胃酸やピロリ菌による炎症を助長させると考えられています。

食事以外で言うと、タバコも胃がんのリスクを高めます。

でも胃がんの一番の原因は ピロリ菌
ピロリ菌に感染すると、慢性胃炎をおこし、胃がんのリスクを高めます。
ピロリ菌に感染すると自然には無くならず、抗生剤治療が必要です。
ヨーグルトやハチミツなど ピロリ菌に対する食品はいくつか言われていますが
食事ではなかなか完全に駆除することは出来ません。

胃の症状がある方は まずは胃カメラでチェックしてみましょう。
ピロリ菌がいれば 早いうちに治療を!そして普段の生活でも食塩控えめの食事を心がけましょうね。

 

森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック JR森ノ宮駅直結にある内視鏡専門クリニック

鎮静剤を使った楽な胃カメラ、痛くない大腸カメラをしています。
中央区、東成区、城東区の境にあり、玉造駅、京橋駅からもアクセス良好です。
お腹の症状で気になるかた、苦しくない胃カメラをご希望のかたは ご気軽に相談ください。


「この症状って、胃がんなんでしょうか?」

「この症状って、胃がんでしょうか?」

 

お腹が痛かったり、胃もたれが続いたり、食欲がなくなった…

「私は胃がんにかかっているのでしょうか?」

こういった質問をされることは日常診療でしばしば見受けられます。

 

そこで 今回は「胃がんの症状」についてお話します。

 

まず 胃がんの症状として、皆さんはどんなことをイメージされるでしょうか?

腹痛、胃もたれ、吐き気、食欲低下などなど、様々な症状が思い浮かぶと思います。

 

でも 実は胃がんの症状として、特有なものはありません。

特に早期の胃がんの場合は、ほとんど何の症状もありません。

がんが進行すると、胃もたれや腹痛が起こる頻度が増え、場合によっては吐血や黒色便が認められます。全身状態が悪くなり、体重減少、貧血などになります。

(ただし その頃にはかなり胃がんが進行していることが多く、予後は悪くなります。)

 

実際、当院でも、なんの症状のなく、たまたま検診で胃がんが見つかった方もいらっしゃいます。これは胃がんだけでなく、ピロリ菌による胃炎にも当てはまります。

 

ですので、症状がないからと油断せずに胃がん検診を受けるようにしておきましょう。

症状がある方はお医者さんにかかって胃カメラでちゃんと調べておくことをお勧めします。

現在は、胃がんの原因の主なものはピロリ菌と分かっています。ピロリ菌感染が分かった場合は胃がんになるリスクがあるということなので胃カメラでチェックをし、ピロリ菌治療をできるだけ早いうちに始めることで 胃がんのリスクを減らすことが出来ます。

 

当院は、鎮静剤を使った楽な胃カメラ、痛くない大腸カメラをしています。JR森ノ宮駅南口出口直結で、玉造駅、京橋駅からもアクセス良好です。
お腹の気になる症状がある方は、ご気軽に相談下さい。

 


大腸カメラと下剤

森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック JR森ノ宮駅直結にある内視鏡専門クリニックです。
鎮静剤を使った楽な胃カメラ、痛くない大腸カメラをしています。
中央区、東成区、城東区の境にあり、玉造駅、京橋駅からもアクセス良好です。

●大腸カメラとは

CCDカメラを搭載したファイバー(ボールペンくらいの太さのゴムチューブみたいなもの)で直接腸の中を見る検査です。当院ではポリープがあれば、その場で切除も行っております。

 

●大腸カメラ受けるには下剤が必要 

通常時、人の腸の中には1~2kgのウンチが溜まっています。

なにもせずに大腸カメラを腸にいれても、ウンチまみれでほとんど何も見えません。

そこで大腸検査をする前に下剤で、ウンチを綺麗に出し切る必要があるのです。

便が残っていると、病気を見逃したり、また挿入時に視野が確保されず腸が傷ついたりすることがあります。それだけに、大腸検査の前にしっかりと下剤を飲んで腸を綺麗にすることが大切です。

 

●下剤はどんなものなのか?

約1~2Lの浸透圧が計算された液体で、腸の中を吸収されずにそのまま素通りします。

モビプレップ、マグコロール、ニフレック、ムーベンなど色々な製品があります。

量や味、便を綺麗にする力の違いなどがあります。

なお当院では、1Lと少なくてすみ、便を綺麗にする力(速度)の早いモビプレップを主に使用しています。

 

漏らしたりしないのか?

患者さんが一番気になる点だと思います。

通常下剤を飲んで1~2時間くらいすると、固形の便が出だします。一度排便すると、その後短い期間に5~10回程度便が出ます。5回くらい排便後にはほとんど水のようになります。

そうすると便意が治まり、漏らす心配もなくなります。

かといっても初めて大腸カメラを受ける方は心配されます。当院では、院内で安心して下剤を飲んでいただけるようスペースを設け、トイレも4つ用意しております。