5月13日(日)に森ノ宮医療大学で行われた第1回足の構造と機能研究会学術集会に、当院の放射線技師の尾上と理学療法士の沼澤、野田、田原が参加しました。
この学術大会は「構造と機能の追求」というテーマで行われ、足関節・足部についての最新の知見を知ることが出来ました。
この学術大会の中で沼澤は「高校生バスケットボール選手における足関節捻挫の危険因子について~メディカルチェックを用いた前向き調査~」というテーマで口述発表を行いました。
発表の内容としては、バスケットボール現場では足関節捻挫が頻繁に発生していますが、他の傷害と比べて軽視されがちで足関節捻挫の危険因子はまだまだ明らかでないことが多いのが現状です。その為、大阪府バスケットボール協会の活動として行っている、中学生や高校生、大学生のメディカルチェックを通して、足関節捻挫が起こる原因を分析し予防介入、効果検証についての発表を行いました。
このような活動が、足関節捻挫の発生や再発予防に繋がり、一人でも多くの選手を足関節捻挫から救う手助けになればいいと考えています。
報告者:野田