医者という仕事その5 小児科医療 光と闇

小児医療に携わっていると、毎日の診療の中で子ども達から熱くたぎるようなエネルギーをたくさん与えてもらっています。

しかし新たに産声をあげる赤ちゃんは、1970年代に200万人を割り込んでからというもの減少の一途を辿り、現在は100万をわずかに越える程度となりました。

未来を担う新たな力の誕生が急速にしぼんでいっているのです。

それと並行して、近年ずいぶんニュースやドラマでも取り上げられるようになりましたが、日本における小児医療の取り巻く環境はどうもよろしくありません。

儲かるとか、採算を採るという概念とは程遠いこの科にやりがいと底知れぬ楽しさを覚えるようなある種の変わりダネドクターだけがひしめいているので、勤務医時代も開業してからも退屈することはありません。

とは言っても小児科医の端くれとして、10年後、20年後の小児医療はどうなっていくのだろうという不安がないと言ったら嘘になります。

以下のサイトでは、1999年に志半ばで倒れた小児科医師、中原利郎先生の思いがつづられています。

日本全体で色んなことを考えて、動き始めなければいけない時期にさしかかったのだと切に感じさせられます。

 

http://www5f.biglobe.ne.jp/~nakahara/yuigonjo.html

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