月別アーカイブ: 2015年4月

運営上のお知らせ ~ネット予約について~

ネットで順番が後ではあったものの、待っている間に状態が悪くなり直接受診の上、緊急で対応が必要になる子どもさんがいた場合、兄弟3人でネットでの順番を固まってではなくばらけて取った方がいらっしゃった場合、表示上の問題などなど非常に様々な要因で、「私は指示通りの時間に来て、20番で待合室にいるのに、ネットでは24番の診察中になっている。」という事態がよく起こります。

当然ですが、正当に到着された方が後回しになっていることはありませんのでご安心下さい。

また、直前の数人で入院などの段取りがあって予想以上の時間を要した場合などに、メール通りに来たのに院内での待ち時間が想定外に長くなってしまうことがあります。

しかし逆に万が一、わが子がけいれんやアナフィラキシーなど緊急事態になった時、取った順番が何十番後でも関係なく、最優先で対応が約束されているのが病院という場所であります。

子どもさんがしんどい中、お待たせする時間が長くなってしまうのは本当に心苦しく申し訳ないのですが、ネット予約がなければ、待合室で何時間も診察を待つような過酷な時代に逆戻りすることになってしまいますので、なにとぞ皆様のご理解をお願いいたします。

順番に関しては相当に手間をかけた厳密な手段で管理しているので、少なくとも不当に順番が前後することはまず皆無と自負はしておりますが、引き続きクリニックとしても努力を重ねて参ります。


子育てその21 ひとみ婆さん

長男は今春、小学校デビューを飾りました。

毎日ノリノリで登校。

幼稚園時代からの近所のお友達と同じクラスになるという幸運に恵まれたこともあり、スムースなスタートを切ることができました。

幼稚園の入園式では一人だけぎゃん泣きして写真に納まっていたのが嘘のようです。

お友達とは行きも帰りも一緒のようで時々帰りにうちにも上がっていくらしいのですが、長男ともども上の前歯2本が歯抜けなので、二人でにこっと笑うと破壊力満点で正直わろてまうのを必死でこらえるうちの奥さん。

志村けんのバカ殿シリーズに出てくる「ひとみ婆さん」を彷彿とさせます。


実家のことその9 親父とカメラ

今の時代は、デジカメや携帯写メが当たり前となり、失敗を気にせずパシャパシャ写真が撮れます。

フィルムも不要ですし、現像も必ずしもしなくてよいのもいいですね。

私もたくさん息子の写真を撮って、パソコンに保存してあります。

しかし、失敗が利くせいか、なかなか技術は上達せず、ブレブレの写真も多数です。

一方、私の父はいまだにこだわりの一眼レフ。

もちろんフィルムで、その場では出来栄えをチェックできず、やり直しも利かないですから、ハンターのようにしっかりと狙います。

一撃必殺です。

ぶれないように、いつもこれでもか、というぐらい脇をしめていかり肩になるのですが、それがおかしくて、妻などは今や父がカメラを覗いている様子を見るだけで爆笑する状態となってしまいました。

そんな父のおかげで、私はご存じのように男3人兄弟の末っ子なのに小さい頃からの写真が結構たくさんあります。

あの脇しめ・いかり肩ポーズでずっと撮り続けてきてくれたんだなあ、と思います。

写真はスキャンしてパソコンに保存しなおして、時々眺めています。

さあ、うちの次男の写真もたくさん残してやらねば。


どうでもいいことその13 耳を疑ったことpart5

クリニックの駐車場の端っこにいつもちょこんと置いてあるのが、私の愛車のアルファードです。

バックの時もモニターがあるとは言え、しっかり目視で後ろも確認しつつ慎重に操作いたします。

家族で出かけた時には、視界のすみに入る中部座席に鎮座したビリケンさんそっくりの次男(2歳半)。

成長ゆえか、バックの際にピーピーという音がしてもお風呂と勘違いして車の中で服を脱ぎ脱ぎすることはありませんが、まっすぐと前を見据えたまま「おーらいっ、おーらいっ」と威勢よく掛け声をかけるのが最近のはやりのようです。

妥協を許さないその真剣な眼差しに、誘導員としてのプロ意識を一瞬感じそうに

 

 

なるはずもなく、雑音に惑わされないように駐車スペースへとin。


院長 倒れる? その2 血液型検査

朝の出勤途中で交通事故に巻き込まれてしまいました。

出血多量で病院に運ばれ、薄れゆく意識の中で何とか声を絞り出して。

「私は医者です。血液型はA+です!輸血をお願いします!」

しかし、周りの医師は全く耳を貸そうともせずに淡々と血液検査をします。

すぐに正しい血液型の情報が検査室から届けられ、その情報を元に安全に迅速に輸血が開始されます。

(心配して下さった方、ありがとうございます。これは仮想の話であります。事故はなく、院長ピンピンしてます。)

 

最近はだいぶ少なくなりましたが、「血液型検査をしてくるように幼稚園、保育園から言われました。」と受診されるお母さんが時々いらっしゃいます。

当クリニックでは平成27年4月現在、880円の自費の検査で血液型検査を施行しています。

クリニックの収益にはなりますが、上記のように血液型検査は医学的な意味は全くありませんので、実際にはお話しをした上で施行することはあまりありません。

主な使用目的は血液型占いや相性占いであり、子ども達からすれば痛い思いをして血を取られるのはうれしくないかな、と小児科医的には思ったりしまして。

保育園や幼稚園への書類では、血液型のところは空欄や「不明」で提出して頂いて全く問題ありませんよ。

そう言えば息子二人の血液型知らないなあ。