子育てその26 寝かしつけ

長男(小2)は割と寝つきがいいのですが、次男(4歳)は目が固いタイプ。

おでかけの日などはテンションが上がっていて中々寝てくれず寝かしつけに苦労します。

ぶつぶつ独り言を言ったり、ゴロゴロ寝返りしたり、髪の毛をいじいじしたりとチンパンジー状態が延々と続きます。

私が「よし、鬼さん呼んでこよっと。」と一旦部屋を出て、1分ほど経ってからガラガラと引き戸を開けて戻ってきますと、とりあえず寝たふりしてます。

しばらくするとうっすら目を開けてこちらを伺うチンパンジー。

「本当に寝てるのかなー?寝ている人ー?」と聞くと、目を閉じたまま右手がすっと天井に向かって伸びるのであった。

あほすぎてかわいい。

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どうでもいいことその19 職人

職人さんの匠の世界。

以前テレビで、一流と言われる料理人の方が、家ではどんな包丁を使っているのか、というのを特集していました。

さぞすごい包丁が出てくるのか、と思って見ていたのですが、意外と一般の家庭にあるような普通の包丁が1本2本あるという方がほとんどでした。

スゴ技を人に向けるのに全力を注いでいる分、自分のこととなるとむしろ無頓着になってしまうのでしょうか。

そう言えば、医者の不養生と言う言葉もありますね。

先日、髪を切ってもらいに行ったとき、この話を思い出して美容師さんに「自分の髪のシャンプーもこんなに時間かけるんですか?」と聞いてみると、「いえ、泡立ったらすぐ流すっスねー、自分の髪は。」との答え。

ふむ。やっぱりね。

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日本脳炎ワクチンについて

  日本脳炎ワクチンを製造する機関は数社ありますが、その最大大手である化血研に国の調査が入ったことから製造がストップし、流通が著しく滞る状況となっています。

  現在、国内の日本脳炎ワクチンの在庫はほとんど底をつく状況となり、どのクリニックでも事実上接種を継続することが不可能となってしまいました。また、出荷が再開するめ目途も全くたっていません。

  当クリニックでも、日本脳炎ワクチンの新たな御予約は承っておりません。(その他のワクチンは今のところ供給が間に合っています。)

  日本脳炎ワクチン再開の際はホームページでお知らせしますので、窓口への電話でのお問い合わせは業務の混乱を招くため、お控えいただけると有難く存じます。

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インフルエンザワクチン枠

11月24日(木)14時~17時に新たにインフルエンザワクチン枠を設けました。院長が市の乳児健診に行っているため元々枠は設定していませんでしたが、野村先生の都合がついたためです。このため木曜日ですが野村先生の担当になることを予めご了承ください。

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実家のことその11 お賽銭

受験の天王山、夏休みが終わりました。

私もつい数年前まで、受験直前で焦っているという夢をよく見たものです。

さて、あれは大学のセンター試験を2週間後に控えた、高校3年生のお正月のことです。

私の実家は神戸市の岡本というところで、すぐ後ろ側には六甲山系の保久良山の登山口が控えているという立地です。

父と二人で、ぶらぶら初詣がてら保久良山の途中にある神社まで神頼みに参りました。

さあ、いざお参りというところで、父も私も財布がないことが判明!

まさかまた山を下りて取りに行くのもつらい話。

仕方なく、「大学受験うまく行きますように。」とお願いだけして帰るという暴挙に。おいおい。

結果、受験はうまく行き、2か月遅れで、お賽銭を入れに参りました。

こんな後払いみたいな罰当たりなマネをしたのに、合格させてくれて神様ありがとう。

受験生のみんな、あと半年がんばれー。 

神頼みの際はお賽銭を忘れずにね。

 

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化血研ワクチン使用再開について

 昨年の化血研問題を受け、B型肝炎ワクチン・日本脳炎ワクチンに関して当クリニックでは化血研で製造された製品の使用を一旦中止しておりました。

B型肝炎ワクチンについては10月より1歳未満の児で公費接種となるため絶対数が全体的に不足することが予想されています。

その後の精査にて安全性が完全に確認されているため、当クリニックでも化血研ワクチンの使用を再開する方針としています。

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愛情の4原則

私が駆け出しの小児科医として過ごした淀川キリスト教病院での時間は、日本の新生児科の幕開けに貢献された第一人者である船戸 正久先生(当時の小児科部長)の下で働くという幸運に恵まれた3年間でした。

船戸先生はほんの数十年前、救命は困難とされ助ける対象ではなかったような未熟児や先天性異常の児に医療に献身的に取り組まれ、医療現場の常識をいい意味で激変させました。

‘船戸先生のおかげで新生児医療はこの20年で最も発展した診療科の一つとなった’と言っても誰も異論を挟まないような、これまた生けるレジェンドの一人であります。

まだ60代で、バリバリと精力的に医療に従事されています。

一方でそのあまりに愛くるしいキャラクター、波平チックな髪型、キュートなずんぐり体型などから、影ではこっそり「ふなってぃ」と私たち若手は呼んで敬愛していました。

船戸先生は敬虔なクリスチャンでもあられるので、発想がとにかく愛にあふれ、献身的です。

たくさんの心に響くお話しをして頂き、今も胸に残っています。

その一つに「愛情の4原則」の話があります。

4つというのが何を意味するかというと、「時間と空間の共有」、「言葉かけ」、「まなざし」、「ふれあい」です。

船戸先生はよくこの話を出され、「嫌な人のことを想像してみなさい。一緒にいたくないし、話もしたくないし、目も合わせたくないし、触られたくもないでしょう。愛する人、好きな人にはその逆になる。お母さんの、赤ちゃんへの愛が日に日に深まるのはとても自然なことなんだ。」とおっしゃられていました。

