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第70回日本体力医学会大会

平成27年9月18日(金)~20日(日)にかけて、和歌山県民文化会館、ホテルアバローム紀の国で第70回日本体力医学会大会が開催されました。そこで当院理学療法士の沼澤が大阪府バスケットボール協会の医科学委員会の調査報告として「外傷・障害調査からみた高校バスケットボール選手における既往歴別の足関節捻挫受傷機転」というテーマで発表を行いました。

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日本体力医学会大会とは公衆衛生や疫学から整形外科・内科・臨床スポーツ医学・スポーツ心理学などあらゆる分野の研究者や専門家が集まり、国民体育大会行事の一環として年に1回、原則として国民体育大会の開催地で開かれる学術大会です。

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今回の発表した内容としては、大阪府バスケットボール協会に所属する高校バスケットボール部男子・女子に対して、現在までに経験したことのある怪我に対するアンケート調査を行い、特に多かった足首の捻挫に対しての報告を行いました。

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大阪府はチーム数が多く、インターハイ予選が4月や5月で始まる為、早い高校では3年生の4月や5月で部活動を引退してしまいます。その為、怪我などで部活動に全力で取り組めない選手や最後の試合に出られない選手を少しでも減らせるように今回の調査の結果をより発展させ、今後は足首の捻挫の「再発」や「予防」に繋げられるような取り組みを行えたらと感じました。

 

報告者:嵩本