私の子供にもピロリ菌がうつっているの…?

当院には 30歳~40歳の方が多く胃カメラを受けに来られます。

検診でたまたまピロリ菌検査で陽性になったり、胃カメラでピロリ菌感染が分かったりと様々な経緯で「ピロリ菌感染」を知ることになります。

そこでハッと「自分の子供にもピロリ菌がうつっているかも…」と不安になる人が多くいらっしゃいます。

まず 感染しているかしていないか。これは症状だけでは分かりません。検査してみないと分からないのです。そもそもご自身も、30歳~40歳で初めて、自分がピロリ菌に感染しているのを知ったわけです。

そこで「子供にすぐ検査したほうがいいですか?」と聞かれます。

答えは「なんとも言えない」です。ピロリ菌の検査には、尿や便で調べる方法があります。ほかにも尿素呼気試験という息を専用バックに吐いて調べる方法もあります。自治体によっては、中学生や高校生を対象に調べているところもあります。しかし、保険では認められず自費での検査になります。

そして「自費でもいいから検査受けさせたいのですが、どうでしょうか?」と聞かれます。答えは「検査だけならいいですが…」です。

というのも、もしもピロリ菌がいてることが分かったとしても、小児には「ピロリ菌治療薬の保険が通らない」のです。国で認可された薬がないのです。
それ以外にも、小児期に除菌したとしても「再感染する可能性がある」のです。
一般的にはピロリ菌は2~5歳までには感染していると考えられています。
大人では感染しないと考えられています。しかし、小学生なら、中学生なら…というデータがないのです。

保険以外にも、耐性菌の発生する恐れや、薬の副作用の問題など、いろいろとあります。

お子さんが小学生くらいであれば様子を見つつ、成人になってからでも症状があれば早めに専門クリニックに行くように。その時でも遅くはありませんよ。と 当院では説明しています。

【森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック】
鎮静剤を使った楽な胃カメラ、鎮痛剤を使った痛くない大腸カメラを行う内視鏡クリニックです。
ピロリ菌除菌治療にも積極的に取り組んでいます。

 

森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック ホームページは↓
https://morinomiya-naishikyo.com/






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