日別アーカイブ: 2018年3月21日

ピロリ菌について、よく質問されること ※事前に読んでおいて下さい。

今回のテーマは「ピロリ菌」

今でも日本人の2000~3500万人!に感染していると言われており

多くの患者さんが検査、治療に来院されます。その中でよく出る質問をまとめてみました。

●ピロリ菌って何ですか?

ピロリ菌は4ミクロンの小さなバイキンで、土壌中などに生息しています。

乳幼児期に何らかのきっかけで口の中から入り、胃炎を起こし、潰瘍や胃がんの原因になります。

 

●ピロリ菌って移るのですか?

乳幼児期には移る可能性があります。この時期は免疫力も低く、胃酸分泌も少ないため、ピロリ菌に感染するとそのまま生息することになります。

逆に大人ではピロリ菌が口から入ったとしても、すぐに退治してくれます。

 

●ピロリ菌がいたらどうしたらいいのですか?

ピロリ菌は自然には居なくならないので、抗生剤の内服薬で除菌する必要があります。9割以上の方が消えます。

「ヨーグルトとかはいいのですか?」とよく聞かれますが、菌の数を一時的に減らすことができても、すぐに復活するため、根本的な治療にはなりません。

また 現在の時点で胃がんがないか胃カメラで事前に調べておく必要があります。

胃カメラでちゃんとチェックした人には保険が適応されますが、胃カメラを受けていない方は治療は保険が認められず自費診療になります。

 

●ピロリ菌は一度消えたら感染しないの?

データでは、0.2%(500人に1人)再感染することがありますが、ほとんどは感染しません。ですので、一度きちんと除菌する事が大事なのです。

また、一度消えるとほぼ再感染することがないので、「毎年ピロリ菌の検査をする」必要はありません。

 

ピロリ菌が消えたら胃は綺麗になるの?

残念ながら、慢性胃炎で変形(萎縮)してしまった胃の粘膜は元には戻りません。しかし、活動性を抑えることで、潰瘍や胃がんになる確率を減らすことは実証されています。

ピロリ菌が消えても、ちゃんと胃カメラでフォローしておきましょう。

 

ピロリ菌を調べたいのだけど、どうしたらいいの?

調べ方には主に胃カメラを使う方法と、胃カメラを使わない方法があります。

胃カメラを受けて胃炎があれば、その場で検査することができます。(保険適応)

胃カメラを使わずに、血液検査、便検査、尿検査、尿素呼気試験などで調べることができますが、これらは保険適応外(自由診療)になります。

 

【森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック】
鎮静剤を使った楽な胃カメラ、痛くない大腸カメラをする内視鏡専門クリニックです。ピロリ菌感染症専門医として、積極的にピロリ菌の検査と治療を行っています。ピロリ菌を除菌することで胃がんの予防につながります。ご気軽に相談ください。
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