バリウム検査で「慢性胃炎」と書かれたら、必ず胃カメラを受けたほうがいい理由

YouTube『バリウムの「慢性胃炎」は放置厳禁』

 

バリウム検査で「慢性胃炎」と書かれてるのに、放置してはいませんか?

慢性胃炎とは 名前の通り慢性的に胃炎が起こっている状態です。

そうなると胃の粘膜は、本来のツヤツヤの粘膜が、ザラザラになっていき、ひどいとシワが少なくなる(粘膜が萎縮する)状態になります。

それがバリウム検査で見ると、「ザラザラしている」「粘膜不整」「ひだの消失」として観察されます。レポートにもそう記載されることになります。(一度確認ください)

 

慢性胃炎の原因の多くはピロリ菌だと考えられています。

ピロリ菌は5歳までに感染し、そのあと胃の中に棲みついて胃炎を起こします。その間、ほとんど症状が出ることはありません。そして知らないうちに粘膜をザラザラにしてしまうのです。

そして、怖いのはそのザラザラの粘膜から「胃がんが発生する」ということです。

早期胃がんでは、粘膜はわずかに赤くなったり、凸凹になったりするだけで、バリウムで発見することは一般的には困難と考えられています。そこで胃カメラでちゃんと調べて置く必要があります。

先日も バリウムで慢性胃炎を指摘されていながらも3年放置してしまったため、胃がんが見つかった方がおられました。慢性胃炎の原因であるピロリ菌を退治することで、胃がんのリスクを下げることが可能です。(残念ながら ゼロになるわけではありません)

 

ですので、バリウム検査で「慢性胃炎」と書かれていたら、きちんと胃カメラをして、胃炎だけでなく胃がんがないか必ずチェックしておきましょう。

YouTube「胃カメラの費用いくらかかる?」

 

 

【森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック】
鎮静剤(静脈麻酔)を使った楽な胃カメラ、痛くない大腸カメラをする内視鏡専門クリニックです。大阪市内、JR森ノ宮駅直結で、京橋、玉造からもアクセス良好です。

《ホームページ》森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック

《ネット予約》胃カメラ・大腸カメラのご予約はこちら

 

 

〔善玉菌サプリ「CoColon」のご購入はこちら〕

FF486F66-C3A9-4343-8EC3-74E98928E11F

[Amazonで購入]

[メルカリで購入]

 

 






DDまっぷ ドクターブログ 一覧