「お金をかけるのではなく、時間をかけてあげる。手をかけるのではなく、目をかけてあげる。」
長男が生まれた時、私の父からもらったとても好きな言葉です。
短いけれど、子育ての大事なものを教えてくれる言葉です。
私は、まだまだ子育て初心者ですが、子供にとって、小さいうちにどれだけたくさんの失敗をさせてもらえるかがきっと大切なことと思っています。
何でも自分でやりたがるようになった3歳前後からは、時間の許す限りつきあってあげて、と妻にもお願いしています。
子供のする失敗を予測するのが親の大事な役割ですが、失敗しないように先回りばかりしていませんか?
「親」という字は木の上に立って見る、と書きます。
失敗しても大丈夫なように横で見守っているのが親のあるべき姿なのでしょうね。
「失敗しないように」ではなく、「失敗しても大丈夫なように」。
いらつかず、あせらず、失敗を一緒に笑ってあげられるようなゆったりした気持ちを持ちたいものです。
そんなことを考えながら寝そべっていたら、お腹に長男が飛び乗ってきて、反射的に蹴りを入れてしまった私はいつになったらそんな子育ての境地へたどりつけるのか・・・。