日別アーカイブ: 2014年11月6日

奈良の野球肘検診

11月3日にNPO法人「奈良野球少年を守る会」主催の野球肘検診に当院の臨床放射線技師の尾上と理学療法士の田中、北中、月田がスタッフとして参加させていただきました。

野球肘検診とは肘が痛くなってから病院に行って検査をするのではなく、現在プレーをしている少年達の肘などを検査し、子供達に適切な対応を指導することで子供達の野球肘を予防しようという取り組みです。内容は肘を超音波検査装置で検査したり、医師や理学療法士が肘の動きや痛みを検査したり、野球肘の原因となる体の柔軟性をチェックしたりします。

北中PT月田PT

この野球肘検診は今回で5回目だそうで、今回は約450名の野球少年が検診を受けに来ました。それに対応するスタッフは医師、臨床放射線技師、理学療法士、ボランティアの学生など約120名と大変大規模でした。また指導者や保護者の方も付き添いで来られており、野球少年達のケガを減らしたいと思う気持ちは我々と一緒で、大変興味を持って参加されていたように感じます。

診察ストレッチ指導

我々Nクリニックグループも岸和田市やお隣の和泉市、貝塚市など泉州地域の野球チームを対象とした野球肘検診を企画しております。そのため今回は奈良でお手伝いと勉強をさせていただきました。是非うちのチームでもと興味のある方はご一報ください。また近々、当グループのスタッフがグランドにご案内に伺うかも知れません。その際はよろしくお願い致します。

 

※野球肘とは野球などの投球を繰り返すスポーツでおこる肘の痛みの総称。少年では内側上顆骨端核障害や離断性骨軟骨炎などの障害が起こり、悪化すると投球が困難となる。

報告者:田中