先日、東京で開催された「スポーツ選手のためのリハビリテーション研究会」にて、当院理学療法士の沼澤が口述発表を行いました。

平成30年3月11日東京にて、「スポーツ選手のためのリハビリテーション研究会~足関節捻挫予防への挑戦~」というテーマで開催され、当院理学療法士の沼澤と辰谷が参加してきました。

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この研究会は理学療法士や柔道整復師、トレーナーなどはスポーツ医・科学に関わる様々な職種の方がスポーツ選手に携わるものとして、最新のスポーツ医療の情報を得たり現在の課題などを把握出来る会となっています。今回は沼澤が「メディカルチェックを用いた足関節捻挫予防への取り組み~大阪府バスケットボール協会の活動を通して~」というタイトルで口述発表を行いました。

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発表の内容としては、足関節捻挫が頻発するバスケットボール現場では”捻挫くらいなら”という考えが未だに多く、他の傷害と比べて軽視されがちで足関節捻挫の危険因子はまだまだ明らかでないことが多いのが現状です。その為、大阪府バスケットボール協会の活動として行っている、中・高校生や大学生のメディカルチェックを通して①問題の把握 ②傷害の原因 ③予防介入 ④効果検証という傷害予防サイクルを掲げて活動を行っています。

今回はその中でも②の傷害原因を探るために、足関節捻挫が起こる原因を分析し予防介入、効果検証について発表を行いました。

将来的にはメディカルチェックを通して、足関節捻挫の発生や再発予防に繋がるよう怪我をする選手が一人でも減らせることが出来ればと考えています。また今回このような研究会で発表する事で、このような活動が広がっていければと思います。

 

報告者:辰谷






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