大学時代のことその3 消防車

大学時代はとにかく時間があるというのが強み。

暇に任せてしょーもないことも色々しました。

以前にこのブログにも登場した監督とよく自転車でどこを目指すともなく繰り出していたのですが、ある時けたたましいサイレンとともに消防車が何台も前を通り過ぎて行きました。

一気にテンションの上がる2人。

追いかけて行ったら火事の現場に行けるんちゃう??

(はなはだ不謹慎な発想ですが、おバカな学生時代のことですのでご容赦下さい)

しかし相手は消防車でこちらは自転車ですから、必死にこいでもこいでも引き離されていきます。

それでもこのサイレンの数から判断すると、相当な規模。

あきらめずに食らいついていましたが、私の実家のある神戸は海と山に挟まれた傾斜の厳しい地域です。

足も限界が近い!

もう無理かと思うたびに、監督が「こげ臭い!これは近い!!」などと言うもんで、もう少しだけもう少しだけ、と人生で一番と胸を張れるぐらい自転車をこぎましたが、とうとう現場には到着できずに終わりました。

監督。何やってん、こげ臭いって。

そんな監督は慢性鼻炎持ちで、あまり鼻が利かないことを知ったのはそれからしばらくして。

それが関係あるのかないのか、彼は耳鼻科医として活躍中です。






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