また、この原則が伝えるもう一つの意味として、愛情を継続するには、この4つを意識して、努力して行うことが大事であるということも。

特に夫婦など、家族間では色々なことが当たり前になり「空気のような存在」という表現を聞くこともあるでしょう。

「自分が好きな人、大事な人にはがんばってこの4つを行うことで愛情は高まるんだ。君も家に帰ったら毎日たっぷり奥さんとお話ししなさい。」

ちょうど新婚の頃でしたから、肝に銘じようと強く感じました。

今、合格点でできているのかな、と自問自答しつつ。

私は船戸先生の存在、その人となりが好きで好きで大好きで、聞かせて頂いた色々な話を思い出すといつも少し涙が出そうになります。

 

 

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喘息とは その④

このように、喘息とは体の奥にずっと存在する体質ですので、それが外にはみ出してきて起こる一時的な発作を薬で抑えても、根本的に治る訳ではありません。

一旦喘息の体質がまた体の奥に戻り、一見何もない状態にはなりますが、また次のきっかけがあると体質がはみ出してきます。

小児の場合、この体質の多くは数か月、数年単位でましになり、またきっかけとなる風邪をひくこともどんどんと減るので、喘息症状が出ることは減っていくことが期待されます。

年齢が上がっていって、目に見える喘息症状が出なくなると寛解(かんかい)状態と言われ、風邪をひいたり運動をしても症状が出なくなり、卒業したねという言葉が送られます。

しかし一部の子どもは逆に成長とともにだんだんと喘息の体質がはっきりする、あるいは強くなる経過をたどり年々発作時の症状が強くなります。

特にベースにアトピー性皮膚炎をはじめとしたアレルギー体質の強い子にその傾向があります。

また、ご家族の喫煙も喘息の体質を強化していくことが明らかとなっています。

「ベランダで吸ってます。」と皆さん口を揃えておっしゃいますが、服にまとわりついたタバコの成分も十分に周囲の方の喘息を悪くすることが分かっていますから、喘息で苦しむお子さんのいる家庭では今すぐにでも禁煙するべきです。

もうひとつ、喘息の体質のある子どものほとんどがダニ・ハウスダストへのアレルギーを有しています。

修学旅行で行く歴史のある古い旅館でのまくら投げ(こんなのもう古い?)は、喘息の体質を外に引きずり出すきっかけとして力強いことを学校の先生はよくご存知です。

ご家庭でも梅雨シーズンは1週間に1回お布団に掃除機をあてることを心がけましょう。

ダニの死骸もアレルゲンとなりますので、干すだけではあまり効果的ではありませんので注意しましょう。

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喘息とは その③程度

体に潜んでいる喘息の体質は、人によって程度に差があります。

季節の変わり目や、ちょっと運動するだけですぐに体質がはみ出してくるような人は重症の喘息です。

日常的に気管支が狭くなる発作が起こりますので、前述の狭くなりにくくするお薬(オノン・キプレス・シングレア、さらには微量のステロイド吸入)を症状のない普段から毎日継続することで発作を予防することが有効です。

これらの薬剤は長期的に使用するものの中では相当に副作用が少ないものであり、喘息の人に取っては非常にありがたいのです。

喘息の体質の中間くらいの人は、風邪の際だけ体質がはみ出てくるので、風邪薬に気管支拡張薬や予防薬を併用してやり過ごすグループです。

さらに軽症の人は、風邪が長引いたり、こじれた時のみ軽くゼーゼーしていると病院で指摘されるレベルのグループです。

風邪の時はテープを貼りましょうね、などど言われて、貼ると夜の様子がだいぶ楽になるというのを親御さんも感じるかもしれません。

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喘息とは その②治療

さて、喘息の体質が顔を出してしまって呼吸が苦しくなったり、ゼーゼーしたり、咳がひどくなってしまった時はどのような治療がなされるでしょう?

空気の通り道である気管支が狭くなっているのがこれらの症状の大元ですから、「気管支拡張薬」を使うことが必要になります。

これは、その名の通り狭くなった気管支を広げるお薬です。

色々な性状がありますが、受診した際に症状があればまずされるのは即効性のある煙を吸う吸入のお薬です(=メプチン吸入など)。

さらに一旦帰宅後は飲み薬(=メプチンなど)、皮膚から吸収されるテープ(=ホクナリンテープなど)を併用して狭くなった気管支を広げる治療を続けます。

なぜなら多くの場合には喘息の体質を外に引きずりだすきっかけとなる風邪がしばらく居座るため、吸入で一旦よくなっても帰宅後すぐに気管支が狭くなってしまうためです。

このような狭くなった気管支を広げるお薬とともに、狭くなりにくくするのがオノン・キプレス・シングレアのような薬剤です。

両方を併用することで風邪が治るまでの間、できるだけ喘息が顔を出さないようにするのが喘息の治療になります。

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