月別アーカイブ: 2014年5月

どうでもいいことその9 紛らわしい日本語part2

以前に「いった」と「おこなった」が同じ「行った」で、「つらい」と「からい」が同じ「辛い」でややこしい、ということを書きました。

もう一つ、漢字関連のことでずっと不思議に思っていることがあります。

豆腐と納豆。

「型に納めて作る」のに豆腐。

「豆を腐らせて作る」のに納豆。

この二つ、どう考えても逆に思えてしょうがないのですが。

それから、娘と好。

「女の子」なのに娘。

「良い女だからこそすき」なはずなのに好。

この二つも逆としか思えない。

一体なぜこんなことになっているのか。

事情を知っている方、情報待ってます。

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予防接種その4 接種するタイミング・場所

そのうち、そのうち、と思っていると予防接種は遅れがちになるものです。

予防接種はとにかく後回しにしないことが肝心です。

スタンプラリーのように、何歳までにここまで終わらせたらOKというものではありません。

深刻な病気は容赦なく襲いかかってきますから、接種できる時にできるだけ早くどんどんと進めるのがよいでしょう。

昭和の時代には、「風邪をひいていたら接種は無理無理!」というのが日本での常識であり、風邪のせいで予防接種を受けられなかった子どもが、麻疹にかかって死亡するという本末転倒な痛ましいことも実際に起こっていました。

たくさんの予防接種を同時に行っても、使われる免疫は体全体の0.1%未満(つまり1000分の1未満)と言われます。

少々の咳や鼻水、軽い下痢程度であれば、予防接種にはほとんど問題がないと言ってもよいでしょう。

特に保育園児などは体調が万全になる時を待っていると、いつになるのやらですから、少し症状があっても接種する先生の判断でOKが出たらしっかり接種を進めていきましょう。

またどの病院で接種しても絶対に効果は変わりません。

「この病院で接種できるまで、何か月でも待つわ♥♥」というお母さんの熱意はちょっと横に置いておいて、枠が空いている病院を探して今すぐにでも接種することがとても大切です。

待っている数か月の間も病気は待ってくれませんから。

 

たくさんの人々の命を奪った天然痘という病気は予防接種の普及により、地球から排除されました。

たくさんの子ども達に小児麻痺をもたらしたポリオの予防接種を(当時は危険なワクチンと言われていた)ソ連から緊急輸入した、昭和の時代の時の厚生大臣の英断から始まった一連の対策で、現在日本でのポリオは根絶された状態です。(まだ地球から排除には至っていませんが)

これらはごく最近の話です。

毎年何百人もの子供たちを毒牙にかけてきた髄膜炎の予防接種が公費で接種できるようになったのは、さらにたった数年前の話です。

今の時代を生きる我々は予防接種の進歩のおかげで、実にたくさんの理不尽な死や病気から遠ざかっていることを、皆さんにもっと知って欲しいと願っています。

 

これだけ医学が進歩したとはいえ、まだまだどうしようもない病気がたくさん存在するこの世の中。

医者としての無力感を味わうことも決して少なくない毎日ですが、せめて予防接種で防げる病気で苦しむ子ども達が一人もいなくなりますように。

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予防接種その3 同時接種

予防接種を受けるに当たり、二つの選択肢があります。

地道に一つづつ単独接種でいくか、一気に同時接種でいくか。

では、それぞれのメリットを見ていくこととしましょう。

☆同時接種で進めていくメリット

(1)接種した日から全てのワクチンの反応が体の中でスタートする。

(2)予防接種のために病院を受診する回数が激減する。

(風邪などをもらう確率が大幅に減少する)

(3)子ども達の精神的な負担はトータルで考えると少なくなる。

(毎週予防接種のために病院に通うよりは、数分のうちに一気に済まして

しまう方が実は子どもにも優しい)

(4)子ども達は色々な病気で体調を崩し、接種ができなくなることがあり、できる

時にどんどんと進めることで深刻な病気の心配を減らすことができる。

(5)受診の回数自体が減るので、接種をし忘れる心配が減る。

☆単独接種で進めていくメリット

実は全くありません。

上記の同時接種のメリットの逆がそのままデメリットとなって降りかかります。

 

大規模な研究で、人種を問わずたくさんの予防接種を同時に行うことで効果が弱くなったり、熱や腫れなどの副反応がtotalとして増えたりすることはないことが実証されています。

 

欧米各国でも当然予防接種は同時接種でサクサクと行われています。

また、これらの国では予防接種を受けることは各自が享受できる「権利」であるだけでなく、親や医療者の「義務」であるという考え方も強く、見習うべき点と思います。

米国では、規定の予防接種を完了していない子どもは小学校に入学することもできません(例外的に宗教上の理由などでの接種拒否は認められているようです)。

麻疹や水痘は本当にまれな病気である、というのはうらやましい限りです。

 

単独接種は同時接種に比べて本人にメリットがないばかりか、限られた接種枠をいたずらに浪費して、他の子ども達の接種の機会を奪ってしまうという観点からも、特に重要な予防接種が目白押しな1歳未満での単独接種は当クリニックではお受けしておりません。

医学的なデータとは別に、「何となく怖いから。」という親御さんの気持ちは尊重しますが、その場合は他院での接種をお願いしています。

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